まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

牛久入管収容所の日系ペルー人からのSOS

2007年08月21日 | その他
ローマ字表示の手紙に「外国人無料検診会への受診申し込み」かなと10日間も放置、今日、封を開いたらアジアを考える静岡フォーラムへの相談。茨城県牛久入管収容所に拘束されている日系ペール人からのSOS.

中身が緊急性を伴うものかどうか、それだけでも確認しないといけないと、FASの世話人で検診会での通訳チームのジャンジーラ先生に連絡をとるもつかない。待っているだけでもしかたがないと、静岡市国際交流協会にかけ込む。

 たまたま、スペイン語をわかる常勤スタッフがいらっしゃり通訳サポート。ビザ切れで拘束されているが、保釈金の支援をしていただけないか、というもの。すぐには答えが出ず、世話人会メンバーに連絡。そして、代表の小川弁護士に相談。

 何らかの形での支援策を考えなければなりませんが、お金の問題はなかなかむずかしい、です。まずは、手紙の中身の正確な把握、そして彼を牛久に束縛される法律関係の調査、お金以外に牛久から釈放される方法はあるのか、です。しばらく、対応に追われるようです。

「地域のシゴト学校」で砂川肇さんと懇談

2007年08月21日 | その他
 20日を過ぎて、日記を書いています。今日は、ソーシャル・アントレプレナーを目指す「地域のシゴト学校」の講座で、砂川肇さんの2回目の教室です。1回目を休んでいたためにはじめての顔合わせでした。

 1回目の宿題が出ていて、その趣旨もよくわからず、ただ、暖快クラブでの砂川ー坂井対談を見ての「out-in-その先は」レポートの提出でした。評価は、A,B
の2段階ですが、それぞれにも+00がついて4段階くらでしょうか。

 講座の終わりに宿題の成績が返されました。自分はいくらなんでもAのはずと気負っていましたが、Bの格下、エー!。久しぶりのテスト結果を知らされた小学生気分。内心ドキドキでした。あの緊張、イヤー、いい気分?

 若い世代に混じって、しかも、政治家人間。いろいろ考えさせられます。人間の原点って何なんだろう。世代の差を越える対等感って何なんだろう。メンバーに26歳の市議会議員を目指す青年がいます。感激です。いい学校に入れました!

欽ちゃんの24時間マラソン

2007年08月19日 | その他
 感動、感動の言葉が過剰に飛び交った日本テレビの”24時間テレビ30愛は地球を救う「人生が変わる瞬間」”番組。欽ちゃんが70キロを走りました。番組の時間内に間に合わず「行列の出来る法律相談所」まで食込んでの生放送。

 作り上げられているマスメディアの感動番組とわかっていても、66歳の欽ちゃん、10ヶ月のトレーニングを積み重ねての走りには、確かに驚きと感動です。中間発表で3億6000万余の寄付金を集めてしまった「愛」。

 ただ、武道館に到達した瞬間の関係者のコメントはあまりにも「感動すぎて」か、また疲れすぎてか欽ちゃん自身からも、すごさは伝わってきませんでした。芸能界の大御所故か、何か醒めてしまうところがありました。

 マスメディアの「愛と感動」番組の難しさかも。続き番組での紳介さんの「欽ちゃんの走りがこんな形で成功してしまうと、来年は一体誰が走るんや」「疲れて眠ってしまったら、明日がもう来ないかもしれませんよ」にやっとリアル感。

コスモポリタンの世代

2007年08月18日 | その他
 アジアを考える静岡フォーラム主催の「エスニック料理を囲んでの国際交流」、12名程度のささやかな会でしたが1品持ちより料理のとても楽しい場となりました。日系ブラジル、フィリピン、バングラディッシュの3ヶ国4人の若者との交流となりました。

 それぞれに手製の料理、バングラのカレーが好評、私はつい4日前にみた料理番組レシピで作った中国風のナス、ピーマン、豚肉の油炒めをレタスで巻いて食べるという簡単なもの、日本風、韓国風、デザート、いろいろ並びました。

 1歳で日本に来て定時制高校に通っていた日系3世ブラジル人のSさんと、中学校から日本に来て現在大学生のフィリピン人のJさん、父親が日本人。2人の若者のアイデンティとは?。Sさん、Jさん、共に中学時代にいじめ、不登校の経験があります。

 Sさんは日本語が出来たけどいじめられた、Jさんは日本語が出来なかったことも理由だったが、異質なものへの受け入れられないことがいじめの原因ではないかと思う、Sさんも同調、誰でもがアウトサイダー化する環境にあるが、どうくぐり抜けて来たのか。

 Sさんは勿論、感情表現は日本語、Jさんはフィリピン人にはタガログ語、日本人には日本語。彼女たちはブラジル人なのか、フィリピン人なのか、日本人なのか。母国語とは、言語は単に手段なのか。生まれた時からコスモポリタンの彼女たち、どう生きる!

川田、田中議員は参議院会派問題でどう対応するのでしょうか

2007年08月17日 | その他
 昨日が中越沖地震から1ヶ月、各社の新聞を読もうと県庁の情報公開コーナーに行きましたが、すでに整理されていて昨日の夕刊紙かありませんでした。やむ得ず、柏崎刈羽原発をマスコミ各誌がどう取り上げているかは次の機会とします。

 毎日新聞によると、民主党は参議院での過半数122議席確保のために、112議員に加え、国民新党4議員と新党日本田中議員との統一会派を目指し、残りの無所属議員のうち5名への働きかけを強めているとのことです。

 川田議員は緑の党を目指す無所属議員、おそらく、無所属を貫くことになると思いますが、民主党との連携強化もマイナスではありません。自らの薬害エイズ問題の主戦場である厚生労働委員会入りするためにも、ここは思案のしどころです。

 参議院は9月中旬からとの予定ですが、この会派問題は初めての国会で自らのスタンスを示す試金石です。川田、田中議員がどのような対応をするのか大いに注目です。逆に無所属グループの結束でキャスティングボードも握れます。

 さあ、どちらに向かうのでしょうか。私の意見は無所属でのまとまりが出来るように動くのがまずは先決です。そして、それが、社民党や共産党よりも議員数において勝ることが条件です。

 

水泳にはまりそう

2007年08月16日 | その他
 猛暑続きで、水の中しかないと、久しぶりに市営プールにいきました。すいていていいですね。子供たちもいましたが熟年世代も結構いて、水の中で歩く人やただひたすら泳ぎ続ける人、いっぱいいます。といって、混んでいるわけでありません。

 プールに入るには帽子は必ずかぶり、ゴーグルは必須ではありませんがほとんどの人がしています。私もと、買いこんでプールの中に入りました。帽子が550円、ゴーグルが1550円、入館料が200円です。外の太陽があたらないので、やや、暗めな雰囲気。

 でも、まあ。この値段で泳げるならいいかもです。クロールはあまり得意でなく、平泳ぎでゆっくり泳ぎます。無理しないで時々休んで、25mプールを10往復、500mを泳ぎました。どれくらい泳げるか不安でしたが、結構、泳げるもんですね。

 というか、ゴーグルしていると泳ぎやすいです。昔は、こんなものは無かったのですが塩素消毒きつい中では、やはり必需品ですね。500m近くになると、自然に疲れもありますが、足をけった後の体が直線状態の時に何か、ス―ッとした開放感に教われます。

 マラソンでの悦状態にも似た感じです。何か、水泳にはまりそうな予感です。

ラニーニャ現象下での8・15

2007年08月15日 | その他
 とにかく暑い。毎日、毎日眠れない。きのうのあるTV局で、人間のラジエーターである手や足を冷やすことで体の温度を下げ眠りやすくする、と。試してみたが、どうにもならなくて、結局、タオルは頭に。ラニーニャ現象、とにかく暑い。

 今日は、あの敗戦から62年、様々な平和特集がマスコミにより企画されています。NHKで憲法9条を変えるべきか否か、熱弁が闘わされています。ふっと、教育テレビをみると「介護番組ー起き上がりの介助」、父母のことが気になりそっちへ。

 チャンネルを変えた自分をみて、ウッツ。これって、安部さん対小沢さんの「戦後レジームの転換」対「生活者政治」そのものだ。レジーム転換の中の生活と生活者政治の中のレジームとは、どこでどう切り結ばれるのか。

 硫黄島に残された遺骨を含め発掘されたものはまだ半分の120万、「レジームの転換」は実態がともないません。戦没者追悼式での安部首相の式辞も極めた簡素。少しでも、あの暑さを思い起こそうと猛暑の中、マラソン。ただただ、汗でした。

NHKスペシャル・東京裁判を観る

2007年08月14日 | その他
 猛暑続く毎日、気分転換にと石部海岸に水泳に行ってきました。あまりに久しぶりなので水泳パンツもどこに行ったやらで、マラソンのパンツで泳いでしまいました。客はほとんどいなくて寂しい夏の光景でしたが、楽しめました。
 
 夕方、映画『猿の惑星』のシリーズ4・5を観て、NHKスペシャル「東京裁判」を観ました。インドのパール判事を中心にしたドキュメントで、パール判事に同調したオランダのレーニング判事の二人の少数意見を軸にした内容でした。

 オランダ・ハーグにある国際刑事裁判所がこの東京裁判での「人道の罪」を基点にしている事実に、日本の侵略戦争の罪が持つ国際的意義を教えられました。東京裁判、戦勝国の勝手な裁判という主張への反論として十分に実証に値します。

『蝦夷地の征服 1590-1800 日本の領土拡張に見る生態学と文化』書評

2007年08月14日 | その他
 毎日新聞日曜日の書評コーナーでブレッド・ウオーカー著『蝦夷地の征服 1590-1800 日本の領土拡張に見る生態学と文化』(北海道大学出版会)が山内昌之さんによって取り上げられています。

 徳川幕藩体制、松前藩とアイヌについては、アジア侵略に向かった日本の歴史の中で沖縄と並んで注目すべき分野です。このアイヌがアメリカの西部開拓ーインディアンとの比較で論じられていることは周知のことです。

 この「蝦夷地を人種や文化の接触する「フロンティア領域」、とくに状況や歴史の背景が異なる民族グループの間で文化と政治の相互作用を作り上げた「中間地」として理解しようとする」ウオーカーの分析に刺激されるものがあります。

 アイヌの歴史を語る人々にとって、1669年のシャクシャイン反乱は民族独立抗争として美化しています。これを「日本人相手の交易用動物の捕獲をめぐるアイヌ首長領域間の争いが松前藩や幕府を巻き込んだ」とする分析に「なるほど」。

 書物が5460円とちょっと手が出ない価格ですが、読んでみたくなる書評です。

ザ・スクープ「731部隊の真実」鳥越俊太郎を観る

2007年08月13日 | その他
 朝日テレビ系の8月特集番組で「731部隊の真実」鳥越さんレポートを観ました。静岡県では森正孝(静岡大学講師)さんらが中心となって「侵略上映委員会」市民グループで映像を通じて、また賠償訴訟などで問題提起されてきました。

 基本的にはそのラインをマスメディアを通じて再度問題を深めるという内容です。敗戦濃厚の中で細菌兵器開発の人体実験、実践を繰り広げた731部隊の撤収と米ソによる実験結果争奪、そして東京裁判での免責過程がよくわかります。

 その免責によって、戦後の医学界に731部隊の人脈が生き残り、その人々によって薬害エイズ企業=ミドリ十字が作られてきたことが実証されています。その意味で医学界、製薬企業がその哲学において戦争を総括できていないことになります。

 戦前の人体実験と戦後の薬害放置は底流でつながっています。参議院選挙で当選した川田龍平さんらの歴史的意味が改めて浮上していることになります。川田さんはがそこをどう突破していくのか、期待したいと思います。