まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

佐藤和良いわき市議会議員の東京での問題提起

2011年04月04日 | ニュース・関心事
原子力情報資料室「緊急 福島原発震災 現地からの報告」佐藤さんの講演会に参加。5日からのいわき市入りを前に首都圏での福島原発震災に対する受け止め方、今後の被災地支援の方向性を確認しておきたいと考えたからです。

佐藤さんは「福島原発を廃炉を運動してきましたが、今回の地震で放射能汚染を生み出してしまったことをお詫びします。ただ、廃炉でもう福島県の電力は使えなくなりました。今後は皆さんで自分の電力は考えて下さい。

この発言は、事実を単に述べたものか、東京都のみなさんが本来は自分たちの電気についてどうするか真剣に考えてください、ということで今まで福島原発を押しつけてきた首都圏住民を暗に批判した言葉なのか。

私自身が新潟県柏崎市出身で柏崎刈羽原発から生み出された電力は東京都の方々のためで新潟県に全く関係ないことを日ごろ実感していましたので、会場の方々はどう感じたのでしょうか、気になりました。質疑は活発でした。

参加者の中で、日本の方々の脱原発の運動が国際社会に対しての問題提起の姿勢を欠いていることに厳しい批判が在住外国人の方から出されました。私たちの自治体で起きていることの国際的位置の確認、確かに必要です。

佐藤さんは、原発震災から全国の方々に訴えたいことは1、福島原発10基の全部の廃炉、全国の原発の廃炉に向けて政府を包囲する全国運動、2、現地への放射能汚染調査団、二つを強く訴えました。測定の意義を感じます。