電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

7月も今日で終わり、明日から新しい健康保険証になる

2023年07月31日 06時00分37秒 | 健康
暑い暑いと言っているうちに、早いもので今日で7月も終わりです。この7月末日で期限を迎えるため、国民健康保険の新しい保険証がすでに届いています。また、国保税の納入通知も届いています。昨年までは非常勤とはいえ給与所得があったため、昨年の所得に応じて納入額が決まる仕組みで、いざ納入となるとけっこうな額になります。むむ、こんなに多いんだっけ? 確定申告の記録を調べてみたら、当然ですが在職時のほうがはるかに額は大きいです。要するに、給料天引きだったからあまり意識しなかったんだな。おそらく、来年は給与所得がなくなっている分だけ少なくなるのだろうと思いますが、できるだけ若い世代の負担にならないように、日々を健康に過ごしたいものです。

ところでマイナンバーカードと健康保険証。上意下達と情報技術とは必ずしも相性が良くなく、いくら命令が強力でも人手を増やしたとしても、できないものはできない。お役所が大量の情報をスムーズに短期間に正確に処理できるとは思えません。私の勝手な偏見かもしれませんが、かなり混乱するのではないかと予想して、マイナンバーカードもまだ取得しておりません。マイナンバーカードと一体化した保険証に、かかりつけの医療機関も対応しきれていないようですので、この混乱が収まった頃にゆっくり取得しようかと考えております。

写真は、7月26日に撮影した桃「あかつき」と、



7月30日の夕方に撮影した「あかつき」です。




このところ急速に色づき糖度も増してきているようで、8月2日から収穫と出荷を開始する予定。暑さとの勝負で、勤め人にはできない早朝作業と昼寝の合わせ技になるでしょう(^o^)/

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あまりの猛暑にご近所でお年寄りの葬儀が続く

2023年07月30日 06時00分13秒 | Weblog
ニュース等でも「命に関わる危険な暑さ」と報じられている7月末ですが、どうも高齢者にはほんとに厳しい暑さらしく、ご近所で葬儀が続きます。今日は午後3時から、明日は午後1時から。亡くなったのは80代後半と90代と高齢の方々ですので、決して若くして亡くなったというわけではなく、むしろ大往生と言って良かろうと思うのですが、別の高齢の母堂を介護する某さんによれば、施設でもこのところ亡くなる方が多いのだとか。やっぱり、観測史上例を見ないという7月のこの暑さは、高齢者には過酷な気候なのだろうと思います。



国連のグテーレス事務総長が、地球は温暖化の段階を過ぎて沸騰のレベルになってきているとの警告を発しています。報道によれば、北半球ではたしかにどこも大変な事態のようです。少し前は、同世代の中に「どうせオレたち年寄りは先に死ぬからいいんだ」などという無責任な言い方をする人もいましたが、どうやら私たち世代が存命のうちに、極端な気候の影響が現れて来つつあるような気配です。食糧危機なのか人口大移動なのか、それとも大規模気象災害なのか、今日明日すぐの話ではないけれども、パニックSF映画が得意とするようなたぐいの話が、どうも笑い話ではすまなくなってきているのかもしれません。うーん、真夏の夜の夢に終わってくれるといいのだけれど。

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桃「あかつき」収穫と出荷の準備に入る

2023年07月29日 06時00分39秒 | 週末農業・定年農業
連日のように猛暑が続きます。この暑さのおがげで、桃の生育は順調のようです。今の時期は、もうすぐ「あかつき」という品種の収穫と出荷を準備する必要があります。作業はまず足場がためから、というわけで、自宅裏の果樹園の草刈りを行い、同時に野鳥の食害対策に、カイトを飛ばしました。






当地では、午後になると風が出てきますので、猛禽類を模したカイトがバタバタと飛び回ります。この勢いならば野鳥もびっくりするのでしょうが、あいにく強風の時は野鳥も飛ばないんだよなあ(^o^)/

作業小屋の中では、箱とモールド、それにネットの数を数えて不足分を農協から購入し、出荷の準備をします。





サクランボは、収穫のずっと前にダンボール箱やフードパック等を一括予約購入していましたので、今年の不作により半分が余ってしまい、なんとも痛い在庫になってしまいました。このあたり、一括予約購入も良し悪しです。桃の場合も同じ失敗をしてはいけないと、昨年の実績から在庫数量を差し引き、必要数を都度購入するやり方に切り替え、当面の必要な数だけ準備したものです。

桃「あかつき」はすでにだいぶ色づいて大きくなっています。試しに食べてみたら、けっこう熟して食べられるようです。ただ、まだ十分な糖度にはなっていませんで、やはり来月、8月の初旬が収穫適期のようです。30日は亡父の命日でもありますので、仏壇に「あかつき」を供えましょう。亡父も「おやおや、けっこう上手になったようだな」と褒めてくれるのではなかろうか(^o^)/

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「ノートのように使えるバインダー」を鼻づまり治療記録に使って

2023年07月28日 06時00分59秒 | 手帳文具書斎
コクヨから発売されたB5判のルーズリーフ用「ノートのように使えるバインダー」を、昨年12月末から使い始めました。用途は、鼻づまり治療記録です。この頃、何日も眠れないほどのひどい鼻づまりに悩まされ、年末年始の休みが明けたら耳鼻科で診てもらおうと記録を取り始めたのでした。診察の結果は副鼻腔炎とのことで、服薬・点鼻薬・鼻洗浄を組み合わせた治療を開始。長丁場になるだろうと予想し、アレルギー性咳喘息の吸入ステロイドも項目に加えて毎日の記録を続けていますが、旅行中の数日間を除き、この7月末で200日になります。





ところで、この「ノートのように使えるバインダー」の長所は、

  • 薄くて軽いこと。寝床やデスクへしょっちゅう持ち運ぶため、分厚く思いものは遠慮したい。
  • 真ん中が空いている2×2リング構造で、記入する時に手が当たらないこと。
  • 処方された薬の説明書などを貼り付けたリーフを該当ページに差し替えたりするのに、ルーズリーフ形式は便利である。
  • プラスチックのカラフルな表紙はよく目立ち見失うことがないため、朝昼晩と毎回記録することで薬の飲み忘れのないようにできる。

などでしょうか。




飲み忘れ防止には、この手の記録が効果的です。こうした用途であればB5判の普通のノートでも良かったような気もしますが、それだと資料や文書綴の中に取り紛れてしまう可能性が大です。薄手のバインダーだから良いのかもしれません。

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知人を装ったメールの限界

2023年07月27日 06時00分23秒 | コンピュータ
パソコンのメールアカウントの方へは、最近は迷惑メールが来なくなりました。その代わりに、スマートフォンのキャリアメールにはかなりの頻度で知人を装ったメールが届きます。7月20日付けで届いたものは、いわゆる知人を偽装するタイプで、いかにも親しげに、続けて三本もよこしました。スパムメールのサンプルとしてPCに転送し、題名と本文だけを抜き出してみると、こんなものです。

Subject: おはようございます。
お元気にされてますか?
久しぶりに一緒にお食事でも行ければと思っているので、時間があったら教えて下さい。

Subject: お忙しい中すみません。
実は来週ちょうど連休が取れそうなんですよね。
久しぶりにお会いしたいので予定だけでも教えてもらえますか?

Subject: 返事がないけど何かありましたか?
もしかして体調不良とか…。
心配なので返事だけでももらえませんか。

ふむふむ、よくわからないけれど、こういうのに引っかかるケースって、おっちょこちょいでついホロリとなるタイプ? でも、どこかに下心があるタイプだろうなあ。それとも、いわゆる「ただいま不倫中」の人? まあねえ、身から出たサビにならないといいけれど(^o^)/

残念ながら、当方はメールでのやり取りはほぼパソコンから、主メールアカウントまたはウェブメールでやっています。「ビットコインウォレット」をキーワードにして迷惑メール設定(*1)にしてからは、ほぼ根絶に成功しています。一方、スマートフォンでのキャリアメールは受信専用、料金のお知らせか地域の緊急連絡のみです。当然ながら、このような内容で本物のメールが来るはずもなし。偽装メールの発信者はいろいろ考えたのでしょうが、どうもこれ以上の想像力・創造力はなかったみたいです。当方の「spam-sample」フォルダーに収集されて、事例の件数が増える結果となりました。

スマートフォンのキャリアメールは、これまでごく初期に妻と娘へくらいしか発信したことはありませんで、最近は LINE でやり取りしているだけですが、ごく特殊なメールアカウントにちゃんと届くということは、緊急連絡などどこかから漏れているという可能性があるのだろうなあ。大きな会社でも不正がまかり通る時代ですので、もしかすると業者の下請けの下請けの下請けあたりでアルバイトの人が扱っていたりするのかもしれず、必ずしも信頼できる連絡手段とはいえないようです。

(*1): 例の迷惑メールとの攻防〜対策を改善〜「電網郊外散歩道」2021年11月

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近頃、うっかり予約を忘れることがあるので

2023年07月26日 06時00分46秒 | Weblog
床屋さんや歯科通院など、日時を予約できるのはたいへん便利でありがたいことなのですが、最近うっかり予約を忘れてしまうポカが続き、ボケるのはまだ早いと危機感を持っております。現役で多忙な頃は、スケジュールがかなりタイトで、予定をすっぽかしてはいけないと気を張っていたためか、あまりこの手のミスはなかったのですが、完全リタイアして気が抜けたのでしょうか。

要するに、朝の時間に一日のスケジュールを手帳で確認したり、昼の時間に妻と週や月の予定を調整したり、あるいは夜の時間に明日の動きをシミュレートしたりするというような習慣が崩れているということでしょう。ある意味、完全リタイア症候群とも言うべき事態なのかも。

これはマズイなあ。大きな失敗をしないうちに、もう一度、今の暮らしにあったスタイルを習慣化していかなければ。まずは、決まった時間に手帳を確認することだろうなあ。



うん? 「ヒミツ基地」で涼んでいる李白がなにか言っていますね。

うちのご主人、この間、床屋さんの予定を忘れ、歯医者さんの予約もすっぽかしたんだって。あわてて電話して謝って予約を変更してもらっていたけど、ドジだなあ。ボクはそんなことはしないぞ。朝は5時になると起きて「エサ〜!」と催促するし、食べた後はちゃんとトイレに◯ンコするんだ。



うーむ、残念ながら一言も無し(^o^;)>poripori

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音楽に涼感をもとめて〜フランス音楽ほか

2023年07月25日 06時00分39秒 | クラシック音楽
梅雨が明けたら夏本番。連日、暑いです。こんなときには、気分だけでも涼しさがほしい。音楽で涼しさと言えば、思い当たるのはドビュッシーやラヴェルなどのフランス音楽で、つい先日、山響と仙台フィルの合同演奏会で堪能してきたばかりです。この復習を兼ねて、ネット上のパブリックドメイン音源の中から、涼しそうな音楽をいくつか集めてみました。

まずは、ドビュッシーの「牧神の午後の前奏曲」。YouTube にも Monteux とボストン響による演奏がありました。1959年7月、タングルウッドでの録音です。
Debussy - Prélude à l'après-midi d'un faune - Boston / Monteux live


次に、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲。だいぶ前に記事にした(*1)ことがありますが、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管による1963年の録音。
Ravel: Daphnis et Chloé Suite No. 2, Szell & ClevelandO (1963) ラヴェル ダフニスとクロエ セル


こんどはラヴェルのピアノ曲から。ラヴェル直伝のピアニスト、ヴラド・ペルルミュテールのピアノで、「亡き王女のためのパヴァーヌ」「古風なメヌエット」「水の戯れ」「前奏曲」「ハイドンの名によるメヌエット」の5曲。
Ravel - Vlado Perlemuter (1955) Sonatine et Valses nobles & sentimentales


古い録音だけでなく、少し新しいものをと考えると、なかなか難しい。これは権利関係は大丈夫かな?
ドビュッシー「アラベスク」第1番、マリア・ジョアオ・ピリスのピアノで。
Debussy Arabesque no 1 - Maria João Pires live at Jardin Musical


いやいや、夏なら夕涼みがてら花火でしょう、という人も少なくないでしょうから、ヘンデルの「王宮の花火の音楽」をド派手にハミルトン・ハーティ編曲版で、ジョージ・セル指揮ロンドン交響楽団による演奏、1961年の録音です。実際に演奏された本番の季節は春らしいのですが、まあ、せめて想像だけでも涼しく(^o^)/
Händel: Music for the Royal Fireworks, Szell & LSO (1961) ヘンデル 王宮の花火の音楽 セル


(*1): ラヴェル「ダフニスとクロエ」を聴く〜「電網郊外散歩道」2006年8月

冒頭の写真は、暑さに負け、玄関のひんやりを求めてゴロリとなっている李白です。

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山響・仙台フィル合同演奏会でドビュッシー、ラヴェルを聴く

2023年07月24日 06時00分48秒 | -オーケストラ
梅雨が明けた日曜の午後、山形市の県民ホールで、山響こと山形交響楽団と仙台フィルとの合同演奏会が開かれました。「東北ユナイテッド」と称して東北の2つのプロオーケストラが合同演奏会を開く試みは、すでにだいぶ回を重ねていますが、パンフレットには残念ながらそうした経緯を記録したデータはありません。このブログで検索してみると、最初に合同で演奏会を行ったのは、どうやら2012年のマーラーの交響曲第2番「復活」のとき(*1)らしい。以後、レスピーギ三部作やR.シュトラウス作品、あるいはマーラーの5番、ブルックナーの8番など、演奏規模が大編成を要するものを取り上げてきています。2020年からは「東北ユナイテッド〜東北は音楽でつながっている〜」と位置づけて取り組まれています。昨年は山響の50周年イヤーでしたが、今回は創立50週年を迎えた仙台フィルの記念年にあたりますので、仙台フィルの桂冠指揮者パスカル・ヴェロさんを迎えて、お得意のフランスものを取り上げた演奏会、ということになります。



開演前のプレトークは、山響の西濱事務局長が紹介して登場した指揮のパスカル・ヴェロさん、仙台フィルのコンサートマスター西本幸弘さん、そして今回出番が多い山響フルート奏者の知久知久さんの三人です。パスカル・ヴェロさんと知久さんは、同じパリ高等音楽院(のだめカンタービレ・ヨーロッパ編の舞台になった学校)で学んだ先輩後輩だそうで、フランス語でやりとり。うーん、フランス語ができるなんて、実にうらやましい(^o^)/ これに対して西本さんのほうは会場の山形県民ホールを絶賛、縄で縛って仙台に持って帰りたいほどだそうで、これにはパスカル・ヴェロさんも同意します。たしかに、宮城県民会館は私が学生時代の頃からの建物ですので、かなり老朽化しているのは確かだろうと思います。おそらく、2011年の東日本大震災の復興事業に予算を取られるため後回しにされて、仙台フィル50周年には間に合わなかったのだろうと推測しているところです。

さて、今回の合同演奏会のプログラムは、

  1. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  2. ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲
  3. ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)
  4. ラヴェル:ラ・ヴァルス (管弦楽版)
  5. ラヴェル:ボレロ

というもので、オールフランス音楽。開演前のステージを見ると、その規模の大きさがわかります。ざっと見たところ、ステージ左から第1ヴァイオリン(12)、第2ヴァイオリン(12)、チェロ(8)、ヴィオラ(9)、コントラバス(6)という、12-12-9-8-6 型の弦楽セクションに、正面奥に木管・金管、パーカッションもかなりの人数になるようですが、オペラグラスを忘れてしまい、左奥のハープ2台とチェレスタ2台のほかの詳細は不明。



客席の照明が落ち、楽員の皆さんが登場します。今回のコンサートマスターは仙台フィルの西本さんのようで、脇に山響の平澤さんかな。残念ながら、県民ホールの客席照明はストンと真っ暗に近い状態になりますので、山形テルサと違い、手元でメモすることもできません。したがって全体的な漠然とした印象になってしまいますが、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」では、冒頭のフルート・ソロが見事で、その後の弦楽の量感を感じさせてくれるものでした。次はラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲。規模の大きいオーケストラ音楽を堪能させてくれる曲目です。すっきりした涼感を感じさせる面もあり、この季節にはぴったりかも。

ここで15分の休憩となりました。念のためお手洗いに行ってきましたが、とくに知人に出会うようなことはなし。なにせ客数が多いからなあ。テルサホールの2.5倍のキャパシティですから、顔見知りに出会う確率もそれなりに低下するのでしょう。

後半は、「高雅で感傷的なワルツ」と「ラ・ヴァルス」と続きます。鳴り物いっぱいでカラフルな管弦楽の響きを味わいます。そして弦楽セクションと木管楽器群の間に小太鼓が陣取り、「ボレロ」が始まります。3拍子の同じリズムをずっと繰り返すうちに、しだいに演奏者と聴衆の高揚感が一体化していく、そんな魔法のような音楽。大きな編成のオーケストラだけに、音のヴォリューム効果も絶大です。演奏が終わると、待ってましたとばかりにブラーヴォ!が出ました。

聴衆の大きな拍手に応えて、パスカル・ヴェロさん、アンコールのサービスです。しかも曲の途中から始めても含めて2回も! 曲は、ドリーブの「コッペリア」から、「スワニルダのワルツ」。後半はワルツとボレロ、3拍子で統一したんだよ、ということでしょうか。粋なプログラムというべきでしょう。



今朝になって、朝刊を見たら驚きました。地元紙・山形新聞にはすでにこの演奏会の記事が掲載されているではありませんか! 伊藤律子記者の署名記事で、コンパクトによくまとまった内容でした。某素人音楽愛好家ののんびりした記事とはだいぶ違います。さすがです(^o^)/



ただ、新聞社の表記基準により仕方がないのでしょうが、指揮者のパスカル・ヴェロさんのお名前が「ベロ」さんになっているのはどうも違和感があります。小学校でも英語教育が始まっているご時世に、「B」と「V」を区別しない表記基準は、時代遅れになりつつあるのではなかろうか。固有名詞や学術用語などについては、もう「ヴェルディ」「ヴェローナ」「ヴェニス」で良いのではなかろうか。

(*1): 山響・仙台フィル合同による第222回定期演奏会でマーラーの交響曲第2番「復活」を聴く〜「電網郊外散歩道」2012年7月

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妻と二人でランチに出かけた

2023年07月23日 06時00分35秒 | 散歩外出ドライブ
野菜畑の収穫や伸びる一方の草取りに追われて「もういや〜!」と音を上げた妻を慰労すべく、心優しい夫は妻をランチに誘いました。出かけた先は、山形市の霞城セントラル。24階の中華料理店「紅花楼」です。家を出たときは小雨模様だったのに、到着したらお天気も上がり、展望も充分です。



今年はサクランボもスモモも不作とあって、あまり贅沢はできませんので、ビジネスランチとしましたが、いや、これだけボリュームがあれば古希の爺さんには充分でしょう(^o^)/





デザートにソフトクリームを頼みました。女子高生みたいですが、これが美味しかった〜(^o^)/





妻も満足してくれたようです。帰りはスモークたまご「スモッち」を買って帰りました。久々のドライブで、軽トラックに出番を奪われてすねていた愛車マツダ・デミオディーゼルXDも、じゅうぶんに満足したことでしょう(^o^)/

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雨のため2日がかりで果樹園の草刈りを終えた

2023年07月22日 06時00分20秒 | 週末農業・定年農業
梅雨期は、草の伸び方が半端じゃない勢いです。その理由は、

  • 光  直達日射量(*1)が年間で最も大きい時期である
  • 温度 気温が高い時期である
  • 水  降水量が多く、一定期間ずっと降り続く

という具合に、光と温度と水の三要素がまんべんなく満たされる時期なのですから、これはもう、草にとっては最高の環境でしょう。農家にとっては、作物の生育にはありがたいが草の伸びのほうはありがたくない(^o^)/

1本1本、草を手で抜いていたら、とてもじゃないけれど草に負けます。そこで、果樹園の面積では機械力の導入がどうしても必要になります。とくに水田に隣接する場合は、斑点米カメムシ対策のために、とりわけ草刈りにはうるさい時期ですので、6月中旬のこの時期にどうしても草刈りを終えておかなければなりません。

先日、少し離れた園地の草刈りを始めたところ、動力刈払機で農道の法面を刈り終えたタイミングで激しい雨に見舞われて撤退しました。



まあ、農道から園地に降りるところはきれいになりましたので、翌日の好天を幸いに続きは乗用草刈機で。



収穫を終えたサクランボで、枝が垂れ下がっているところは首がひっかかると危険ですので、まず園地全体をノコギリで切り取って回ります。リンゴと桃は枝が垂れ下がっているところがありますので乗用草刈機でできないところは後で刈払機できれいにすることとして、とりあえずきれいになりました。



うん、これくらいきれいにしておけば、当面は大丈夫だろう。もっとも、斑点米カメムシを隣接する水田に追い込まないように、7月末から8月末にかけての草刈りはできなくなります。8月下旬の川中島白桃の収穫には少々差し支える面があるのですが、ぎりぎりまで我慢するとしても、収穫作業に必要な最低限の草刈りは必要です。幸いに自宅裏の果樹園は水田隣接園地ではないので、そうした事情はありません。まずは自宅裏の桃を収穫し、一段落したらもう一つの園地に移るという段取りで、このへんの日程をクリアする予定です。

(*1): 日射量〜Wikipedia の解説より
(*2): ちなみに、1990年頃以降、日本国内では日射量が増加してきているのだそうです。 直達日射量の観測値はおよそ10MJ/㎥から11MJ/ ㎡になっており、 およそ10%の増加であるといいますから、最近の猛暑酷暑の裏付けとなるデータかと思います。〜久留米工業大学研究報告、池鯉鮒 悟〜

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書棚から抜き出した本・雑誌をブックオフに持ち込んだら

2023年07月21日 06時00分46秒 | Weblog
先日、雨の日に書棚から抜き出した本や雑誌を、ブックオフに持ち込みました。20点、360円。平均は18円でしたので、前回、2016年、母屋の一部リフォームを機に大量に処分した時(*1)は、計450冊で9,000円でしたので、平均は20円。今回はあまり高値のものがなかったということで、妥当なところでしょうか。ちなみに、2004〜5年頃の『Linux Magazine』と昭和50年の新潮文庫『大尉の娘』は値段がつきませんとのことでしたので、処分してくださいと置いてきました。

ところで、レシートの内訳を見てみると、意外だったのが

  • 農ガール、農ライフ (文庫本) 70円
  • 追憶の藤沢周平  (単行本)  50円
  • 藤沢周平・父の周辺 (同上)  30円
  • Linux 100%(vol.18) (ムック)  30円
  • フラット化する世界(上下) (単行本) 各5円

といったところでしょうか。単行本だから高く、文庫本だから安いわけではなさそうです。ある程度の人気があり再販が見込まれるものは価格がつき、時流に外れたものは5円というような形で判断しているのでしょう。いずれにしろ、おそらく読み返すことはない書籍や雑誌等を処分でき、書棚のスペースをいくらか開けることができましたので、良しとしましょう。

(*1): 母屋の一部リフォームを計画中〜「電網郊外散歩道」2016年2月

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山響・仙フィル合同演奏会チケット購入を失念していた

2023年07月20日 06時00分33秒 | Weblog
ダイアリーでスケジュールを確認していたところ、山響・仙台フィル合同演奏会のチケットを購入するのを失念していたことに気が付きました。これは大変! いつもの定期演奏会は定期会員として一括して送られてきますので、チケット入手を忘れるということはないのですが、その他の演奏会はうっかりするとウッカリします(^o^)/ さっそく山響チケットセンターに連絡して予約しました。曲目は、山響の規模ではなかなかプログラムに組むことが難しいフランス近代の音楽で、指揮はパスカル・ヴェロさん。これはぜひとも聴きたいところです。



どうせ雨降りで農作業もできませんし、今日か明日か、折を見てチケット入手ついでに買い物をしてきましょうか。軽トラック中心の生活になってしまい、愛車マツダデミオディーゼルXDもしばらく走っていないし、雨中のドライブも梅雨末期らしくて良いかもしれません。

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桃と生ハムとモッツァレラチーズの組み合わせを試してみたい

2023年07月19日 06時00分01秒 | 料理住居衣服
昨日は朝から曇りのお天気で、午後から雨予報となりました。朝の7時半頃にボランティアで小学生の集団登校を見守り、その後は畑に出て桃の摘果に従事。自宅から少し離れた園地の川中島白桃ですが、実が大きくなると前の摘果状況では少々混み合っていると感じます。脚立をかけて桃の摘果をしながら、ふと思いつきました。



以前、作った柿と生ハムとモッツァレラチーズの組み合わせが美味しかった(*1)けれど、桃と生ハムとモッツァレラチーズの組み合わせでもいけるんではなかろうか。これは試してみる価値がありそうです! 摘果作業にも、少し張り合いが出てきます(^o^)/

お昼前に、予報通り雨が降ってきましたので撤退しましたが、忘れないうちに備忘録ノートに書きとめ、本日の記事となりました。

(*1): 柿と生ハムとモッツァレラチーズの前菜を作る〜「電網郊外散歩道」2023年1月

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梅雨末期の貴重な晴れの日は〜果樹園近況

2023年07月18日 06時00分44秒 | 週末農業・定年農業
海の日の月曜休日は雨降りのことが多く、集中豪雨のような激しい降雨に見舞われることもある中で、今年は貴重な晴れ予報となりました。数日前からこの日を狙って桃とプルーンの防除を予定し、まだ暗い早朝から起き出して準備したのに、なんだか小雨が降り出します。いやいや、最近の天気予報は当たるから、すぐに止むだろうと準備を進めていたら、案の定、出発する頃には降り止み、無事に7月中旬の防除を完了。時期的には少し遅れてしまいましたので、一部、桃の葉の先端部分に少しダニが発生している枝がありましたが、なんとかこれ以上の広がりは抑制することができそうです。防除作業が終わってから頭からシャワーを浴び、エアコンのきいたリビングでゆっくり休みました。



桃「あかつき」は、来月初旬が収穫適期ですので、そろそろ収穫・出荷の準備が必要です。プルーンの方は、ナシヒメコンの設置など対策が功を奏し、今のところシンクイムシ被害はほぼ抑え込んでいます。今年はサクランボやスモモが予想以上に不作でしたので、たくさん収穫できる喜びを味わいたいところです。



妻が草取りに追われたナスも良い出来で、どんどん収穫できています。梅雨が明けたら、ジャガイモの収穫も待っています。蒸し暑い日が続きますが、昨日は貴重な晴れの日となりました。さて、今日はどんな一日になるのかなあ?

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雨降りの日はヘンデルのヴァイオリン・ソナタから

2023年07月17日 06時00分07秒 | -室内楽
雨降りの日は、音楽も小編成の曲が好ましく、昨日はヘンデルのヴァイオリン・ソナタOp.1からいくつかの曲を聴きました。例えば印象的な第1楽章:アフェットゥオーソを持つOp.1-13など。ヘンデルらしい、伸びやかな音楽。手元にあるCDはスーク(Vn)とルージイッチコヴァ(Cem)による1975年の初期PCM録音のDENON盤ですが、少々音が硬い印象。むしろ、パブリック・ドメインになっている1965年のアナログ録音に手が伸びることが多いかも。こちらがヨセフ・スークのヴァイオリン、ルージイッチコヴァのハープシコードでのOp.1の全6曲。1965年の録音です。

Handel: 6 Violin Sonatas op.1. Suk, Ruzickova.


一方、こちらはグリュミオー(Vn)、ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cem)による1966年の録音。

ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ニ長調 作品1の13 グリュミオー 1966


今日はなんとか雨があがってくれるといいなあ。農作業が溜まっていますので、少しの晴れ間も貴重です。予報では晴れ、気温がぐんぐん上がるらしい。

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