中さん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
kumagaya001nakanaka002

日記(9.13)

2021-09-13 14:36:51 | 日常
9月13日(月曜日)晴れ
涼しい風が吹く朝だ。
ベランダに出て、いい匂いがする。
気が付かなかったが金木犀の花が咲いている。
匂いで知らせる金木犀だ。

そういえば、自転車で通る道筋でもあちらこちらから良い匂いがする。
~~~~~~~~~~~~~~~~
早くのうちに4列分のサク切りを行い・・・
数種の野菜種を蒔いておく。3日前に蒔いた大根種はもう芽を出した。・・早い。
今日はいっぱいナスの収穫。
きゅうりは順調に数本ずつ獲れるようになった。ゴーヤもまだ獲れる。
万願寺唐辛子を枝切して葉唐辛子と同じように作ってもらう。これもなかなか行ける。
市場の園芸店行って野菜苗の様子見・・
いいものが残ってなかったのでコメリ店にてブロッコリーとキャベツ苗購入。
種も数種類買っておく。
===============================
北海道新聞にあった・・テロと文学

動植物も死に絶え、灰が降り積もる荒野をさまよう父と子。
廃虚と化した世界で人々は食料を求めて殺し合う。
政府も法律もない終末を描いたコーマック・マッカーシーさんの小説「ザ・ロード」
2007年ピュリツァー賞を受賞した。
~~~~~~~~~~~~~
▼救いは、自らの飢えを我慢してでも他者を救おうとする幼い息子の姿だ。
 絶望の中で父親が理想と倫理を失わないのも、
 神のごとき息子の善があるからだろう.

▼米文学研究者の上岡伸雄さんは「米中枢同時テロを直接扱った作品ではないが、
事件とどう向き合い、どう乗り越えるかを示した」と評価する。
その理由は「自分」と「他者」の区別をなくした点にあるという

▼物語では名前も人種も宗教も明らかにされない。
善も悪も人類共通のものとして描かれる。
世界を破滅させた愚かさも父子が見せる希望も全人類のものということなのだろう。

▼上岡さんの「テロと文学」(集英社新書)は事件後の米文学を俯瞰する。
生と死をみつめ、現実と向き合い偏見の克服に挑む作家たち。
そこにはテロという暴力にも屈することのない文学の力がある.

「現在の世界が苦しんでいるのは共感がないからだ」
 パキスタン生まれの作家モーシン・ハミッドさんの言葉である。
2001年9月11日。世界が変わったのではない。
世界が変わっていたことに人々は気づいたのだ。

そのことを教えてくれたのもまた文学である。
==========================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする