「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

2014 ・ ムーンライトグラデーション 「 皆既月食 」

2014-10-09 00:01:41 | 日記 ・ イベント







































まん丸い月の左下から
だんだん曇って行き
その黒影は
月の高度が増すとともに進行し
陰り出してから
1時間足らずで
闇と同化したかと思えば
一点の光を闇から放ち
やがて光は闇を占領しながら
少しずつ現状に復して行く

ムーンライトグラデーション
それはまさに
宇宙 ( てん ) の配剤

人の心も月の満ち欠けと同じように
不安や心配が
明るい心を曇らせる
それが弱気な心に蔓延し
夢や希望を打ち消してしまう
だけど
負けない心と
強い心を持ち続けることで
やがて一筋の光が
夢や希望に向かって広がって行く
今宵の皆既月食のように・・・




2014.10.8 皆既月食の日に

沖縄県うるま市 「 泊グスク ( 宮城島 ) 」

2014-10-09 00:00:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



丘全体がグスクになっている







グスク入り口の路標







路標から主郭へと上って行く階段がある







巨岩の脇を抜けて虎口へ進む







途中はブッシュの中に琉球石灰岩がゴロゴロしている








グスク内にある野面積みの石垣で出来た拝所







グスク頂部平場







グスクの奥にある拝所








グスクの遠望 ( 海に突き出た断崖の向うに位置する )







グスク頂部から見た金武中城湾





宮城島の泊グスクは、太平洋に突出する石灰岩からなる
独立した岩山の上に築かれたグスクである。
別名(トマイグスク・カクレグスク)とも呼ばれている。

泊グスクは、1322年に、怕尼芝(はにし)が今帰仁世の主(中北山)を滅ぼしたとき、
今帰仁グスクを追われた一団が南部へ逃れる途中に、家来の妻が男子を出産し、
身を隠してそのまま住み着いた場所だという。
だから「隠れグスク」と言われたのであろう。
また、その子孫が泊グスクを築いたといわれる。

泊グスクの対岸には伊計グスクがあり、常に勢力争いを繰り返したといわれており、
伊計グスクは宿敵であった。



宮城島・泊グスクへのアクセス
泊グスクは、与勝半島から海中道路を通り平安座島を抜け、
宮城島の海岸に面した山の上に位置する。
一度目は近くまで行きそれなりの場所を探索したが
結局確認できないまま断念することになったが、
二度目は山側からの探訪でグスクを探し当てた。
グスクは伊計ビーチ方面に進み、宮城島の漁港方面に下りる坂の手前を
右に約500mほど入った畑の中にある。
駐車は、その付近は滅多に車が通ることがないので、
邪魔にならないようにすればグスク入り口付近駐車できる。