昔、中学生の時に「MBSヤングタウン」や「ABCヤングリクエスト」を聴くのに、ラジオをチューニングしていると、いろいろな聞き苦しい雑音が入って来ました。誰にでもお分かりなのは、「北京放送」だったと思います。
そういう日本の放送ではない、得体の知れない放送がいろいろありましたが、小学生時代に聞いたその中の1つが、平壌からの日本人向け放送でした。誰か(金日成だったのでしょう)の偉大な足跡のような内容の放送でした。
「北朝鮮は理想的な平等国家」だと、小学校の教師が、ホームルームで生徒に話していた時代です。😱「よど号ハイジャック事件」より前の事です。
その放送の最後には、必ず数字が流れました。オー(5)、サー(4)、サムシビル(31)というように。何かの暗号だと友人の親父さんが言っていました。そして、「こんな国が楽園のわけがない!この数字は暗号だよ」とも。
学校の先生よりも、いろんな経験をしている大人の方が、よほど物事を正しく理解していました。今の世の中で言えば、誰が発信しているのか分からないネットの情報などよりも、自分が経験から知ったことを信じろということ。いつの世の中も、情報の正しさを判断するのは難しいものです。
平壌からの放送、聞いたことのある人いませんか?これ都市伝説ではありませんよ。事実です。僕が子供の頃の話です。
1973年、発売と同時に買ったマックFFは、短波、中波、FMとスリーバンドが聴けたので、いろいろ楽しめました。