ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

環境省と京都御苑管理事務所主催の京都御苑の「冬の自然教室」。京都の中心地に生息する動植物を観察。

2024-01-28 | 自然

「もう梅の花咲き始めたね~」と、厳しい寒さが続く京都ですが、春の兆しが…


1月21日の日曜日「京都御苑」では、「冬の自然教室」が開催されました。
これは、「京都御苑」を管理する環境省と京都御苑管理事務所が主催する市民参加のイベントです。

事前に申し込みをした参加者は、朝9時に下立売御門に集合。
参加者50名を2つのグループに分かれ、それぞれ京都自然観察学習会メンバーの講師の方々の案内で、御苑内を巡ります。

たまたま募集を見つけたミモロは、さっそく申し込み、先着順の50名に入ることができました。参加費は100円です。

ミモロは、A班。この日、野鳥と昆虫は、河合先生、植物は上村先生がご担当くださいました。
 

「京都御苑」は、明治まで約140軒の公家屋敷が建ち並んだ町のような構造。明治天皇が東京に住まいを移されて、それに随行した公家たちも多く、御所の周囲は、住む人のない家などで荒廃してしまいます。それを憂いた明治天皇の勅命により、御所の保存とその周辺の維持されることに。荒れ放題の公家屋敷は取り壊され、その敷地にさまざまな樹木が植えられます。
昭和24年に「京都御苑」は、国民公園となり、現在、環境省が管理しています。
ちなみに、「京都御所」「京都仙洞御所」「京都迎賓館」は、宮内庁に属します。

宮内庁が管理する場所を覗いた「京都御苑」の面積は、約65ヘクタール。甲子園球場の約16個分に相当する広大な敷地を有します。

配布された資料によると、広い敷地の中には、確認されているだけで、植物は703種、きのこは423種、野鳥は123種、蝶やトンボ、セミを合わせると100種類を超え、その自然の豊かさがわかります。

「ここにいろんな動植物の暮らしがあるんだね~どんな子たちに出会えるのかな?」とミモロはワクワク。

尚、さまざまな動植物が見られる「京都御苑」では、それらの採集は禁止です。

さぁ、観察会の始まりです。


まずは、苑内の植物を観察…冬の今も緑の葉を茂らせているのは、樫の木、苑内で多い木のひとつです。

「葉っぱの表側は、ツヤツヤしていますが、裏側は、違いますね~」と植物を担当なさる上村先生。

「ホント、裏と表と違うんだ~あんまりよく見てなかった…」とミモロ。

また、多い樹木には、松があります。

「御苑で多いのは、アカマツです。葉が柔らかいんですよ~」と上村先生。
ツンツン…ミモロも松の葉を触ります。

「あの~アカマツってことは、松茸生えるんですか?」と質問するミモロ。
「う~今まで、松茸は、見たことがありませんね~」と、御苑管理事務所の方。
「そうなんだ~松茸狩りできないんだ~ガッガリ…あ!御苑で植物採取しちゃいけないから、あっても採っちゃダメだよね」と、そう、どんなキノコが生えていても、採取はできません。

次に見たのは、ロウバイです。すでに花を咲かせています。

「ロウバイは、冬の早い時期に花を咲かせます。いい香りがする花ですが、この時期、昆虫はいないので、受粉することができません。もともと、中国の花で、中国では、虫が受粉して木を増やしていきますが、日本では、増やすことができず、その木だけで成長するんです」と。
「梅は、梅の実付けて、それで増えていくよね~へぇ~増やす気ないんだ~」

いろいろな姿で、その土地に適応してゆく逞しい植物なのです。

ミモロたちが、植物の観察をしていると、「カ~」と声が…

枝にカラスが止まって、ミモロ達を見ています。

「京都には、ハシボソガラスとハシブトガラスの両方がいます」と、鳥類を担当なさる河合先生。

わかりやすいイラストで、説明してくださいました。
「え~2種類いるって、意識したことなかった~」とミモロ。

町中で、よくゴミを荒らすのが、ハシブトガラスで、高いところから狙いを付けて急降下し、ピョンピョンと跳ねるように歩くそう。一方、ハシボソガラスは、畑や草原で、足を左右動かして歩き、地面の虫などを見つけてたべるのだそう。

顔つきも、鳴き声も違うそう。「今度、もっとよく注意して、鳴き声聞こう~」とミモロ。

都会には、ハシブトガラスが多いのですが、京都は自然が豊かなこともあり、両方生息しているとのこと。

頂いた資料を見て、「へぇ、御苑にこんなにいろんな鳥がいるんだ~」と改めて驚くミモロでした。


さぁ、次は何を観察するのかな?

*「京都御苑自然教室」は、初心者向けの自然観察会として、年4回開催。開催日などは、「京都御苑」のホームページやポスター、ニュースなどで随時告知され、参加者の募集が行われます。

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京都の山里久多へ。雨上がりの山には、キノコがいろいろ。クマの爪痕が残る幹

2023-11-14 | 自然

「わ~これ、クマの爪痕なんだって~」と、皮が剥かれた杉の大木に驚くミモロ。


ここは、京都の左京区最北端の山里久多にある自性寺谷。


ミモロは、この日、山の自然観察と保全活動を行う「ビーバーの山の会」に参加。山に続く道の整備の活動と共に、この時期ならではのキノコ狩りを楽しみにやってきました。

「久しぶりの山…雨上がりで空気が冷たい~きっとキノコたくさんあるかも…天然のナメコをたくさん採って、夕食は、なめこ汁にするんだ~」と、張り切るミモロです。

メンバーのみなさんと一緒に山の奥へと進みます。

「チリーン、チリーン」ミモロが歩くたびにリュックに付けた鈴がなります。

事前に、「ミモロちゃん、クマ除けの鈴を持ってきてくださいね~」と言われ、よく響く鈴を選びました。

ついちょっと前まで、半そでで過ごせるほど暑かった京都ですが、ここ数日で急に秋が深まり、朝晩は寒さを感じるようになりました。そこで、ミモロも山の入るために、フード付きの厚めのパーカーを着こんで…。

「クマって、本当にこの山にもいるの?」と半信半疑なミモロ。でも、京都では東山などにもクマがいると言われます。
他のメンバーさんは、クマ除けスプレーも用意。「もしクマに出会ったら、落ち着いて、目を見つめながら、ゆっくり距離を取るようにしましょう」とアドバイスされました。

「ミモロ、クマによく間違えられるから、仲間って思われるかも…」とあくまで楽観的なミモロ。
でも…

「ほら、ここにクマの爪痕がありますよ」と指さす先には、くっきりと深く刻み込まれた爪痕。

幹についた傷の間隔から、大きなクマの手が想像されます。
「ここで、ネコみたいに爪とぎしたのかな?あ、低い位置にもついてるから、子クマもいたかも…」とその姿を思います。

京都でもクマに遭遇するケースも増えているそう。
「ミモロちゃん、あんまり離れたらだめですよ~一人で山を歩くのは危険。どこにクマがいるかわかりませんから」と。
「は~い」と返事はいいミモロです。

「あ、ここにキノコがある~」と、そばの倒木に近づきます。

「これ食べられるかな?」

山の奥に進みながら、ミモロは周囲をキョロキョロ。
雨上がりの山は、キノコがあちこちに…


「これ、ナメコ?」小さな茶色のキノコが集まって育っていて、その大きさは、ナメコのよう。

「キノコ入れる袋も持って来たよ~」というミモロ。

「ちょっと待ってください」と、キノコに詳しい「ビーバーの会」を主宰する栗原さんがポケットから取り出したのは、キノコ図鑑。

「毒キノコもたくさんありますから、よく確認しないとね!」と

ミモロがこの日、見つけたキノコは、ニガクリタケやスギヒラタケなど、すべて毒キノコでした。

「美味しそうだよ~焼いたら、きっと美味しいかも…」と。それもダメ

「え~そうなんだ~。このキノコ、誰が食べるのかな?クマも食べないの?」
この山には、ドングリなどの木の実もあるので、それを食べるのでは?

「どこかにナメコ生えてないかな?」と、倒木の間も見て回ります。


「ここにもある~でも、ナメコより軸が細い…」と、観察する眼差しも、初めより慎重になっています。


ミモロ、一人で奥に行っちゃダメよ。

「うん~」と言いながら、食べられるキノコを求めて、山を歩きまわります。

山で見つけたキノコは、毒性をもったものが多く、知識がない人は、要注意!絶対に詳しい人に確認してもらってから食べることが必須です。

「さぁ、そろそろ山道の整備を始めましょう」と栗原さんの声で、他のメンバーさんが、道具を出して、山道の整備に入ります。ミモロも急いで合流し、一緒に作業をすることに…。

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お待たせしました!「ミモロの京都暮らしカレンダー2024」登場です!


限定100部のカレンダー、「今年は、なかなか衣装に凝ってますね~!可愛い」とか。
「この頃のニュースって、なんか不安にするものばかり…ミモロちゃんの姿を見ると、ホッコリします」という方も。
ぜひ、ミモロの姿をおそばに…

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巣箱に鳥さん住んでるかな?京都の山里 久多での自然観察と環境保護のお勉強

2022-12-21 | 自然

「今年は、これが最後の自然観察だね~」と、ミモロは、京都、左京区最北端に位置する山里 久多の山に入りました。


毎月、ここで自然観察と環境保護活動をしてる「ビーバーの山の会」に参加して、この日も山へと向かいます。

この日は、もしかしたらキノコ生えてるかもしれない…との期待を持って山道を進みました。
でも、注意深く、倒木などの周囲を見ても、全然、キノコの姿がありません。

ほぼ諦めかけた時、メンバーの方が「あそこに生えてますよ」と声を。

さっそくキノコに詳しいこの会の代表の栗原さんが、食べられるキノコかどうか確認します。
「ヒラダケですね~食べられます。でも採りにくい場所に生えてますね~」と。
そう、足場の悪い場所で、手を伸ばしてもキノコまで届きません。
「ミモロちゃん、採れる?」ネコのミモロは、身軽なはず…「う~苔で滑って登れない…」

みんなの期待を背負いながらも、残念ながらキノコまで到達できないミモロ。「ネコなのに…ごめんね~二足歩行だし、爪が出てないから…」とションボリ。
「大丈夫、脚立で、採れそうだから…」と、身軽の方がキノコを採ってくれました。
「はい、採れたよ…」ミモロは、下でキノコを受け取る係になりました。

「これでキノコ汁作って、あとで頂きましょうね」と栗原さん。

この日は、自然観察の後、古い農家の建物で、環境保護に関するお勉強をすることになっています。「その時食べるんだ~」と、採れたてのキノコ汁を想像するミモロです。

「ここにもキノコありますよ~」とメンバーの方。

「どれどれ…」と栗原さんが調べます。「これは、チシオダケですね。ほら、茎を折ると、赤い汁がでるでしょ。だから血潮っていうんですよ」「食べられる?」とミモロの関心は、そこ…。「これは、ダメ!絶対食べちゃダメですよ!」


それから、みんなで、夏に作った巣箱へ。

「誰か住んでるといいなぁ~優良物件だから…」とミモロは、自分が作った巣箱を覗きます。
「こんにちは~誰かいますか?」


「応答がないよ~誰も住んでないみたい…」と上の屋根を開けて中を確認。

「う~誰も入った痕跡がありませんね~」と栗原さん。

巣箱の隅には、蜘蛛の巣が…「蜘蛛さんしか、ここに来てないのかな?でも、もう蜘蛛もいないみたい…。こんなに居心地いいのにね~」

と、また自分で入ってみるミモロです。

「きっと巣箱を設置した場所がよくなかったのかも…」ということで、お引越しをすることに…。
実は、他の巣箱にも、住民はいませんでした。

それらをすべて移転されることに…。


もっと山の奥の方に設置した方がいいのでは…ということで、みんなで急な山道を登ることに…

ヨイショ…「ミモロちゃん、大丈夫?」「うん、ロープ持ってるから大丈夫…」

メンバーの男性たちが、木の高いところに巣箱を設置してゆきます。


「今度こそ、誰か住んでくれるといいなぁ~冬は寒いから、ここに入っていれば温かいのに…」


そう、再び春に訪れた時、誰かがここで雛を育てているといいのに…


巣箱の移転を済ませてから、お弁当を食べて、山を下ります。


久多の山里から、大原に向かう国道沿いに、古い農家があって、そこによって環境に関するお勉強をするのです。

お勉強の前に、農家のお庭の草取りをしたり、ミモロは、なめこ汁を作る係に…
昆布でだしを取って、ヒラタケを入れたキノコ汁です。それとメンバーさんが持ってきたサツマイモを焼き芋に、また草餅もテーブルに並びます。


「お勉強の前に食べたい…」というミモロ。そう、美味しそうなものが目の前にあっては、お勉強も頭に入りません。

まずは、みんなで「いただきま~す!」

さて、環境に関するお勉強は、冬に備え、電力消費を抑え省エネで地球温暖化防止を目指すもの。
「冬の住まいの省エネのために、上手に暖房することが大切…」と栗原さん。

「あの~ミモロのおうち、マンションで、窓際すごく冷えるの…」と悩みを相談。「二重ガラスにすると、かなり効率が良くなるんです。内側にもう一枚、ガラス窓を付けるといいですね~。それがダメなら、厚いカーテンなどもある程度効果が期待できますよ」と。
2重のガラスになっている複層ガラスの窓もある程度、暖冷房の効果が…。でも、すでに建っているマンションでは、窓の変更は難しいもの。

「今年の冬は寒そう…でも、電気料金値上げしてるから、お家の暖房、工夫しないとね~」
電力の消費量を、いかに抑えるか、それが問題…。

「また、来年も、いろいろなことにチェレンジしましょうね~」


「は~い!」自然の中で過ごすことが大好きになっているミモロでした。


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「キャ~もうミモロカレンダー売り切れ間近だね~」と在庫を数えるミモロです。


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自然保全の観察のために、山に設置する巣箱。どんな動物が入ってくれるでしょうか?

2022-09-16 | 自然

京都左京区最北端の山里 久多の自然保全と観察活動をする「ビーバーの会」の活動で、ミモロは巣箱づくりを体験しました。

「みんなに見てもらえるように、チラシ作ってみました」とミモロ。
そこには、動物さんにアピールする言葉が…「すごい優良物件だと思うけど…」ファミリータイプで、子育て向きの物件です。

「ビーバーの会」のメンバーさんたちに助けてもらって、自分の巣箱が完成したミモロ。


余裕の表情で、他の人の作業を眺めたり…

抑えるのをお手伝いしたり…まだ、時間があったので、先ほどのチラシまで作りました。


約2時間で巣箱づくりの作業はすべて終了。お昼を食べてから、いよいよ山に巣箱を設置に出かけます。


今回作ったのは、全部で4つ。

それぞれにアルファベットを付けて、それぞれにどんな動物が入るかを観察するのです。

設置を始めようとしたとき、突然雨が…しばらく木の下で雨宿りをして、「少し小降りになったから、設置しましょう」と、雨に濡れるのも気にせず、作業を再開しました。

「ここの枝なんかどうでしょう?」と、広葉樹の幹に巣箱を麻縄で固定します。


山に入る人に簡単に触れられない少し高い場所を選びます。

山のいろいろな場所を歩いて、巣箱設置場所を決定。


ミモロが作った巣箱も、無事に設置。そばに、チラシを置くミモロ。

巣箱は、中に雨が入りにくいように少し入口を下向きに設置。
「このチラシ見たら、優良物件だって、動物さんわかってくれるかも…」とミモロ。う~文字が読める動物さんっているの??

*なお、チラシは、撮影後、撤去しました。あしからず…

「どんな動物が興味を示してくれるか楽しみですね~」「しばらく様子を見て、入居者がない時は、場所を移動しましょう…」

みんなで作って、設置した巣箱…「だれか入ってくれるといいね~」と願うミモロです。

この山には、どんな小動物が生息しているのか、よくわかりません。「リス、山ネズミ…野鳥…それともミツバチ…?」と、いろいろ想像。また、次回、山に来た時の楽しみ…


秋の訪れを感じさせる里の景色…まもなく稲刈りが行われる田んぼ…

赤とんぼが、たくさん飛んで、本格的な秋の訪れは、すぐそこに…。


京都では、自然環境の保護、保全活動も、さまざまな形で行われています。東京など他府県から参加できる活動も多く、それぞれ地域の観光事業者などでも募集をしています。
「観光などで楽しむ京都から、自分たちで守る京都へ・・・」

いろいろなボランティア活動に参加して、京都に単なる観光客ではない関わり方もおすすめです。


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京都の森林を守る活動。山里 久多の山の動物の巣箱づくり。「ビーバーの会」の皆さんと

2022-09-15 | 自然

「なかなか住みやすそうだよ~」と、ミモロは、ある日、巣箱づくりに挑戦しました。


毎月のように訪れている京都、左京区最北端の山里、久多。そこの山の自然保全と観察をする「ビーバーの会」の9月の活動です。

会員の方に教わりながら、巣箱を組み立てるのです。「これ作るんだって…」と見本を前に…。


材料は、杉板。それを6つの部分にカットし、釘やネジを使って組み立てるのです。

すでにカットされた木材…組立図を見ながら、作業をします。
「え~と、これは、巣箱の下の部分・・つまり床だね~」


6つの木片を組み立てて様子をチェック。正面になる木片には、丸い穴が開いています。
「ここが、入口でしょ…こういう感じになるんだよね~」


「あの~この入口の穴小さすぎませんか?ミモロ、入れないよ…」と頭とお腹の太めなミモロが穴を通るのは無理。
「小さい穴ですが、そこに住む動物自身が自分の暮らしやすいように、穴の大きさを削るんですよ」と「ビーバーの会」の代表の栗原さん。
「あ、自分好みにアレンジするんだ~」と納得。

「では、釘とネジで板をとめていきましょう」と、スクリュードライバーで小さな穴をあけて、そこに釘やネジを…。


側面をとめて、底の部分をはめ込みます。ミモロは抑える係です。


「できた~」と、ほとんどやっていただいたミモロですが…

屋根を付ける前に、「どんな具合が入ってみよう…」と中へ。

「クンクン、杉の香りがする…総杉造りで、いい感じ…。なんか落ち着く…」と。

ミモロ、いい加減、出てきなさい~
余りの居心地の良さに、中で寛いでいるミモロ。

覗くと、今にも眠りそう…。

さぁ、屋根を付ける作業をして、完成させましょう。

「こんな感じになるんだ~」と、屋根になる板をのせてみます。「お家らしくなったね~」


巣箱の中の様子が観察できるように、屋根の部分は、開閉式。蝶番を付けます。
 

「完成!」なかなか立派な巣箱ができました。


みんなの作業が終わったら、山の中に設置します。


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