3か月ぶりの診察である。
何事もなかったらいいのだが、あるのは相も変わらずの心拍異常。
ときおり発症する心拍以上に服用するワソラン錠。
数日連続することもあるし、ときおりという場合もある。
一昨日も発症したから直ちに服用。
その晩はすぐに眠れることなく、どきどき感が邪魔をして深い眠りにつけない。
それでも3時間ほど経ったころに効き目が表れてぐっすり眠る。
その一日もあったが、その日を迎えるまでの4週間は何事もなかった。
すっかり思い込んでいた不良心拍。
このままいってくれたら嬉しいな、と思ったその晩、突然に発症した。
忘れているのが一番の薬になるのだろうか・・。
気になる症状はもう一つある。
右足はそれほどでもないが左足は顕著な状態の足の浮腫み。
昨日、今日も浮腫みも心配のタネ。
今日は早めに着いて落ち着きたい。
と、いうよりも日差しを避けたい猛暑、である。
その猛暑を避けているのか院内ロビーはスッカラカンとまではいかないが意外と閑散な状態。
総合受付を済ませた次の採血もまた少ない。
ピークが落ち着いた時間帯だろう。
この日は久しぶりというか、前回に主治医が替わった関係であろうか、レントゲン撮影が入っていた。
衣服を脱いで上半身は裸。
もしかと思って尋ねた背中に貼っているシート。
湿布シートはレントゲン撮影に陰が写ります・・ということで直ちに取り払って、大きく息を吸ってー、ハイ、そこで止めて、シャッタ切りの撮影だった。
次は、いつもと同じ心電図検査。
ここでは、ハイ、息を吸ってー、吐いてー、吐いてー、ハイ、止めての撮影、いやそうじゃなく心電図検査は10秒間の息止め。
たんまにそういう指示のある検査。
何をしているのか知らないが、この後は割り合い長い時間に亘る計測。
ふっと我に返って、目が覚める。
ほんの数秒間は睡眠状態に陥る。
検査が終わって予定の診察時間は午後11時半。
一向に呼び出される気配すらない待ち行列。
3診どころか2診も1診もみないっぱい。
こりゃ遅くなると思われる当日診察の患者数だ。
本を読んで、眠りに入る。
場所を替えてまた読む淡交社から刊行された全十五巻シリーズ『日本の旅人』の復刻版本にまたまた眠り。
なかなか頁が進んでくれない文字だらけの本。
頭にすうっと入ってくれない専門外の本も閉じたてから十数分。
呼び出しがあったのは正午の12時半だった。
足の浮腫みに身体も重たい。
じわっと汗も感じる夏場の診察が息苦しいが、医師の顔を見るなりさぁっと引いていく。
医師は3か月前に診察してくださった5月7日が初診のK循環器内科医師。
動悸はどうでしょうかと、声をかけた問診。
あれから3か月間にワソラン錠を服用していたことを伝える。
一昨日は1か月ぶりの服用だったワソラン錠。
夜食後に測った心拍数はいつもと違って66拍。
普段なら45拍から48拍辺りを前後。
しばらく遠ざかっていた心拍異常にすぐさま服用するワソラン錠。
落ち着きを取り戻したのは就寝後である。
これまた普段の状態ならすぅっと寝入るが、どきどき動悸でなかなか寝付かれなかったが、服用3時間後には効き目がわかる。
この1か月間はまったくの異常もなかったが、それ以前の2か月間はときどき発症していた。
その間に服用したワソラン錠は27錠。
服用するたびに落ち着きを取り戻す。
自身で服用をコントロールするワソラン錠の服用をしてきた、と毎日を記録していた『わたしの生活習慣手帳』のデータを提示した。
田中さんはそれができる。
この状態で維持できるならペースメーカーの装着は無用。
ワソラン錠でセルフコントロールができる人なら・・と、いってくれた診察に思わず、助かった、であるが、一点の曇りがある。
それは血液検査の結果に出ていた。
前回検査のヘモグロビン値結果は13.2。
前々回が14.4。
前々々回が10.8、と順調だったヘモグロビン値が・・・。
今回は9.9に落ちていた。
身体が重たい、歩くときに腰が重たい。
距離が長ければ長いほどにしんどい重さを感じていたのはこれだった。
血液が足らない数値結果に、えっ、である。
内痔出血はときおりあるものの、たいした量ではなかったから安心していたが、実際の身体はそうではなかったのだ。
即決された診察判断は、フェロ・グラデュメット服用の復活である。
毎日の朝、夜に1錠ずつ服用して血液を満たす。
2桁台に戻るには、また数カ月も要するだろう。
便の出具合を心配される医師はがいう軟便薬。
これがなければ快便にならない。
尤もときおり不快便状態もある。
そのときに発症する足の浮腫み。
便も尿も排出がままならないときに現れる足の浮腫みを診てもらったら、それくらいであれば問題ない程度、と云われてほっとするが・・、見ていて気持ちのいいものではない。
足の骨筋があってこそ本来の姿。
筋が見えなければ弱い浮腫み。
稀な発症であれば問題なしと診断された。
ヘモグロビン値が下がった理由に考えられる血液サラサラするワーファリン錠。
0.5錠、落としましょう、と2.5gの診断に、なるほどである。
次回の診察日は10月15日。
そのときの診察は、K循環器内科医師でなく、別の医師になるという。
おぉーなんてこったい、である。
別の病院に移らなければならない事情に、ただただ残念で、あるが来春の4月には復帰するという。
そのときは、また主治医を、と云ったが否定された。
どなたか、今の段階では決まっていないからなんともいえないが、若い医師になるだろう、と・・。
ちなみにもう2点、心臓病に気にしておかなきゃならん数値データがある。
重点的に観測しているBNP、PT-INRである。
BNPは99.8H。
前回は39.3H、前々回は50.2。
前々々回は37.2Hだっただけに、今回のデータはあかんやろ。
PT-INRは2.22H。
前回が1.76H。
前々回が1.87H。
前々々回が1.888H。
あまりかわり映えのないデータでも問題なし。
医師からの指摘はないが、気に留めておくのはBNPであった。
(R1. 7.30 SB805SH撮影)
何事もなかったらいいのだが、あるのは相も変わらずの心拍異常。
ときおり発症する心拍以上に服用するワソラン錠。
数日連続することもあるし、ときおりという場合もある。
一昨日も発症したから直ちに服用。
その晩はすぐに眠れることなく、どきどき感が邪魔をして深い眠りにつけない。
それでも3時間ほど経ったころに効き目が表れてぐっすり眠る。
その一日もあったが、その日を迎えるまでの4週間は何事もなかった。
すっかり思い込んでいた不良心拍。
このままいってくれたら嬉しいな、と思ったその晩、突然に発症した。
忘れているのが一番の薬になるのだろうか・・。
気になる症状はもう一つある。
右足はそれほどでもないが左足は顕著な状態の足の浮腫み。
昨日、今日も浮腫みも心配のタネ。
今日は早めに着いて落ち着きたい。
と、いうよりも日差しを避けたい猛暑、である。
その猛暑を避けているのか院内ロビーはスッカラカンとまではいかないが意外と閑散な状態。
総合受付を済ませた次の採血もまた少ない。
ピークが落ち着いた時間帯だろう。
この日は久しぶりというか、前回に主治医が替わった関係であろうか、レントゲン撮影が入っていた。
衣服を脱いで上半身は裸。
もしかと思って尋ねた背中に貼っているシート。
湿布シートはレントゲン撮影に陰が写ります・・ということで直ちに取り払って、大きく息を吸ってー、ハイ、そこで止めて、シャッタ切りの撮影だった。
次は、いつもと同じ心電図検査。
ここでは、ハイ、息を吸ってー、吐いてー、吐いてー、ハイ、止めての撮影、いやそうじゃなく心電図検査は10秒間の息止め。
たんまにそういう指示のある検査。
何をしているのか知らないが、この後は割り合い長い時間に亘る計測。
ふっと我に返って、目が覚める。
ほんの数秒間は睡眠状態に陥る。
検査が終わって予定の診察時間は午後11時半。
一向に呼び出される気配すらない待ち行列。
3診どころか2診も1診もみないっぱい。
こりゃ遅くなると思われる当日診察の患者数だ。
本を読んで、眠りに入る。
場所を替えてまた読む淡交社から刊行された全十五巻シリーズ『日本の旅人』の復刻版本にまたまた眠り。
なかなか頁が進んでくれない文字だらけの本。
頭にすうっと入ってくれない専門外の本も閉じたてから十数分。
呼び出しがあったのは正午の12時半だった。
足の浮腫みに身体も重たい。
じわっと汗も感じる夏場の診察が息苦しいが、医師の顔を見るなりさぁっと引いていく。
医師は3か月前に診察してくださった5月7日が初診のK循環器内科医師。
動悸はどうでしょうかと、声をかけた問診。
あれから3か月間にワソラン錠を服用していたことを伝える。
一昨日は1か月ぶりの服用だったワソラン錠。
夜食後に測った心拍数はいつもと違って66拍。
普段なら45拍から48拍辺りを前後。
しばらく遠ざかっていた心拍異常にすぐさま服用するワソラン錠。
落ち着きを取り戻したのは就寝後である。
これまた普段の状態ならすぅっと寝入るが、どきどき動悸でなかなか寝付かれなかったが、服用3時間後には効き目がわかる。
この1か月間はまったくの異常もなかったが、それ以前の2か月間はときどき発症していた。
その間に服用したワソラン錠は27錠。
服用するたびに落ち着きを取り戻す。
自身で服用をコントロールするワソラン錠の服用をしてきた、と毎日を記録していた『わたしの生活習慣手帳』のデータを提示した。
田中さんはそれができる。
この状態で維持できるならペースメーカーの装着は無用。
ワソラン錠でセルフコントロールができる人なら・・と、いってくれた診察に思わず、助かった、であるが、一点の曇りがある。
それは血液検査の結果に出ていた。
前回検査のヘモグロビン値結果は13.2。
前々回が14.4。
前々々回が10.8、と順調だったヘモグロビン値が・・・。
今回は9.9に落ちていた。
身体が重たい、歩くときに腰が重たい。
距離が長ければ長いほどにしんどい重さを感じていたのはこれだった。
血液が足らない数値結果に、えっ、である。
内痔出血はときおりあるものの、たいした量ではなかったから安心していたが、実際の身体はそうではなかったのだ。
即決された診察判断は、フェロ・グラデュメット服用の復活である。
毎日の朝、夜に1錠ずつ服用して血液を満たす。
2桁台に戻るには、また数カ月も要するだろう。
便の出具合を心配される医師はがいう軟便薬。
これがなければ快便にならない。
尤もときおり不快便状態もある。
そのときに発症する足の浮腫み。
便も尿も排出がままならないときに現れる足の浮腫みを診てもらったら、それくらいであれば問題ない程度、と云われてほっとするが・・、見ていて気持ちのいいものではない。
足の骨筋があってこそ本来の姿。
筋が見えなければ弱い浮腫み。
稀な発症であれば問題なしと診断された。
ヘモグロビン値が下がった理由に考えられる血液サラサラするワーファリン錠。
0.5錠、落としましょう、と2.5gの診断に、なるほどである。
次回の診察日は10月15日。
そのときの診察は、K循環器内科医師でなく、別の医師になるという。
おぉーなんてこったい、である。
別の病院に移らなければならない事情に、ただただ残念で、あるが来春の4月には復帰するという。
そのときは、また主治医を、と云ったが否定された。
どなたか、今の段階では決まっていないからなんともいえないが、若い医師になるだろう、と・・。
ちなみにもう2点、心臓病に気にしておかなきゃならん数値データがある。
重点的に観測しているBNP、PT-INRである。
BNPは99.8H。
前回は39.3H、前々回は50.2。
前々々回は37.2Hだっただけに、今回のデータはあかんやろ。
PT-INRは2.22H。
前回が1.76H。
前々回が1.87H。
前々々回が1.888H。
あまりかわり映えのないデータでも問題なし。
医師からの指摘はないが、気に留めておくのはBNPであった。
(R1. 7.30 SB805SH撮影)