中さん

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日記(9.1)防災の日

2018-09-01 09:47:20 | 日常
9月1日  (土曜日)  雨

●コラム余録 に
「日本人はこの日をつねに不安とともに待つ…

 「日本人はこの日をつねに不安とともに待つ。
  この日は稲の収穫の良し悪しを決定づける日であり、
  しかも大きな台風が通過するときと一致するからだ」。
  仏詩人クローデルの「二百十日」の説明である。
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 ポール・クローデルと関東大震災
ポール・クローデル
カトリック詩人で劇作家、フランスの外交官。
日本へは駐日フランス大使として1921年11月から1927年2月まで滞在している。

なお、
 姉のカミーユ・クローデル
 ロダンの弟子で愛人でもあった

 ロダンに利用され捨てられ発狂した。
 カミーユは若いころから日本文化へ関心を寄せ、
 ポールも影響され、能、歌舞伎、狩野派の絵、京都の日 本庭園などを
 愛し在職中たびたび訪れた。
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▲外交官でもあり駐日大使をつとめた彼は、
 9月1日に起きた関東大震災の体験記で
 ちょうどこのころが二百十日と呼ばれることに触れている。
 実は震災のあった1923年の二百十日は翌2日だったが、
 台風は1日にやってきていた。


東京と横浜での彼の震災体験記はおりからの
 台風の強風によって火災が広がったさまを記している。

 この時、日本海側を北上した台風の通過に伴い、
 関東は風向きが南から北へと変わり、広い範囲の市街地が焼けて犠牲者を増やした。

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▲関東大震災から95年になる「防災の日」は猛烈な台風21号が列島をうかがう二百十日となった。
 大阪北部の直下型地震、
 広域西日本豪雨、
 災害級の酷暑、
 8月には24年ぶりに多発した台風……
 ただならぬ夏をくぐり抜けた9月である。
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▲「大津波、台風、火山の噴火、地震、大洪水などたえず
 何か大災害にさらされた日本は、
 地球上の他のどの地域より危険な国であり、
 つねに警戒を怠ることのできない国である」。


これもクローデルが先の体験記に書いた一節である。
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▲台風と梅雨前線による広域豪雨の被災地を酷暑が苦しめ、
 荒っぽくなる気象災害が重なり合う今日だ。
 震災の歴史と二百十日とが交差する防災の日、
 考えうる最悪の災害への備えに思いをめぐらす機会でもある。
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関東大震災の震源「HPなどから図を借用」

横浜に近い。

関東地震は、1923年9月1日に南関東を中心に発生した巨大地震であり、
関東大震災を引き起こしたことで知られる。
関東大地震とも呼称される。
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東京本郷の東京帝国大学地震教室で観測された本震の東西方向の波形。
大きな揺れのため針は振り切れてしまっている。
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★早速、防災バックを出してみたが、期限切れ品やもう古くなってしまった。
 中身で入れ替えをしなくては・・・・・。少しずつ始めた・・・。
コメント
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