小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



郊外の草むらや河原に落ちている年代物の空缶を見かけるたびに懐かしく感じ写真に撮っている。古い空缶に出会える場所のひとつが農道の行き止まりになっている場所。先日、入生田の農道沿いを散策中にいくつかの懐かしい空缶を見つけた。みかん畑の中の細い農道の行き止まりの場所は、古い空缶が見つかることが多い。おそらく農家や林業関係の人が休憩時に飲んだ空缶を農道脇に捨てるからではないかと思うが、入生田の農道の行き止まりの場所の周辺にも多くの空缶が落ちていた。まず目に飛び込んできたのが三ツ矢サイダーのアルミ缶。現在はアサヒ飲料が製造しているが、この缶はアサヒビール時代のものなので88年から96年までの間に製造された缶。おそらく90年代前半ではないかと思う。農道脇の杉林の中にポツポツと空缶が転がっている。これはキリンジャイブの空缶。調べたところ1991年前後のデザイン。キリンのコーヒー飲料のブランドはJIVEから現在はFIREに変わっている。少し離れた場所にはサントリーウエストとペプシのフリーダムのスチール缶。このウエストの缶も1991年前後のデザイン。サントリーのコーヒー飲料のブランドはウエストから現在ではBOSSに変わった。近くの沢沿いにはダイドーの烏龍茶とレモンティーのスチール缶が転がっていた。他にもいくつかの空缶があったが、この場所で見つけた空缶の中では、これが一番懐かしく感じた。これもおそらく90年代前半の缶。
山に続く農道を散策していて行き止まりだとガッカリするが、たまに古い空缶が見つかったりするので以外に楽しい。

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