ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

高津駅構内にある岡本太郎の作品

2012年06月13日 01時00分54秒 | まち歩き

 私生活の中には公開したくない部分もあります。それを公開することになるので嫌な気分にもなりますが、私が普段利用している田園都市線高津駅には、岡本太郎の作品が飾られていますので、紹介しておきたいと考えました。

 これは高津駅の改札口と1番線とを結ぶ階段の途中に架けられています。 今年に入ってしばらくしてからお目見えしました。

 岡本太郎は、1911年に橘樹(たちばな)郡高津村で生まれました。現在は川崎市高津区の溝口や二子などとなっていますが、二子に、太郎の母、岡本かの子の実家があり、そこで生まれた訳です。長らく大貫病院がありましたが、現在は二子二丁目公園となっています。高津駅と二子新地駅の中間です。どちらかと言えば二子新地駅のほうが近いかもしれませんが、高津駅も二子四丁目にありますし、かつての高津村の中心は高津駅の近くですので(江戸時代から続く灰吹屋の本店も高津駅の近くにあります)、この駅に飾られるのが最も相応しいでしょう。

 岡本太郎は世界に名をとどろかせた前衛芸術家であるとともに、名文家でもあったと思われます。絵の下にある説明板にも、彼の文が書かれています。

 そして、彼は東京で育つものの、生涯にわたり(1996年に亡くなっています)、川崎市、そして高津区と浅からぬ縁を持ち続けました。二子神社にある岡本かの子文学碑、高津図書館(溝口緑地)にある岡本かの子歌碑などがその例です。なお、岡本太郎美術館は多摩区枡形の生田緑地の中にあります。


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