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日記(4.10)自治会総会 ・ 無一物

2016-04-10 16:41:39 | 日常
4月10日 (日曜日)  晴れ

当自治会の総会の日である。
東小学校のふれあいルームで行う。
桜もほぼ散った。

12時に役員が集合。資料・飲み物をセットする
事業報告・決算報告及び(案)も無事に説明も終えてホットひと息き!

今年で4期目の自治会長である。来年は変わってもらうと思っている。
色々な総会の連続で少し疲れた感じ。
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今日の記事には
禅には「本来無一物」という言葉がある。
事物は全て空であるから執着すべきものはない。と・・・・

茶道の精神にも通じる。
茶道家の山崎仙狭さんはトラック4台分の持ち物を処分し
広い一軒家から2LDKのマンションへ転居した。
月刊誌「日経おとなのOFF」に紹介されていた。

転機は東日本大震災だ。人の営みが一瞬にして奪われた。
「本来無一物」の意味を痛感したという。
「余計なものが周りにないほうが時を大切に過ごせる」
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必要最低限のものしか持たない人が増えているらしい。
ミニマリストと呼ばれる。

昨年の新語・流行語大賞の候補にもなった。
とりわけ若い世代に多い。
右肩下がりの経済しか知らずに育ったからか
「車? 家? 欲しくない」という声をよく聞く.
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経済成長を重視する立場から見れば社会の停滞だろう。
だが見方を変えれば成熟に向かっている気もする。
企業の景況感は悪化し、アベノミクスに陰りが見える。
消費拡大が社会を豊かにするという発想は行き詰まってはいないか
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ネット上でミニマリストのさきがけと言われているのは
随筆「方丈記」を書いた平安・鎌倉期の文人、鴨長明だ。
大地震や凶作を経験し、庵を結ぶ。
広さはかつて住んだ屋敷の100分の1ほど。
四方が1丈、約3メートルの部屋なので方丈と名付けた。

世の無常を主題にした作品は今も人の心を引きつける。

「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれ、
現在来日中のムヒカ・ウルグアイ前大統領
公邸に住まず質素に生活した。
国内外で共感が広がる。幸福は経済指標だけでは測れない。
時代や国境を超えた「方丈」の暮らしは教えてくれる。
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★右肩上がりの経済環境で育ってきた年代には考えられない”ミニマリスト”
 鴨長明もムヒカ・ウルグアイ前大統領も信じられないなあ~!
 無一物が少しわかったような気がしたのは大病で絶望気味のときである。
コメント
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