中さん

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日記(3.12)

2023-03-12 17:29:24 | 日常
3月12日 (日曜日)  晴
2時間程、畑の土起こし。
とうの経ってきた野菜を引き抜き掘った溝に堆肥になるように敷いていく。
青梗菜や杓子菜・蕪類はみんな黄色い花が咲いてしまった。

今日は午前中で畑をやめて庭木の枝を切り始めたが
木が大きいので何枝か切っておしまい・・のこぎりでは腕が疲れる。
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神戸新聞 コラム正平調 11日
ふさわしくないと知りながら、そう書くしかないという感情がわく。
先日、福島第1原発の1~4号機の前に立った。
全ての時間が止まったような張りつめた緊張感の中で、
そこに根を下ろす巨大な建屋群は、神々しく見えた。
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◆分厚いコンクリートの壁の向こうにある高線量の核燃料(デブリ)は
 人間が軽々しく近づくのを許さない。
 総量は推計で約880トン。半減期が万年、億年にもなる放射性物質が混じる。
 神のみぞ知る長い時間だ。

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◆かたや人間は試行錯誤を繰り返して開発したロボットアームを伸ばし、
 やっと耳かき1杯分(1グラム)の取り出しから始める。
 「廃炉」の終了まで最長40年
 土地を再び使えるようになるには、
 さらに100~300年の歳月がいると考える専門家もいる。

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◆12年前のきょう、東日本大震災が起きた。
 津波は多くの命を奪い、原発事故を起こして古里を住めなくした。
 農家だった福島の男性が言った。
 「もう帰るのはあきらめたさ。年老いた両親がいたからな」。
 私たちは限りある「人間の時間」を生きている。

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◆忘れがたい震災短歌がある。
 〈卒園式に遺影を抱くその母はこゑふりしぼる呼ばれしときに〉上川原ツル子
◆神ならぬ人間の耳にも「はい」という声が聞こえてくる。
 奪われた時間の重さよ
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★コロナで思うようにならなかった3年間でも相当長いのに
 震災・津波・原発でふるさとを離れざろう得なかった時間は信じがたい長さであろうな!
コメント
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