まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

やっと蓄電池の時代がはじまります。自然エネルギーと結べば原子力NO!

2011年04月14日 | ニュース・関心事
やっと蓄電池の時代がはじまりそうです。福島原発震災という大きな犠牲の上でのことですが、しかし、新しい時代に向かう方向が見えてきます。エネルギー分権化の時代でもあります。でも、ちょっと手が出ません。

※※
【東日本大震災】
家庭用蓄電池、相次ぎ前倒し投入 家電大手、夏の電力不足見据え
2011.4.14 22:09
 東芝やパナソニックなど家電大手が、家庭用蓄電池の販売前倒しに乗り出す。東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故により、今夏は首都圏を中心に電力不足が予想されることから、夜間などの余剰電力を蓄え、昼間の節電をはかる家庭の需要を取り込む考えだ。

 東芝は平成24年に予定していた家庭用蓄電池の発売を今年6月に繰り上げる方針。夏場に予想される電力不足を踏まえ「早めに対応する必要がある」と判断した。蓄電能力が1時間当たり1~5キロワットの3種類で持ち運びが可能。付属のコンセントに家電をつないで使用する。価格は1キロワットのもので40万~50万円程度を見込む。

 また、パナソニックも今年度中を目指していた家庭用蓄電池の発売を前倒しする検討に入った。子会社の三洋電機も家庭用蓄電システムの開発を進めており、同社では「震災以降、蓄電池について自治体などからの問い合わせが確実に増えている」と話す。

 このほか、大和ハウスやシャープなどが出資するエリーパワー(東京都品川区)は、業務用に昨年9月からリース販売している蓄電池(蓄電能力1時間当たり2キロワット)を、今年秋以降、家庭向けに販売する考えだ。1台100万円台後半を想定する。

 各社が開発中の蓄電池は、電気自動車にも利用される高容量のリチウムイオン電池を組み込み、太陽光発電や電力消費の少ない夜間などの余剰電力を蓄える。経済産業省では「蓄電池の需要は家庭用も含めて今後伸びる」(情報通信機器課)とみており、補助金など具体的な支援策も検討する方針だ。

若者「ふきのとう」からの4月24日「菜の花パレードはまおか」の記者会見

2011年04月14日 | ニュース・関心事
素晴らしい若者たちの記者会見。下記は協の14:00からの会見資料です。目標は1000名とのこと。

※※

報道関係者各位

4月24日(日「菜の花パレードはまおか」に関して


みなさん、こんちには。
いつもニュースを届けていただいて
ありがとうございます。

東北の震災をうけて
「なのはなパレードはまおか」を企画しました。

福島原発がとても大変な事になっています。
毎日、心を痛めている方も多い事と思います。
そんな中でも僕たちが住む静岡には
浜岡原発が、今もまだ動いているという現状に気がつきました


気になって中部電力さんに電話したり、ホームページで調べたら
原子力発電の量は2009年で14%でした。
なくても大丈夫なのに…

「こんな事になっていても、なぜまだ、今も動いているのだろ
う?」
と、外に声を上げました。
外への声は、しっかりと出さないと
誰にも伝わらないし
何も変わりません。
外への声の為に今回のパレードを企画しました。

そして、外への声を、内側に向けてみたら
「こんな事になっても、なぜまだ、節電しないの?」
「こんな事になっても、なぜまだ、太陽光発電を家に設置しな
いの?」
になりました。
外にも声を出すのも大事ですが
自分の出来る事から始めてみる事も大事です。

新しいエネルギーや生活について
市民レベルで話し合う場所をつくり
市民バンクを立ち上げ、自然エネルギーをデザインして行きま
す。

東北の震災をうけて
僕たちは今、色んな事を感じ
色んな活動を始めています。

外への声と
中への声と
両方を話し合う事。
口に出す事が
外に出す事が
大事だと思います。

子供でも
大人でも
みんなが参加しやすい様に
パレードというデザインにしました。

このパレードに参加した
すべての人の小さな一歩一歩が
この世界を変える事と信じています。
僕たちは無力ではありません。
微力はあります。
微力をいっぱい集めて
新たな社会を作っていけたらと
夢みています。

今日は本当にありがとうございます。



名称:菜の花パレードはまおか
~あなたの一歩が、社会をキラリ☆と変えていきます~
日時:2011年4月24日(日)13:30~
場所:静岡市葵区にある青葉公園B2
(イベント広場が使えればそちらに移行する可能性もある)
主催:ふきのとう
連絡先:054-209-5676
構成:13:30 青葉公園で挨拶、訴えを開始。
(30秒から1分で団体や個人に訴えていただく時間をとります。時間が短いので次々と入れ替わっていく形になります。訴えの時間は15分取ります)
構成:14:00 パレードを開始。
(先頭と後尾をふきのとうで務め、参加者はそれぞれの方法での訴えをしていきます。菜の花を持つ人もいれば、プラカードを持つ人、ゴミ拾いをする人など様々です)
   15:30 青葉公園に帰還。総括、次回への展望など
   15:45 解散

雨天時:延期。HPを立ち上げますので、HP上で発表となります。

パレードの骨子
 今回のパレードでは
  ◦被災地への支援
  ◦浜岡原発の停止
  ◦自然エネルギー
 の3つを柱として活動させていただきます。

なぜ菜の花か
 菜の花は、土壌中のセシウム137とストロンチウム90を吸収する能力が最も高い植物と言われているそうです。菜の花はカリウムやカルシウムを吸収して成長しますが、セシウム137 やストロンチウム90などと性質が似ているため、同様に吸収するのだと言われています。そのため、土壌中の放射性物質を除去することができるとのことです。実際に私たちが実験や実証をしたわけではありませんが、今回の福島原発の事故、静岡県にある浜岡原発を考えたとき、解決のための一つの象徴として菜の花を選ばせていただきました。

「福島ごみ「受け入れるな」 」はどのように受け止めたら?

2011年04月14日 | ニュース・関心事
下記の「福島ごみ「受け入れるな」 川崎市に市民ら苦情2千件超」ネットニュースに驚きです。農作物の出荷停止や摂取禁止措置がある中で、確かにごみに放射性汚染物質が含まれている可能性はあります。

しかし、避難指示地域のゴミがこうした搬送のゴミに入ることは考えられません。逆にいえば、避難指示区域の遺体捜索が始まったばかりでがれきの撤去どころではありませんが、処理をどうするかという問題になります。

放射能汚染の「風評被害」がクローズアップされていますが、「福島のごみを「受け入れるな」」は、原発震災区域で今なお被災しながら生きている人々と私たちがどのように向かい合うか、という姿勢を問われています。

「ゴミがどのようなものであるかは正確な情報開示」が求められますが、「受け入れるな」はちょと違うのではないでしょうか。

※※
福島ごみ「受け入れるな」 川崎市に市民ら苦情2千件超
 川崎市の阿部孝夫市長が福島県などの被災地を7、8両日に訪れた際、災害廃棄物処理の支援を表明し、川崎市民らから「放射能に汚染されたごみを受け入れるな」などの苦情が2千件以上寄せられていることが13日、市への取材で分かった。担当者は「汚染ごみは運べるはずがない」と説明、対応に追われている。

 川崎市は2007年の新潟県中越沖地震でも、柏崎市の粗大ごみを鉄道輸送で受け入れ、無償で焼却処理した実績がある。今回も阿部市長は福島、宮城、岩手の3県などに支援を申し出たものの、ごみの量が桁違いに多く単独で処理できないため「国主導で支援したい」(処理計画課)と、計画は白紙状態だ。

 ところが8日以降、同課への電話や市長へのメールで「絶対に福島からごみを受け入れるな」「(福島市出身の)市長の売名行為だ。リコールする」などの苦情が殺到。「川崎市民だけの問題ではない」と、埼玉や千葉県、米国からも反対意見が相次いでいるという。

 ネット掲示板「2ちゃんねる」やツイッターでも話題に上っており、「小さい子どもがいて不安」といった、女性からの訴えが大半を占めるようだ。担当者は「行政不信に陥っているようだが、これでは復興の妨げになる」と困惑している。

2011/04/13 20:12 【共同通信】

遂にストロンチウム90の検出報道

2011年04月14日 | ニュース・関心事
以下は、新潟大学の野中昌法教授のご意見で、紹介の抜粋で先生のご許可は得ていないのですが重要であると思い再度の紹介です。先日私のメルマガで紹介させていただきました。

※※ 野中先生のストロンチウム90に対する指摘

 ③ストロンチウム90はベータ線で、半減期は28年です。今回測定値が発表されませんが、必ず出ています。何故発表できないかというとマスコミ等で話題になっていますが、ベータ線は測定に時間がかかるからです。ストロンチウムは同じ2族のカルシウムと置換されやすいです。したがって、土壌中ではカルシウムがあると作物への吸収は抑制されます。また、土壌の中で 20~30%が水に溶けて、下層土壌への移行と作物への吸収がセシウム137と比べて1桁大きいです。

 人間の体内に入るとセシウムより危険です。なぜなら、カルシウムと同じ挙動を示すので、カルシウムと交換して骨に蓄積してベータ線を出し続けます。骨細胞を破壊してガンになり易くなります。畑作物の場合、土壌中に蓄積したセシウム137の吸収率は0.05%以下と考えられますが、イネの場合は湛水状態で0.1%~1.0%程度まで高くなるようです。ただし、先にも書きましたが土壌中のカリウムイオンと置換されて、カリウムがセシウム137の作物への吸収を阻害すると考えられます。有機物を投入した土壌でもセシウム137の吸収を抑制する作用があると思います。ストロンチウム90はセシウム137と比べて、作物への吸収量は一桁多くなるようです。この吸収も土壌中の有機物で抑制できる可能性は大きいです。

稲作の場合、土壌中の核種だけでなく、農業用水に含まれる核種も問題となります。活性炭・ゼオライト等である程度、除去可能かと思いますが、また、現在大気中から降下してくる核種は植物に付着させて、土壌中への蓄積を少なくすることが大切です。また、土壌を耕起しないことも大切です。セシウム137は土壌表層だけに蓄積していると思いますので、また、その際、人間が呼吸で内部被ばくします。チェルノブイリでは菜の花で植物除去を行っていますが、これも栽培する時と収獲で人間が内部被ばくするかも知れませんので反対です。チェルノブイリでもストロンチウム90が高濃度で蓄積しています。
  
  セシウム137とストロンチウム90が土壌に蓄積した場合、土壌の入れ替えしかないと思いますが、どの程度で入れ替えが必要か今後の課題です。また、森林土壌に上記2核種が蓄積した場合、きのこに濃縮蓄積されやすいのできのこ栽培ができなくなります。きのこは食べられないでしょう。更に、牧草地では地上部に蓄積させて刈り取り除去をすることしか手がないと思います。IAEAの飯舘村のデータはヨウ素131と聞いています。今後、土壌中のセシウム137と共にストロンチウム90にも関心を示してください。汚染土壌の分布は風向き、地形により異なります。飯舘村でも場所により汚染の程度が異なるはずです。きめ細かなモニタリングで安全である場所と汚染場所の詳細な情報を公開して飯舘村全域や福島県全域が汚染されているような情報を出すことは良くないと思います。 これから農作業が始まる時期になり、私たちにできることはなにか?中越地震の時、原発が火事なっただけで、柏崎の有機栽培農家は風評被害で2年間苦労したと話していました。私たち消費者も含めて皆さんで、真剣に考えましょう」