「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

ゆいレール 「 牧志駅 ⇒ 美栄橋駅 」

2012-07-20 16:48:26 | モノレール ・ 乗り物 ・ 旅客機



牧志駅 ⇒ 美栄橋駅間を走る 「 ゆいレール 」


















美栄橋駅の近くにある 「 前島小学校 」









外から見た 「 ゆいレール 」 が走る情景










「 ゆいレール 」 の車内からの情景





牧志駅と美栄橋駅の間に流れるメロディーは、
「 ちんぬくじゅうしい 」 という童謡である。
薪の火で芋ぞうすいを炊く煙で涙が ぽろぽろ こぼれ落ちる。
お母さん、今日の夕飯なんなの?と訊く娘に、
「 ちんぬくじゅうしい(芋ぞうすい)だよ。 」 と答える母。
これは沖縄の原風景というか、親子、の原風景だと思う。




  「 ちんぬくじゅうしい 」


 あんまーたむのー きぶとんどー
 煙ぬきぶさぬ 涙そうそう
 ヨイシーヨイシー 泣くなよー
 今日ぬ夕飯 何やがてー
 ちちん ちんぬく じゅうしいめー


 父が畑から 戻みそち
 シブイに チンクヮー チデークニ
 クーチンムぬ 煮とんどー
 豆腐臼ぬ 廻とんどー
 くんくん くんすう 七まかい


 爺バーキや 荒バーキー
 スルガー ニクブク サギジョーキー
 やふぁら来から うさぎりよー
 爺白髪ぬ美(ちゅ)らむんやー
 トートー トーカチ 大祝事


 三郎まぶやー 落とぅちゃくとぅ
 前田ぬハーメーが アートートゥ
 花米一粒に 酒一盃
 三本線香とぅ 塩小
 トートゥ トートゥ アートートゥ



「 対 訳 」


 母ちゃん薪が煙ってるよ
 煙くて 煙くて 涙がぽろぽろ
 ヨシヨシ泣かないで
 今日の夕ごはん何かな
 ちんぬくじゅうしい(芋ぞうすい)だよ


 父ちゃんが 畑から帰って来るよ
 冬瓜 かぼちゃ にんじん
 ほかほか芋が煮えているよ
 豆腐臼が廻っている
 豆腐汁を七回もおかわりだ


 お爺さんの作るカゴは目の粗いカゴ
 シュロのみのと 敷物と 下げカゴ
 柔らかい米から 召し上がれ
 お爺さんの白髪の美しいこと
 米寿のお祝いですね


 三郎が魂を落としたから
 前田のおばあさんが拝んでいます
 花米一粒 酒一杯
 お線香三本 それにお塩
 とーとー とーとー あーとーとぅ



この 「 ちんぬくじゅうしい 」 という曲のことは以前にも書いたが、
「 ちんぬくじゅうしい 」 とは、 ( 里芋ぞうすい ) のことである。

この唄は、沖縄庶民の原風景を彷彿させる 「 わらべ唄 」 である。
歌の歴史は以外に浅く、1968年ごろに作られたもので、
里芋、瓜類、豆腐、竹かごの民具など、
民間信仰が平易につづられ、郷愁をさそう。





熊本県上天草市 「 大道港 ( おおどうこう ) 三号防波堤南灯台 」

2012-07-20 16:29:18 | 熊本の灯台

















一文字の沖防波堤の外端に立つ灯台








K式発光装置の灯器とK-1の電球を使用している







灯台がある大道の漁港







大道港三号防波堤南灯台は白色・塔形のプラスチック造の灯台で、
小さく見えるが高さが5.04mもあり、
平均水面から灯火までの高さが7.93mもある。
灯質は単閃緑光で毎5秒に1閃光の割合で照らしている。
光達距離は2.5海里となっている。
現用灯器はK式発光装置で、現用レンズは250。
電球はK-1となっている。
初点は平成6年3月25日と新しい防波堤灯台である。


大道港三号防波堤南灯台へのアクセスは、
本渡上島側から国道266号線を北上し、
棚底を過ぎて天草市から上天草市入り、
大崎第一トンネルの手前を右側に入るとそこに灯台が立っているが、
灯台は写真のように防波堤が一文字になっているため、
渡船にて上堤しなければならない。
よって、時間の都合から岸からの遠望となった。
駐車は防波堤近くの空き地に駐車した。

( 熊本県上天草市龍ヶ岳町赤埼 )




福岡県行橋市  「 豊前海・蓑島の岩牡蠣を送りに直売所へ・・・ 」

2012-07-20 15:46:00 | グルメ



水揚げされた牡蠣









飲料水の間と比べても引けを取らない大きさの牡蠣








豊前海・蓑島カキの直売所








鱧 ( ハモ ) とエイ







鯒 ( コチ )







こうして並ぶ情景は 「 ちょっとした水族館? 」 である。












突然だが、昨日の降水確率は午前40%・午後50%だった。
パーセンテージの割りに一滴も落ちて来ない雨に、
「 雨が降らんね~。 「 今日は40(しじゅう)、50喜んで 」 と思うとったのに 」と、
地井武男を真似て言うと、大工さんたちに大受けだった。
その雨が堰を切ったようにドーッと降り出したのは午後3時ちょうど。
あまりの雨に3時で仕事を切り上げると、
大工さんがニコニコしながら、「 あんたの云うとおり40、50喜んでやったな! 」 と言った。

そして今日の降水確率のパーセンテージは昨日よりも大きくて、
午前50%、午後60%だったし、8時前まで雨が降っていたので仕事は休みになった。

それで仕事が休みの時でないと行けないカキの直売所に行って来た。
高知で競馬や競輪の予想をしている池田さんに牡蠣を贈るためのもので、
池田さんとは、ボクが競走馬の詩集 「 馬の詩 」 を出版してからの付き合いだから、
かれこれ20年以上の付き合いになる。
毎年冬にドーンと送るが、こうして夏場の岩牡蠣を送るのは初めてである。
直売所のおじさんは、 「 時期的に今月末までと 」 言っていたが、
大きさは冬場の牡蠣の2、3倍くらいあり、味も濃厚だと言っていた。

価格は冬場の牡蠣に比べてキロあたり500円ほど高めだが、
牡蠣の珍しいこの時季だけに喜んでもらえればと思っている。