小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



だんだんと春めいてきて、河原や土手沿いで菜の花を目にすることが多くなってきた。狩川の河原は例年になく菜の花が多くて酒匂川との合流近くの河原は自然の菜の花畑となっている。 2月頃からランニングやポタリングの際に狩川管理橋を通ると、下流側の河原に菜の花が群生していて気になっていた。橋からは100m以上離れた下流側だが花の黄色が目立つ。土手から狩川の河原へ。普段、河原には背の高いヨシが群生しているが、昨年の台風19号の増水によりヨシは根元から折れて植生が変わって菜の花が目立つようになった。荒れ放題の河原は折れたヨシがズボンに突き刺さり歩くのが難儀したが、ようやく菜の花の群生へたどり着いた。近くで見ると自然の菜の花畑でなかなか綺麗。下流方面まで50mくらいは菜の花の群生が続いている。河原に咲く菜の花は主にセイヨウアブラナとセイヨウカラシナの2種類。帰宅後に調べたところ狩川に群生している菜の花はセイヨウアブラナのようだ。河原の酒匂川側には水路が流れていて対岸の土手沿いにも菜の花が咲いていて良い眺め。いままであまり気にしていなかったが、台風などで大増水後は河原のヨシが倒れて菜の花が群生するようになるのかもしれない。台風19号通過後は、荒涼とした感じだった河原にこの春突如出現した菜の花畑。来年も同じような景色を眺められることを願いつつ河原の菜の花畑を後にした。

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