中さん

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日記(3.13)

2023-03-13 10:00:24 | 日常
3月13日  (月曜日) おかしな空模様だ!  風も出てきた。

日本列島を寒冷前線が通過中で、雷を伴うような発達した雨雲が
西日本から東日本へと徐々に移ってきています。

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★WBCもオーストラリアに快勝していい感じだ。プールB では文句なし。

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新潟日報コラム 日報抄 に ジャガイモの事が・
19世紀の半ば、欧州でジャガイモの疫病が大流行した。
 とりわけ、多くの人がジャガイモを主食にしていたアイルランドは食料不足に陥り、
 100万人が命を落とす大惨事となった。世に言う「ジャガイモ飢饉」である
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▼疫病が流行した背景には単一の系統だけを栽培していたことがあった。
 植物学者の稲垣栄洋(ひでひろ)さんが著書で指摘している
 南米原産のジャガイモには多様な品種があったが、
 アイルランドでは収量の多い株を選抜して国中で栽培していた
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▼しかし、この系統には重大な欠点があった。
 胴枯(どうがれ)病という疫病に弱かったのだ。
 このため胴枯病がひとたび発生すると、国中のジャガイモが感染してしまった。
 稲垣さんは著書に
 「どんなに優秀であっても、個性がない集団はもろい」と書いている。
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▼この逸話は、自然界や生態系で多様性がいかに重要であるかを物語る。
 人間社会も同様かもしれない。
 一つの価値観の下で、皆が一斉に同じ方向を見ている社会はいかにも危うい
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▼多様な価値観をおおらかに受け入れる社会の方が住みやすいのではないか。
 新型ウイルス禍の到来で、そんなおおらかさが乏しくなったと指摘される。
 そろそろ心の柔軟性を取り戻したい
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▼今日からは屋内外を問わず、マスク着用が個人の判断になる。
 着用が不可欠な場はあり、感染リスクの大きい人もいる。
 配慮が必要なのは今後も変わらない。
  ●マスクを必要とするアンケートが出ていた。

 ただ、そうでない状況では周囲の人の判断を尊重したい。
 おおらかでしなやかな社会は、きっと強いだろうから。

★100年も前にジャガイモの歴史にこんなこともあったのか!と初めて知った。
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 メモ)
ジャガイモの凶作によるアイルランドの飢饉
 アイルランド農民が飢饉に襲われたのは
 1845年に始まるジャガイモの凶作が原因である。
 ジャガイモの疫病フィトフトラが大流行して1845年のジャガイモの収穫量が激減すると、
 翌1846年の作付面積は前年の1/3にまで縮小する事態となった。
 凶作によって食料不足が深刻だったために、
 翌年に作付けするための種イモまで食べてしまったためである。
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 さらに1847年には種イモ不足のため、通常の1/5の収穫しかなかった。
 そして1848年にはさらに途方もない凶作に見舞われる。
 作付けしたジャガイモのほとんどが実らなかったのである。
 その結果,食料は完全に底をつき、あちこちで餓死する人々が続出した。
 やがて、これ以上住めないとあきらめてアメリカ合衆国に渡る人々が港に殺到した。
 アイルランドの人口は大きく減少し、
 817万5124人(1841年)から655万2385人(1851年)となった。
 それ以前の人口増加率が続いたならば、1851年には約900万人になっていたと試算できることから、
 この飢饉では約250万人が失われたことになる。
 その内訳は、約150万人の病死者,約100万人の移民であった。
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コメント
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