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日記(9.13)コラム「摂取カロリー」

2018-09-13 08:59:44 | 日常
9月13日  (木曜日) 曇り    

カド番の栃ノ心も出血しながらも1敗を守った。

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工業団地の緑地帯に”猫じゃらし”エノコログサがはびこった。
いっぱいあるとそれなりに綺麗だ。


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コラムに”摂取カロリーの事”が

ある時、道元禅師は弟子に貪欲を戒めて言った。


「人々みな食分(じきぶん)あり、命分(みょうぶん)あり」

食分は人が一生に食べる物の総量、命分は寿命の長さ。
それらはあらかじめ決まっているから、より多く求めてもむだだという。
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▲ある僧があの世へ行くと閻魔大王が「こいつはまだ命分があるから帰せ」と言う。
 すると冥界の役人は
「命分はあるが、食分が尽きている」。
 大王は「ならばハスの葉を食べさせよ」。
 生き返った僧はハスの葉で余命をつないだ。

▲要は「衣食をむさぼるなかれ」だという。
 人の寿命を食べる総量で表すのは中国から来た発想らしい。
 ならば日々の食を減らすとその分長生きする計算だが……。

先日発表された国民健康・栄養調査の摂取カロリー調査を見てみよう。

▲世代別調査によれば、
 20代以上で1日の摂取カロリーの最も多いのは男女とも60代だった
 20年前の調査では60代は男女とも20~50代のどの年代より少なかった
 それが今では枯淡どころか、若い人よりも食欲の旺盛な60代となった。


 実はその60代も20年前に比べると摂取カロリーは減っている。
 50代以下はその減り方が大きく、
 20~40代は減少幅が1割前後に達しているのだ。
 背景として、健康志向によりカロリーを気にする人が増えたことが指摘されている。

▲むろん女性のやせすぎなど、非健康的な現象も見逃せない。
 ただ摂取カロリーの減少とこの間の平均寿命の延びは、
 食分=命分という昔の人の見方を思い出させる。
 教訓はやはり「むさぼるなかれ」だ。
コメント
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