電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今年は明らかに筆記量が増えている

2020年06月30日 06時01分14秒 | 手帳文具書斎


昨年と比較して、今年は筆記量が増えているようです。というのは、昨年から記録し始めた万年筆インクの補充記録が、6月末段階で、明らかに回数が多いからです。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 小計
2019年 1  1  3  3  3  3  14回
2020年 2  1  4  3  4  5  19回

この理由は、おそらく仕事がらみのメモや下書き、記録など、何かと書き留めることが多くなったためでしょう。昨年はほとんど使うことがなかったルーズリーフノートの使用量も増えています。どのペンが、ということではなく、総体として万年筆での筆記量が増えている、ということなのでしょう。



この、万年筆にインクを補充するごとに記録するというのは、面倒なようですが意外にそうでもありません。どなたでも、万年筆にインクを補充したら、何かしら試し書きをするはず。それを、いつも手元に置いている備忘録ノートに、

□ #3776ブルゴーニュにプラチナ古典BBインクを補充する(2020/06/26)

などと記入するだけです。インク補充後の試筆すなわち記録になる、ということで、特別に面倒なことではなく、あとは暇を見てパソコンの表計算に日付を転記しておくというやり方です。

まあ、周囲から「記録魔」と呼ばれる面があることはたしかですが(^o^;)>poripori
でも、何でもかんでも記録するわけではなくて、特定のジャンルに偏っているのですけれどね。

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関東地方が梅雨明け間近になると東北地方の梅雨は本格化する

2020年06月29日 06時01分06秒 | 季節と行事
例年の傾向からの経験則で、「関東地方が梅雨明け間近になると、東北地方の梅雨はようやく本格化する」というものがあります。これは文字通りの意味で、関東地方が梅雨の長雨に気が滅入る頃、当地は梅雨の中休みに入っており、この時期がサクランボ佐藤錦の収穫期にあたります。実は、佐藤錦の開発者の佐藤栄助さんは、地元のお天気事情に合わせて、梅雨の長雨にたたられて実割れを生じてしまう「ナポレオン」より収穫が早い品種を開発しようとして、結果的に食味も良好なサクランボの王様「佐藤錦」の開発に成功したのだそうな。そんなわけで、例年サクランボ「佐藤錦」の収穫が終わって一息つく頃に梅雨が本格化することになります。昔の人の努力と工夫は、実にうまくできているものだなあと感心します。



もうすぐ7月。果樹園はスモモ・大石早生の季節となります。当地はこれから雨続きのお天気となるはずですが、この冬の雪の少なさを考えると、暖冬冷夏との予測も成り立ちます。梅雨がなかなか明けなくて長引く可能性もあるのかも。さてどうなるか。

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ハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」を聴く

2020年06月28日 06時02分05秒 | -オーケストラ
退職して通勤がなくなった昨年は、毎日決まった時間に音楽を楽しむという習慣がなくなり、日常生活の雑事の中で音楽を聴く時間を意識的に作り出す必要に迫られるようになりました。ところが、若い人の育休代を頼まれたこの春から、再び通勤の音楽を楽しむこととなり、以前の半分程度の時間ではありますが、CDやUSBメモリに複写した音楽を再生して聴いております。

最近、もっぱら繰り返し聴いているのがハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」で、例の、フィギュアスケートで有名になった「ワルツ」を含む5曲が、イルジー・ビエロフラーヴェク指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたCD、DENON の COCO-73018 という型番のものです。

組曲の5曲というのは、

  1. ワルツ
  2. ノクターン
  3. マズルカ
  4. ロマンス
  5. ギャロップ

というものですが、グルジア生まれのアルメニア人であるハチャトゥリアンが、演劇の演出を手がける兄の縁で劇場に親しみ、レールモントフの戯曲「仮面舞踏会」のために作曲した音楽から自ら抜粋してオーケストラ用の組曲に編んだものだそうです。

この戯曲の内容というのが、シェイクスピアの「オテロ」のように、無実の妻の不貞を疑い、嫉妬のあまり妻を毒殺するというものです。例の「ワルツ」は、嫉妬に狂った夫が舞踏会で妻のアイスクリームに毒薬をふりかけ、それを食べた妻が帰宅後に舞踏会を振り返って、胸が締め付けられるような思いがしたわと語る、たぶん毒が徐々にまわってきている状況。優雅なワルツではなく、切迫感が伴うドラマティックな音楽です。また「ノクターン」は、劇の前半、妻よりも先に仮面舞踏会から帰宅した夫アルベーニンが過去を追想する場面だそうで、ヴァイオリンソロが物憂げに息長く歌う音楽です。
こんなふうに、音楽は劇の進行順序とは関係なく編まれているようで、演奏効果や曲終了後の印象などを考慮して、あまりに暗く陰惨になりすぎないようにしたのでしょうか。

そもそも仮面で顔を隠してダンスを踊る社交の会を催すなどという品性を疑う慣習(^o^;)は、いつ頃、なぜ行われるようになったのか、そちらのほうが興味深いものですが、アナログ録音全盛期の1972年、チェコのスプラフォンが収録した録音は充分に鮮明で、ダイナミックな音はロードノイズの中に埋もれることなく、通勤の時間を楽しむことができます。

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今年のサクランボの反省

2020年06月27日 06時01分28秒 | 週末農業・定年農業
今年のサクランボは、例年と比べても、なかなか大変なシーズンでした。春先の新型コロナウィルス禍により、ずっと来てもらっている雇い人の人たちから今年は行けそうにないと言われ、さらに自分自身が専業農家の立場からフルタイムの勤め人の生活に逆戻りしたために、今年はサクランボはダメだろうといったん諦めたのでした。ところが、コロナ禍がなんとか収まってきて、緊急事態宣言も解除になり、雇い人の人たちからも「行けそうだ」と連絡があり、急転直下、例年通りに収穫できることになりました。



それでも、私は二足のわらじでやるわけですから、土日はともかく平日の負担はすべて妻にかかります。そのため、例年6月初旬に私たちだけで収穫し出荷している早生種「紅さやか」はほとんど出荷できず。主力の「佐藤錦」も、私の労働力が一人分減ったのに加えて、雇い人の皆さんの都合で従事日数が一日少なくなったために、出荷量が昨年よりもさらに減ってしまいました。また、勤め人の悲しさ、曜日に左右されて降雨前の適時防除ができない。灰星病等を適切に抑え込むことができたのかどうか、今年は少々弱気になっております。



(双子果に加えて三つ子果も発見)

せっかく美味しそうに熟してきたサクランボをぜんぶ収穫できないのはなんとも口惜しいのですが、引き受けた仕事をサクランボを理由に放り出すわけにはいきませんので、収穫し残した実は、鳥たちがほとんど処分してくれると諦めるしかありません。

もう一つ、作業面から。
農協への出荷は例年通りで問題なくできました。親戚や友人知人等への宅配は、昨年までのご近所集配店では送料をまとめて精算する方式ですので、請求書もすぐに発行できません。そのため今年はクロネコ・メンバーズを利用してみましたが、こちらはもっと問題ありと感じました。

  • クロネコメンバーズが使える営業所には、シーズン中、大産地らしく多くの依頼が集中するため、かなりの待ち時間が発生し、ご近所集配店のほうがスムーズで時間的には助かる。
  • 保存されたデータをもとに、送り状を自宅で印刷できるのはありがたいが、印字された文字が小さすぎて老眼には読みにくい。実際、今年は 2kg 送るべきところを 1kg 送ってしまったケースが発生しました。実際、妻がだいぶ落ち込みました。

そこで、途中から再びご近所集配店に依頼する方式に戻して、「まとめて精算」を待つことに。




それでも、孫たちや親戚友人知人から喜びの声が届くと、苦労の甲斐があったと嬉しくなります。サクランボ農業がなければ生活が成り立たないわけではないのだから、全面的にやめてしまえば楽なのかもしれませんが、やっぱりこれが生産者の喜びなのだろうなあと感じているところです。最後に、とにかく妻に感謝! これ、大事(^o^)/

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万年筆の修理が可能か、行きつけの文具店に預けてみる

2020年06月26日 06時00分32秒 | 手帳文具書斎
首軸先端の金属部品まわりからインク漏れするようになり、おそらくは素材の劣化による破損と見て一度は諦めたパイロットの万年筆カスタム・グランディですが、ダメ元で修理が可能かどうか、一度メーカーに見てもらおうと考えました。で、行きつけの文具店に預けて、しばらく様子を見ることに。いつも熱心・丁寧に応対してくれる店員さんの話では、少し日数が長く(一ヶ月位)かかるが製造元で部品交換という形で修理可能な場合もあるとのことでしたが、さて、どうか。なにせペン先の刻印が T778、つまり42年前の1978年7月、東京工場製(*1)だからなあ。



ついでに、次のものを購入して来ました。

  • 修正テープ トンボ MONO CX5 (5mm幅)
  • トレーシングペーパー コクヨ B5薄口(40g/m^2)





昨日の夕方から雨が降ってきました。ほとんど雨らしい雨が降らず日照り続きだった今年は、畑の野菜にとって久々に恵みの雨でしょう。

(*1):万年筆のペン先の刻印について〜「電網郊外散歩道」2016年3月

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実現できそうにないときほど、やけに具体的な計画を立てる

2020年06月25日 06時01分32秒 | Weblog
個人的な経験によれば(^o^;)、どうにも実現できそうにないような状況のときほど、やけに具体的で詳細な計画を立てたりするものです。例えば、学生時代で経済的な裏付けなど何もないのに、オーディオ雑誌等を見て憧れた機器で「理想的な」オーディオシステムを計画したりするのは、まさにそのような例でしょう(^o^)/

また、けっこうな日数の海外旅行中に日本食に憧れて、帰国したらアレとアレとアレも組み合わせて、こんな献立で食べたいものだ、などと計画したり、今なら助っ人の仕事と週末農業のダブルワークに多忙なものだから、逆に時間ができたらあれもしてこれもして、とリストアップしたりします。まさしく、実現できそうにないときほど、やけに具体的な計画を立てるものだという好例でしょう。

「取らぬたぬきの皮算用」ということわざがありますが、まさにこういうことを言うのだろうとは思いつつ、やっぱり考えてしまうのは、それだけ切実な現実がある、ということなのでしょう。

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自作ダイアリーのその後〜毎日記録して9ヶ月

2020年06月24日 06時02分23秒 | 手帳文具書斎
昨年、アイデアをもとに(*1)試しに作ってみたB6判の自作ダイアリー(*2)ですが、10月から記録し始めて6月まで、はや9ヶ月になります。3ヶ月を過ぎた時点で一度振り返りをしています(*3)が、ほぼ毎日記録してはや9ヶ月、3行記録がすっかり定着しております。逆に言えば、3行記録だから余計なことを書く必要がなく、ぎゅっと圧縮して事項だけを列挙すればよいのですから、簡潔明瞭。最近は、3行だから良いのだと感じるようになりました。

ある日の1日の事柄は、例えば

MM/DD 朝、プラゴミ搬出、出勤、通常勤務、〜(仕事関係は略)〜。帰宅後、
サクランボ出荷(夜)、宅配便の依頼、出荷伝票の整理

といった具合ですが、これをいちいち細かく書いていたらきりがない。要するにその日にやったことを簡潔に書くから継続できる、ということなのでしょう。

(*1):ダイアリー自作のアイデアと自己評価〜「電網郊外散歩道」2019年9月
(*2):B6判キャンパスノートでダイアリーを作ってみる〜「電網郊外散歩道」2019年10月
(*3):自作ダイアリーのその後〜「電網郊外散歩道」2020年1月

【追記】
関連する過去記事のリンクを付記しました。

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新型コロナウィルスはどのくらい怖いか、免疫は持続するのか

2020年06月23日 06時02分11秒 | 健康
新型コロナウィルスについて様々なことが報道されていますが、一国のリーダーの立場の人にも様々な人がいるようで、中には「ただの風邪じゃないか」と頑固に言い張るような人もいるようです。では、「ただの風邪」説はともかくとして、例年の季節性インフルエンザと比較してどのくらい怖いのか。また、これまで人間が免疫を持たない新型のウィルスとのことでしたが、一度感染し回復したら免疫はどの程度まで持続するのか。

これについて、興味深い記事を読みました。これによれば、

  • 季節性インフルエンザの死亡数の、同じ期間で9.5から44.1倍、平均で20.5倍の死亡が、新型コロナウイルス感染症では起こっている(*1)
  • 新型コロナウイルス感染における免疫は弱く持続期間は短く、何度も繰り返し感染する風邪症候群と似た性質を持っている(*2)

ということのようです。

うーむ、インフルエンザよりも凶悪で風邪のように何度もかかるならば、事態は予想以上に悪いのではなかろうか。願わくは、「風邪のようにワクチンができない」などという事態にはなりませんように。当面、マスク・手洗い・換気・距離を開けるなどの対策を持続することが大事だということだな。油断大敵。

(*1):新型コロナウイルスの死者はインフルエンザと同じくらい、は本当か〜「北品川藤クリニック院長のブログ」2020年6月19日付け記事より
(*2):新型コロナウイルス感染における免疫持続期間〜「北品川藤クリニック院長のブログ」2020年6月22日付け記事より



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山響ライブ配信で「最上川舟歌」、ベートーヴェンを聴く

2020年06月22日 06時02分25秒 | -オーケストラ
6月21日の日曜日の午後は、山響ライブ配信の第2弾、新山形県民会館「やまぎんホール」で観客?聴衆なしの演奏会を聴きました。プログラムは、

  1. 村川千秋編:山形県民謡「最上川舟唄」 指揮: 村川千秋
  2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 Pf:三輪郁 指揮:阪哲朗
  3. ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68 指揮:阪哲朗

というものです。
最初の曲目は、村川千秋編「最上川舟歌」を創立名誉指揮者の村川千秋さんの指揮で。ご本人の話では、スクールコンサートの際にオーケストラで聴いてもらいたいと思って、50年前に編曲したのだそうな。
配信は前回と同じ「カーテンコール」というサイトで、演奏会が始まる前や休憩時にはこんな画面が表示されます。



2曲めは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。前回と違い、ちゃんと曲目のテロップが出るのがいいですね〜。運営も少しずつ手慣れてきたのでしょうか。




1800年、ベートーヴェン30歳のとき、この曲や交響曲第1番などを引っさげてさっそうとウィーンデビューしたときの作品です。テンポはあまり早くなく始まり、深い呼吸で若いベートーヴェンの音楽を丁寧に表現します。コロナ禍による自粛期間を経てようやく実現できたフルオーケストラの演奏会。ソリストの三輪郁さんも楽団員の皆さんも演奏中の表情が実に豊かで、いかにも音楽する喜びにあふれた演奏と感じました。



休憩の後は、ベートーヴェンの「田園」交響曲。ここでは、曲名だけでなく、楽章や副題なども表示されます。このあたりも、ライブ配信の運営上の工夫・進歩が感じられます。



しなやかに、やわらかに、よく歌うベートーヴェンであり「田園」です。モダン楽器とは異なり、ナチュラル・ホルンやトランペット、トロンボーン、バロックティンパニなどの古楽器が突出せずバランスよく響き、まだ入ったことがない新しいホールがよく響いている印象を受けます。いいベートーヴェンを聴いたぞ〜! という感想を持ちました。



前回もしみじみ思ったのですが、この、最後に全員が空っぽの客席に向かって一礼する場面、ああ、早く演奏会が開催でき、惜しみなく拍手を送ることができる日が来ますようにと、心から願ったことでした。

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「農作業メモ」ノートをB6判にして正解だった

2020年06月21日 06時01分14秒 | 週末農業・定年農業


週末農業・定年農業には、日々の記録が欠かせません。技術的なメモのほか、作業日誌を兼ね、経理面の記録の役割もあります。はじめは作業着の胸ポケットに入る大きさということで、文庫本サイズのノートで始めたのでしたが、次第に記録する内容が多くなり、昨年の12月にNo.5に移行する際にB6判化に踏み切った(*1)のでした。




実際は、コクヨのソフトリングノート(80枚)のプラスチック表紙を開いたところに、廃物利用のカードホルダーを貼り付け、目次の後に農協関係の備忘データを記録してありますが、記入スペースが広がったために、多くの項目を一覧できるのがありがたいものです。




例えば、雇い人の人たちの作業従事日数や支払額の控えなどは、領収証と併せて確定申告の際の基礎資料になりますし、防除作業の内容は工程管理記録を提出する際の元データになります。



また、頁の末尾には封筒の廃物利用で簡易なポケットを貼り付けてありますので、出荷規格等の配布資料やちょっとした買い物のレシートなどを入れておくのに便利です。宅配便を依頼する際に、このノートに伝票をはさんでおくと、頭が少しだけはみ出して、うっかり忘れを防止できます(^o^)/



当初、懸念した「作業着の胸ポケットに入らない」件は、むしろシステム手帳と同様に、「常に手に持つ」スタイルを中心にし、必要に応じて農作業用手提げバッグに入れる方式で大丈夫のようです。「農作業メモ」ノートは、B6判にして正解だったようです。

(*1):農作業メモの4冊目を終えて5冊目に移行する〜「電網郊外散歩道」2019年12月
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明日は15時から山響ライブ配信の第2弾でベートーヴェン「田園」ほか

2020年06月20日 06時02分08秒 | クラシック音楽
新型コロナウィルス禍も一応の収束の気配がみえて、様々な制限が緩和されつつありますが、多くの聴衆が集まる演奏会はまだ困難が続きます。明日の21日(日)には、15時から山形交響楽団の無観客ライブ配信第2弾が実施される予定です。
以下、山響のホームページより。

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《#山響ライブ 第2弾》
日時:‪2020年6月21日(日)15時‬開演予定

[指揮]阪 哲朗・村川千秋
[ピアノ]三輪 郁
・村川千秋編:山形県民謡「最上川舟唄」 
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
・ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68
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なお、【#山響ライブ配信URL】は ここ です。
https://curtaincall.media/yamakyo.html

前回のライブ配信では、ステージに白いバラが飾ってありましたが、どうやらJA山形市とカタログ販売の「リンベル」が協力して、山形市産のバラ約300本で飾ったとのことでした。新型コロナウィルス感染拡大で打撃を受けている市内の花卉農家を支援するねらいがあったとのことです。(6月13日付け山形新聞より)



そうだったのか〜! こういう企画は、いいですね〜。ほんとに心が和みます。



サクランボ「佐藤錦」の収穫と選果等の作業も、ほぼ一段落。残りは妻と二人で親戚に送る分を収穫し、下旬の「南陽」「ナポレオン」等の晩生種の収穫まで少しだけ間があきます。今日と明日の午前中を頑張って、明日の午後は久々に休養を兼ねて音楽タイムとしましょう。

そう言えば、写真を撮る暇がないので、このところ写真なしの文字だけの記事が多くなっているなあ。
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取り残された古い株から立派なアスパラガスがとれている件

2020年06月19日 06時02分34秒 | 週末農業・定年農業
少々時期が過ぎましたが、アスパラガスの話です。

二つあるサクランボ果樹園のうち、自宅から少し離れた場所にある園地に、いつごろ植えられたものか、古いアスパラガスがひと株だけ取り残されたように育ちます。たぶん、亡父がサクランボを植栽する前に、アスパラの畑として使っていた名残と思われ、おそらく二〜三十年くらいは経過しているのでしょう。わずかひと株ですが、シーズンになると実に立派な、親指よりもっと太い緑のアスパラがにょきにょきと出てきます。サクランボや桃などの管理作業の合間に、このアスパラを数本ポキっと折って帰ると、お昼のパスタ等にちょうどよいものですから、たいへん重宝しています。



そういう目で眺めてみると、自宅裏の園地にも、あちこちにアスパラガスのふわふわした葉や茎が見られます。老母と妻が丹精しているアスパラもだいぶ本数が増えつつありますが、古株の立派な育ち具合にはまだ負けます。

取り残されたアスパラガスの古株は、草取りや追肥など、眼のつけよう、手のかけようでまだまだ恩恵を受けられそうです。

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週末農業というのは

2020年06月18日 06時10分07秒 | 週末農業・定年農業
私の場合、父の死去により農園を引き継ぎ、週末に農業をやるスタイルを余儀なくされましたが、勤め人の週末農業というのは、労働の面から見れば「休日がなくなる」ということです。幸いに、本業のほうがデスクワーク主体に変わってきていましたので、体力的にはむしろ運動不足の解消というプラスの効果がありましたが、やっぱり無理はかかります。本業のほうがハードワークだったら、おそらく体を壊していたでしょう。

今、再び週末農業のスタイルになり、年を取ってからのダブルワークはなかなか大変だと感じます。非常勤ならばある程度はのんびりとできたでしょうが、フルタイムの仕事に加えて週末農業というスタイルは、ある程度体力のある年齢でないと難しい面があるのかもしれません。一番ハードなサクランボの収穫時期は、ずっと長く来てくれている雇い人の皆さんの協力のおかげで乗り切れているのですから、来年、定年農業に戻ったときの経営のあり方については、たんに亡父の頃の規模を維持するだけでなくて、そろそろ考え直す時期にきているのかもしれません。

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うっかりインク切れになるところでした

2020年06月17日 06時01分29秒 | 手帳文具書斎
サクランボの収穫・選果・出荷等の作業に追われる日々、出荷伝票を書くボールペンは頻度が多くなりますが、万年筆を持つ機会はぐっと減ります。備忘録ノート自体、開かれないこともあるほどです。雨の影響を心配しましたが、さほど実割れも発生せず、昨日で出荷は例年の3割ほどに達しました。今週末に向けてこれからどのくらい作業が進むか、期待と不安が半々といったところです。



そんなわけで、久々に手にした万年筆、TWSBIのダイヤモンド580ALラヴァーのインクがすっかり空っぽになる直前でした。今年の1月に補給していますので、約5ヶ月ぶりとなります。パイロットのカスタム・グランディが首軸先端の金属まわりからインク漏れが発生していることから、中字のメイン万年筆に役割を固定することにしたものです。使用インクはモンブランのロイヤルブルー。



インクを満タンに補給して、いかにも準備完了といった風情。陸上競技なら、クラウチング・スタート態勢といったところでしょうか(^o^)/

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書店から購入してはいるけれど

2020年06月16日 06時01分58秒 | 散歩外出ドライブ
通勤の帰途に、行きつけの書店に寄り、予約していた本やふと目についた雑誌などを購入してくるのは、心楽しいひとときです。サクランボの収穫作業のドタバタがまだ始まらない先週の水曜日に、書店で購入したのが次の二冊。

  • 香月美夜『本好きの下克上』第5部「女神の化身」第2巻
  • NHK『きょうの料理』2020年6月号

残念ながら、サクランボ収穫準備や実際の収穫、選果・出荷等の作業が始まってしまい、じっくり読む楽しみはおあずけになっていますが、なんとか暇を見つけて読んでみたいものです。『きょうの料理』などは、なんと!アホ猫の座布団代わりになっている体たらくです(^o^;)>poripori

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