まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

サミット、すでに舞台はコペンハーゲンか

2008年07月08日 | ニュース・関心事
洞爺湖サミットの2日目、私自身は虹と緑の中国ブロックの「地方政治と国政」テーマに移動、報告会とほとんどニュースを見ることができず、この時間になって「先送りのサミット」「アフリカの食糧危機」特集企画。CO2の排出量はG8で40%、アフリカは2%、気候変動の影響を受けるのはアフリカ。

G8「2050年半減」合意に中国・インドはからは「80%から95%」宣言。 しかも中期目標は「25%から40%」に。議長国日本の06年度排出量は90年比の12,2%増。2012年度に6%すら危うい状況。その日本では、自然エネルギーこそが最大のCO2削減の切り札のはずが「切り札は原子力発電」という「嘘」がまかり通る温暖化対策。

10年前に270人もの超党派の国会議員を結集しながら、経済産業省、電力会社の抵抗に骨抜きのRPS法成立。世界一だった太陽光発電もドイツに抜かれるてしまう現実。「失われた10年」を総括して参院与野党逆転を活用し自然エネ法改正に迎えるのか。その中心は、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さん。

国政においてその「仕掛け」を作っていく作っていくことの面白さと東京都のように現場を抱える自治体に依拠して自然エネルギー基盤を制度設計の面白さ。この国政での展望と自治体の潜勢力の間を結ぶもの、それはが政党という機能だと思うのですが、虹と緑の500人リストが掲げた「地方から政治を変える」戦略。

その新たな展開はどう展望できるのか、しばらくの沈思黙考です。