ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都市消防局の市民講座「文化財防炎マイスター」講習、AEDの使い方など

2014-06-30 | 体験


お友達と京都市消防局主催の「文化財防炎マイスター」講習に参加してるミモロ。
文化財の多い京都には、必要な大切な学習です。丸1日の講習は、応急手当の方法、初期消火のやり方、消火活動の手助けのやり方などを、講義と実際の体験で学んでゆくもの。

午前中は、応急手当を学びました。心停止した人へ、救急車が到着するまでの間の応急手当です。まず、胸骨圧迫のやり方を人形を使い、実際の現場を想定した訓練を体験。続いて、AED
(自動体外式除細動器)の使い方を学びます。
 
AEDは、心臓の動きに異常が出ている人に、電気ショックを与え、心臓を停止させ、再び、正常な動きに整える医療機器です。

最近は、学校、銀行、郵便局、駅、交番、ホテルなど、人が多く集まる場所に設置されているAED.でも、あることはわかっていても、その使い方がわからないと、どうにもなりません。使い方さえわかっていれば、一般の人でも、使用できる医療機器です。

指導教官のお手本をよく見て、参加者は、二人1組で、実際にAEDに触れながら、その使い方を体で覚えてゆきます。
「次は、こうやるんだ~」参加者の近くで、何度もやり方を見学し、頭に入れるミモロです。

「AEDの音声ガイドのいう通りにやればいいんです。落ち着いてやれば、だれでもできますよ」と指導教官。「AEDって賢いんだね~」と、感心するミモロです。

では実際にやってみましょう。

前の訓練で、応急手当の胸骨圧迫をする人に頼まれてAEDを取りに行って、戻ったという設定で、次の訓練が始まります。ミモロは、AEDを取りに行った人の役です。

「AED持ってきました!」胸骨圧迫をしている人に大きな声ではっきり告げます。
  
「AEDの設置を開始します」そういうと、バッグを倒れている人のそばに置き、AEDの電源をいれます。

バッグの中に装備されている電極パッドを取り出して、倒れている人の胸に設置します。

「えーっとこっちが、右肩のところ、こっちは心臓の下のあたりに貼るんだよねー」
装着したら、ケーブルをAEDの本体に差し込みます。

ADEを設置している間も、胸骨圧迫を停止せず、続けるのが大切だそう。

設置が完了するとAEDから「倒れている人から離れてください」と音声ガイドが流れ、胸骨圧迫も一時中止。「心電図を解析しています」と。ここで、電気ショックが必要かどうか判断され、「電気ショックが必要です」とAEDに言われたら、充電されるのを待って、ボタンを押す用意をします。
「ショックボタンを押してください」とAEDに言われたら、倒れている人に、だれも触れていまいことを確認して、いよいよボタンを押します。
「押します!」と大きな声で言って、電気ショックのボタンをプッシュ。


それが終わったら、「ただちに胸骨圧迫を開始してください」と、またAEDから指示が。
「イチニ、イチニ…」ミモロは、全身の力を込めて、胸骨圧迫を続けます。
「はい、結構でーす」と教官の声で、作業を終了。

「これって、実際に一度でもAEDに触ったことがないと、結構むずかしいかも…だって、いくら音声ガイドがあっても、現場で慌てたら、わかんなくなっちゃうもの…。こういう訓練、AEDが設置されている場所の周辺の人は、受けた方がいいんじゃないのかな…知っている人が、いっしょに現場に行けば、作業もスムーズだと思うし…」とミモロ。

ホント、倒れている人のそばで、AEDを使うべきか、どうか一般の人が判断できるか、疑問が残ります。

AEDは、電気ショックで、一時的に心臓の動きを停止させる装置です。ですから、正常な人が触れると、反対に心臓が停止して、大変なことになるとか…。だから電気ショックのスイッチを入れる前に、だれも、体が触れてないか、十分確認しなくてはならいんだそう。

応急手当の訓練の後は、ランチタイム。そして、午後の講義へと進みます。

午後は、火災に関する講義と訓練の時間です。
「京都は昔から火災が多く、多くの貴重な文化財が失われました。その原因の一位は、なんと放火です」と教官。
心無い人による放火は、昭和23年から平成25年までになんと66件で、文化財火災の43.7%に及びます。

放火による火災を予防するために、家の周りに燃えやすいものを置かない、夜間の照明を点灯する、不審者が入らないように物置や空き家にも鍵をかける、車やバイクのボディーカバーは、燃えにくいものに。地域で夜回りなどをして、放火防止を取り組みましょう。と、パンフレットに…。

京都では神社やお寺の境内は、禁煙になっています。また花火なども禁止されています。

もちろん、有名な寺社仏閣では、スプリンクラーや屋根からの放水設備など、さまざまな防火対策が行われています。

強力な水圧のもので、直接古い文化財に水をかけると、建物自体が損傷してしまいます。
デリケートな建造物には、消防士さんたちにも、多くの知識が必要なのだとか。

「お寺って山の上や、急な階段の上にあったり、もし火災が起きたら、消火活動大変そう」とミモロ。


京都では、大きなお寺や神社では、そこの僧侶や神職の方々は、消火訓練を受けているのだそう。
「みなさんは、文化財のあるところに、行ったり、観光客を案内したりする機会も多いでしょうから、もし、火災現場に遭遇したら、消防士やそこの人たちの消火活動を助ける行動をお願いします。」と。

木造家屋の多い京都、昔から民家からの類焼による火災の拡大が、文化財に多大なダメージをもたらしてきました。。
「皆さんは、消火器の使い方知ってますか?」

「う~ん、使ったことないからわからない…」とミモロ。


「では、今から、実際に消火器や、消防ホースでの放水を体験してもらいます」と。ミモロたち参加者は、次の場所へと移動します。



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「文化財防炎マイスター」講習。京都市消防局主催の市民講座に参加

2014-06-29 | 体験

「ミモロちゃん、よくお寺や神社なんか文化財がたくさんあるとこに行っているから、ぜひこの講習受けてみたら…」とお友達に言われたミモロ。「なあに?それ…」
お友達が申し込んでくれたのは、京都市消防局が毎年行っている市民講座「文化財防炎マイスター講座」で、京都の文化財を火災から守ったり、災害などの発生時にできる範囲の活動がすみやかにできるようにする講習です。

「へぇーそういうのがあるんだー。さすが京都市…」というわけで、好奇心旺盛のミモロは、お友達と一緒に、6月23日に京都の南,竹田駅からタクシーに乗って、「京都市消防訓練センター、京都市消防学校」へと向かいました。

 
朝9時すぎに到着すると、消防職員の人たちが朝礼を終えたところ…。
「キビキビしててカッコいい…」と、その姿に見とれます。

ここは、京都市の消防職員を訓練するところ。さまざまな訓練を積んで、実際の現場で活躍する人材を育てます。

さて、ミモロが参加するのは、「文化財防炎マイスター」9時半から16時頃までの1日講習です。「あの~ネコのミモロです」「はい、申込みされてますよ(実際は、影の声の私がエントリーしています。もちろんミモロでは無理なので…)今日は頑張ってくださいね」
 入口で、さまざまな資料をいただき、教室へ。
今回の参加者は、40名ほど。消防学校の生徒さんが講義を受ける教室の講習から。
「へー火事になったら仏像ってこうやって持ち出すんだ…」
 
渡された資料を読んでゆくミモロ。そこには、文化財の構造や京都市内の主な文化財リスト、非常時の仏像の搬出のポイントなどが書かれ、なかなか興味深い内容。

いよいよ講義が始まりました。
午前中は、教室を移動して心停止した人の応急手当を学びます。
モデルの人形を使い、実際に一人ひとり応急手当を体験。まずは指導教官がお手本を…。
 
参加者は、次々に人形で体験します・・・
 

最後に、ミモロも特別にやらせてもらうことに…

まず、倒れた人のそばで、肩をたたきながら、声をかけて反応を確認。反応がない場合、近くの人に119番への通報とAEDを持ってくるように依頼します。「あなた119に通報してください」「あなたは、ADEを持ってきてください」と、大きな声で。
 
その時、胸とお腹を見て動きがあるか、ないかを確認。動きがない場合は、心停止と判断し、胸骨圧迫を行います。
「ギューギュー」
胸の真ん中を5センチ沈むくらい強く何度も押します。1分間に100回押すスピードで、30回連続して押し続けます。
「もっと強く…」「はい!」「そう、そのペースで数を数えながら…」「はい、イチ、ニ、サ…」ミモロの額に汗がにじみます。

次は、気道確保と人工呼吸です。
片手を額にあてて、もう一方の手で、顎先を持ち上げ、気道を確保。
そのまま1秒かけて倒れている人の胸が持ち上がる程度まで、息を2回吹き込みます。
 
人工呼吸をするのがためらわれる場合は、胸骨圧迫だけを続けます。
「イチ、ニー、サン・・・」真剣に作業を続けるミモロです。「はい、結構です」と教官の声。
「ふー胸骨圧迫って疲れる…」と実際にかなり力が必要…。でも、救急車が到着するまで、やり続けることが大切で、それにより、命が救われることが…。

救急車が、通報されてから現場に到着するまで、全国平均は、約7分。京都市は約6分だそう。そのわずかな時間が生死に大いに影響するのだとか…。一人で6分間、胸骨圧迫をするのは大変なので、まわりの人と代わる代わるするようにと…。

「実際にやってみないと、どのくらいの力で胸骨を押したらいいのかわかんなかった…。6分間って短いようだけど、結構長く感じると思うよ…でも、これで命が救われるなら、がんばらないと…」と、ミモロは、息を切らせながら・・・・

続いて、ADE(自動体外式除細動器)の使い方を学びます。がんばれ、ミモロ…


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この春一般公開された京都御苑「閑院宮邸跡(かいいんのみやていあと)」。

2014-06-28 | 歴史・史跡

京都の中心に位置する「京都御苑」の南西にある「閑院宮邸跡」。明治2年(1869)に東京遷都が行われるまで、多くの公家の建物が立ち並んでいた京都御苑。その中にあった公家のひとつ閑院宮家の邸宅だったところです。
 
明治天皇が、東京の皇居に移られて以来、それに従った多くの公家の京都の住まいは、空き家になり、中には、料理屋さんに貸し出されるものもあったとか。かつてあった公家町は、崩壊し、荒れ放題に。それに憂慮した明治天皇によって、明治10年に「御所保存・旧観維持を目的にした、京都御苑整備の原点ともいえる「大内保存事業」が始められます。

これにより、御苑内の荒廃した多くの建物が取り壊されて、整備されることに。
この「閑院宮邸跡」は、明治16年に、旧宮内省京都支庁として活用されたため、現在、京都御苑に残る唯一の当時をしのぶ遺構となっています。

宮内省京都支庁設置のため、急遽、さまざまな建物を作る必要性から、旧宮家の建物の一部や、部材などが利用されたので、現在、昔の姿を垣間見ることができるのです。

平成に始まったこの場所の調査、修復、整備が終わり、「京都御苑」の歴史などがわかる展示室とともに、今年春から一般公開されています。
「だれでも、すぐに入れるんだって…」と、ミモロもさっそく出かけることに。
「京都御所」「仙洞御所」など、京都御苑にある場所には、事前に拝観許可が必要ですが、ここは、事前許可がいらないので、御苑に来たら、寄りたい場所です。

車寄せから建物の中へ。建物は、約880平米の規模。「広いおうち…」とミモロ。
 
建物は、中庭をぐるりと囲む「ロの字」に配置されています。

 
「あ、ハートの形…」天井の梁の部分に…旧宮家の当時の建物らしい部分が…。

「そこのお部屋は、床もみじが楽しめますよ、今は、緑色がキレイです」と、館内の職員さん。
 
磨かれた床に、庭の木々の緑が映り込み、そこに立つミモロの体も緑色に…

今回、建物の保存修理には、建築技術を伝承するために、壁、瓦屋根などに、その当時と同じ技術で行われたそう。
 
「華美な装飾がなくて、丹精な美しい建物だよねー」とミモロ。柱も細く感じられ、桂離宮などの建物にも通じるような、美しさを覚えます。

 「やっぱり広いおうちだね~」と廊下を歩きながら・・・当たり前です。閑院宮家のお住まいだったんだから…。
閑院宮家は、宝栄7年(1710)、東山天皇の第8皇子であった直仁親王が創立なさった宮家。その後、東山天皇の系譜が途絶え、伏見宮家の皇子が継承され、明治10年に東京に移住。昭和63年に、宮家は後継者が途絶え、絶家となりました。

「ここ月見台かな?」庭に突き出たようなウッドデッキ。
  
世が世なれば、ミモロが、こんなリラックスしていられる場所ではありません。
「気持ちいいねぇ~」
「ここで、お月様見ながら、お月見団子食べたら最高だね~」と。周囲の木々の間から、吹き抜ける風もさわやかです。発掘調査などにより、昔の庭園の様子もしだいにわかってきたそう。

さて、館内には、「京都御苑」の歴史を物語る展示物も見学できます。

 
「菊のご紋デザインのお急須?」当時の方々がお使いになっていただろう食器や小物などが、発掘され、展示されています。
 

建物だけでなく、お庭も歩くことができます。
 
 
池を含む庭園も、当時の面影を残すもの、試掘調査で18世紀中ごろに作庭されたことがわかったそうです。
「この線なんだろ…」芝生の上に白いラインが…。
 
このラインは、当時の建物の間取りを示すもの。「ここがお玄関で、こっちは寝室かな…」
昔の建物の構造や規模がわかる貴重な遺構です。

広いお庭の中の小道をお散歩。

「あ、池に大きな鳥…」「あの子も遊びに来たんだ~」

京都御苑の散策の折にぜひ…
「こういうお家が、昔は、たくさん建ってたんだ…」
江戸時代の公家町ってどんなだったのでしょう…。いろいろな想像が膨らむミモロでした。

*「閑院宮邸跡」京都御苑南西角。入場無料。9:00~16:00 交通:地下鉄烏丸線丸太町駅下車徒歩6分ほど

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琵琶湖畔の今津の浜で、川魚つかみ取り・・・大きなハヤが飛び跳ねる浜

2014-06-27 | 体験

滋賀県の北西に位置する今津。ミモロは、その町歩きの後、再び琵琶湖畔にやってきました。

湖畔には、川が湖に流れ込む河口が…。ミモロは、そこに立ち止まって、何やらじっと水面を見つめています。
「わーお魚がいっぱいいるよ~」と。
河口には、川魚が群れを作って泳いでいます。そして時々ピシャっと跳ねて、中には岸に上がる魚も…。
「捕まえられるかも…」と、ネコの本能がムクムクと…。でも、とてもミモロの動きでは、魚を捕まえられません。ションボリとしているミモロ…

そんなミモロのそばで、河口で石を動かしている人が・・・「何してるんですか?」とミモロは、近づいて尋ねます。

ご近所に住むという浅田久義さんは、地域の環境美化ボランティアをなさっているそう。
「川をまっすぐ流れるように石を動かすんです。そうしないと、ゴミが溜まってしまうんで…」と。
「お魚たくさんいるんですね~。ミモロ、捕まえたいんだけど、なかなかつかまんないの~」と、悩みを打ち明けます。すると「それなら、捕まえやすいところに魚を入れてあげるますよ…」と、持参したボックスの中から網を出して、川に向かって投げ入れました。
 
実は、この日、近所の子供たちが自然観察をしていて、その子たちに魚を見せようと、網を用意していたのだそう。
「お魚捕まえられるかな?」と、そばでミモロは、見つめます。
錘のついた投網を、1度川に投げて、引き上げると、網の中には、魚がいっぱい。
「わーすごい~」と大興奮のミモロ。川の浅瀬の流れを石で囲って、ミモロのために小さな池を作ってくれました。「はい、ここで好きなだけ捕まえてください…」と、網の中から魚を放流。
 「わーい…」ミモロは、魚に飛びかかります。「キャー捕まえた!」 ここならミモロでも手づかみで魚がキャッチできました。「わーうれしい…あの、これなんていう魚ですか?」
「これはハヤという魚。塩焼きや煮つけにするとおいしいですよ…」と浅田さん。「あ、この魚の煮つけ、さっきお店で売ってた…このお魚もらってもいいですか?」「どうぞ…みんな持ってってください…」ミモロは、鞄に入れていたビニール袋に、次々に魚を入れました。

「あの~鮎はいないんですか?」と、ずうずうしく聞くミモロ。「いますよ…小さいけど…捕まえてあげましょう…」と、先ほどの網より、目の細かい網を、今度は湖に向かって投げ入れます。
 
「はい、捕れましたよ…」10センチほどの小さな鮎。よく見ると、体の一部の皮が向けて、赤い肉が見えています。まるで何かに食べられたよう…「網で傷ついちゃったのかな…」と心配そうにしていると、「これは、冷水病にかかってるんです」と。

冷水病とは、低水温期の稚魚に発生する病気で、サケやマス、アユなどに全国的に感染している病気で、その原因は、不明だそう。琵琶湖の鮎も感染しているよう…。
「かわいそう…痛そうだよね~」とミモロ。感染した魚の死亡率は高い、川魚にとっては危険な病気です。滋賀県では、この冷水病対策にのりだしているそう。「あの~これ食べられないんですか…」と恐る恐る聞くと、「人には、害はありません。ただ見てくれが悪いので、フライなど衣をつけた料理にするといいですよ」と。



ミモロの魚捕りの様子を近くで見ていた大阪からいらしたご家族…。

「なんか面白そうですね…」と。「はい、たくさんお魚もらっちゃいました。おうちに帰ってお料理して食べるんだ~」とミモロ。

そのご家族も魚のキャッチを体験したよう…「いろいろありがとうございました…」と、浅田さんにお礼を言って、河口から離れるミモロでした。


捕まえたハヤは、近くのスーパーで氷をもらい、小さなダンボール箱で作った簡易クーラーボックスの中へ。家に戻り、塩焼きにしていただきました。「晩御飯のおかず、もらっちゃった~」と大喜びのミモロ。
「脂ものっていて、美味しいねー」と、軽い味の魚でした。



「琵琶湖は、恵みの湖…いろんなお魚が住んでるんだもの」と、ますます琵琶湖が好きになるミモロでした。





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建築家 ヴォーリズも愛した町、今津。川魚料理の専門店「西友(にしとも)」の美味しい琵琶湖の魚たち

2014-06-26 | 旅行

京都から、週末を利用して、お友達と琵琶湖の旅を楽しんでいるミモロ。「京都から、近いのに、あんまり来たことなかったよね~」と。琵琶湖畔の町は、古くから、北陸や日本海側から京都へと物資を運搬する街道の町として発達してきたところです。

「竹生島」への船が出る今津港。ミモロは、その今津の町を散策することに…。
 
町の通りには、今も、趣ある古い町家が並んでいます。
「京都と違って、間口が広い気がする…」 昔から、大きな荷を背負った人たちが、京都を目指し、歩いた街道。今も、古い宿場町の面影を残しています。

そんな通りで目立つのが、洋館。明治・大正期に、琵琶湖畔の町をはじめ、全国各地で、約1600件以上のさまざまな建築物を設計したアメリカの建築家 ウイリアム・メレル・ヴォーリズの建物が、ここ今津にも残っています。
 
 
「ヴォーリズさんの建物、前に近江八幡でもたくさん見たよね~」とミモロ。独特の和洋折衷様式の建物は、多くの人を魅了し、また日本の建築にも影響を与えました。

湖畔から若桜街道へと続くヴォーリズの建物が多く見られる「ヴォーリズ通」を進むミモロ。「クンクン…なんかいい匂いがする~」と鼻をピクピク。「ここじゃない?いい匂いの元…」と、足を止めたのが、「川魚の西友」というお店です。

お店には、琵琶湖でとれた魚がいろいろ。ネコとして、通り過ぎるわけにはゆきません。
  
イサザ、カマカツ、ハヤなど、ミモロが聞いたことのない魚がいろいろ。「琵琶湖っていろんな種類のお魚がいるんだね~」と。東京生まれのネコにとって、アジやイワシなど海の魚はよく知っているものの、川の魚は、あまり馴染みがありません。

「いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくださったのは、この店の女将阪田登志子さん。
「こんにちは~ちょっと見せてくださ~い」とミモロがご挨拶すると、「もしかして、ミモロちゃん・・・?前にテレビ出てたでしょ!見たことありますよ」と。「え~ミモロのこと知ってるの!うれしい・・・」とミモロの目が輝きます。

この「川魚の西友」は、今津に本店を持つ川魚料理の専門店。現在のご店主は2代目で、今津の町には、食事処など3店舗が、また京都や大阪の百貨店にも、商品の販売店を展開しています。

長いお付き合いのある琵琶湖の漁師さんから届く新鮮な魚を、ここでは、お造り、煮物や揚げ物、焼き魚、佃煮などに調理して、すぐに食べられる状態に…。
 
「わーいい匂い…たまらない…」と鼻をいっそうピクピク。醤油だれの香ばしい匂いが、店中にあふれ、ミモロは、今にも涎が落ちそう…。

「あ、ウナギもある~うな丼食べたいなぁ~最近、あまり食べてない…」ごめん・・・値段が高くて手がでませんでした。
「駅前のそばの本店で食べられますよー」と。「行きたい!」と目を大きく見開いてアピールするミモロでした。
(この後、本店にうなぎを食べに行ったのですが、店内にはたくさんの人が待っていて、お腹がすきすぎたミモロは、諦めることに…。「きっと大勢の人が待っているから、美味しんだよね」と後ろ髪をひかれる思いで店を出ることに…。次の機会を楽しみに…)

「いろんな川魚料理がある~どれも美味しそう…」お店に並ぶ品々をひとつひとつ見てゆくミモロ。
   

「よかったらお味見してみますか?」と阪田さんに言われたミモロ。「はい、もちろんいただきまーす」
作り立ての佃煮。
「これは、琵琶湖の小魚で作った佃煮…いろんなお魚の稚魚が入ってるんですよ…」手にのせてもらってお味見を…。
「甘辛い感じで美味しい・・・う~ご飯が欲しくなっちゃう~」と。

お店の品は、お土産や贈答品として、包装されたものの。
   

「後でおやつにするの~」と、ミモロは、小鮎の揚げ物を購入。「車の中で食べるんだもんね~」と。
ぜひ、琵琶湖の味をご自宅で…インターネットでも、商品を購入できます。

「琵琶湖って、美味しそうなお魚の宝庫なんだ~」と、湖をながめながら、舌なめずりをするミモロ。でも、簡単にお魚はとれないのでは?

*「川魚の西友」の詳しい情報はホームページで




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