まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡新聞「原発安全協定」社説

2007年08月05日 | その他
 8月3日静岡新聞社説は「浜岡原発安全協定再調印 事前了解盛り込む好機」を見出しに掲げ、「事前了解がの条項がないのはいかにも残念だ」を主張しています。中越沖地震で柏崎刈羽原発の大事故状況を考えると歓迎すべき社説です。

 一方で、8月26日には、中部電力・浜岡原発4号機のプルサーマル計画で、経済産業省資源エネルギー庁と原子力安全・保安院が初めての国主催のシンポジウムを御前崎市民会館(同市池新田)で開催されます。参加者募集をしています。

 柏崎刈羽原発の被災状況もわからないこの時期に、このようなプルサーマルのごり押し的なシンポジュウムの開催自体に異論もありますが、この際、柏崎刈羽原発と地震について徹底して討論してほしいものです。

 因みに新潟県と東京電力との安全協定には、事前了解条項だけでなく運転停止条項があることを認識されていると推察しますが、社説の中にもう一歩踏み込んで取り上げていただきたかったと思います。


(適切な措置の要求)
第14条 甲又は乙は、第10条の規定に基づく立入調査等の結果、特別の措置を講ずる必要があると認めたときは、国を通じ、丙に対し原子炉の運転停止を含む適切な措置を講ずることを求めるものとする。ただし、特に必要と認めたときは、直接丙にこれを求めることができるものとする。
なお、この措置要求にあたっては、甲及び乙は十分協議し、甲の名において行うものとする。