花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「Mother's Milk」 by RED HOT CHILI PEPPERS 1989

2006-03-30 22:15:42 | 音楽の話とか

もう10年ぐらい前、誰だったか黒人アーティストのインタビューで「最近の大半の白人のガキどもはFunkを発明したのはRed Hot Chili Peppersだとおもってやがるんだぜ!?」なんつう事を言っていた。ある日突然、あっと言う間に大ブレークして(その一方で、どうしてFish Boneは日本でしか受けなかったのか・・・)、最近もはや大御所なレッチリ。

そりゃあ個人的にはFishBoneの方が好きだけど、レッチリも十分大好きだった。この手の連中の中ではFishBoneの次ぐらいに大好きだった。いや、今でも新譜が出れば聴くけど微妙に過去形なのは・・・・そうそう、もうすぐまた新譜も出るらしいなあ。で・・・安定感とか完成度とか・・・やっぱ今の方が高いんだよね、きっと。「最近のレッチリが最高!!」って言う人が居てもそれはそれで判る気がする。しかし新譜が出て聴く度に、カッコイイなと思いつつもどこか寂しい気分になるのは・・・自分だけ?どうしても馬鹿で、はちゃめちゃで、ガキで、おちんちんなレッチリがいとおしいのだ・・・でつうわけで、初期~中初期(って言うのかな?)あたりが良い。アルバムで言うとクリントンのプロデュースしてた「Freaky Styley」とかも好きだけど、やんちゃながらもちょっと完成度が上がった頃、この「母乳」が一番好きです。

Funkをベースにしながらも粘りより切れで勝負ってところが白人さん的? だから多くのロックファンに受け入れられたのだろうなあ。エッジの効いたサウンドでシャープに迫ってくる。Fleaのベースはやっぱり良い。切れがあって抜けが良いが適度に太い。ギターも気持ちよいなあ。死んじゃったヒレル・スローバックには申し訳ないけど、このアルバムからジョン・フルシアンテがギターで参加していて、こん時は相当若かったけど達者度はヒレルさんよりずっと高い(ヒレルのギターも嫌いじゃない。このアルバムでもライブでのジミのカバー「Fire」で一曲だけヒレルのギターも聴けます)。いや、かなりのかなり達者さんです。アンソニーは馬鹿で良い。ドラムのチャドもここから参加。良いです。

曲の方は全篇勢いがあって良いです。FishBoneやら色々な曲のサンプリングも途中コラージュされる、オープニングの「Good Time Boys」からガンガン来てます。一番好きなのは結構泣きのメロでポップな「Knock Me Down」かな。でもルーズなグルーブにザクザク言ってるギターが気持ちよい「Sexy Mexican Maid」も相当良いです。「Higher Ground」も捨てがたいなあ・・・ああ、FishBoneの時になぜか書いたけど、何故か一曲だけFishがドラム叩いてる「Taste of The Pain」も良いです(ドラムはこの曲が一番好きな・・・おいらはやはりFishBoneファン・・・)。まあつまりもう全曲が良いわけですが。

と言うことで、まさに成長しまくってた頃の若いレッチリ、当時の勢いをひしひしと感じられる傑作ではなかろうかと、そう思うしだいです。えーと・・・・新譜多分買います・・・・


謙吾????

2006-03-30 21:07:54 | 格闘技見ちゃった話とか
あのパンクラスに居た謙吾?ドスカラスJrに負けた謙吾?K-1のラスベガス大会のトーナメントに出るらしいが・・・どうなのよ?

SINOBUって・・・花戸忍???MAX出るらしいが・・・試合は見たこと無いが強いらしい。でも・・・階級大分下じゃなかったか?

やっぱK-1って不思議だ。と独り言。

そうか今週末は武士道か。どうせ地上波放送まで見れない。近藤と今成とニンジャに頑張ってもらいたい。あ、相手は「・・・」だけど美野輪も頑張れ。いかに湧かすか?

今日は新横浜方面へ出張

2006-03-30 19:05:31 | 食い物の話とか
現在のBGMはPRINCEの新譜。まだ3曲目だけど、やっぱさすがですね。なかなかカッコよいです。

朝飯は宇都宮駅でサンドイッチ。関西弁の老人会風の団体でごった返す中、ホームで新幹線待ちながら食らう。

はずれが多かった新幹線改札入った所の売店のサンドイッチだが、この「パストラミビーフ&エッグサンド」は結構食えた。

用事を済ませ、昼飯は新横浜駅側の・・・店名忘れたが「なんちゃら水産」って所。入るや否やレジの横にイカが居る。


店内の雰囲気はこんな感じ。

暗くて良くわからんなあ・・・席の周りにいけすが張り巡らされ、魚が泳いでおりました。

で、美味そうだなと思った煮アナゴ丼をいただく。945円なり。


うーん、味は普通かなあ・・・不味くは無かった。温泉玉子の黄身と刻み海苔の風味の組み合わせが良かった。でもアナゴのインパクトが低かったのがちょっと期待はずれ。と、微妙な気分の中、会社へともどるのだった。

「THE POTATO 5・・・・

2006-03-28 22:14:16 | 音楽の話とか
FEATURING FLOYD LLOYD SEIVERIGHT MEET LAUREL AITKEN」 by POTATO 5 1987
アルバムタイトル長すぎ!!

うん、気持ちよい。いなたさが良い。実はよく知らんのですよね、この人たち。スカっつうのに興味があってジャケ買いしたのは発売当時だから・・・19年前。この人たち次のアルバムは変な打ち込みっぽいの取り入れたりしていまいちだったけど、このアルバムは非常に気持ち良いです。その後ちょろちょろ他の人たちのも聴くも、スカにはあまりはまらなかったけどこれは今聴いてもなんか良い。

イギリスの人たちらしい(ボーカルの二人はジャマイカの人らしい)。でも、スペシャルズとかマッドネスとかスカベースのカッコよさげなパンクさん達とは違って、なんかあくまでいなたく普通にスカをチャカチャカやってます。カッコ良いかカッコ悪いかで分けたらカッコ悪い部類に入る。緊張感のかけらも無い。演奏もなんかたるくって・・・でもそこがま気持ち良いしかわいい。ひじょーに癒されます。

好きなのはやっぱ「Mad about you」だなあ。かわいい。一曲目の「Tear Up」もほうけた挙句、突き抜けた様な明るさが気持ちよい。当時ロンドンではなんかその手のクラブで盛り上がったとかなんとか・・・でも個人的には小学校の校庭のジャングルジムの天辺に仰向けに横たわり、青空にちょっと雲の浮かんだ空に吸い込まれそうになりながら聴きたい音楽。みなさん是非一度ぼうっとふぬけて聴いてみませんか?