鶴丸城の正門に架かる本御門橋
お掘りの幅に合わせた六径間桁橋である
城に向かってわずかに傾斜 ( 上り勾配 ) が付いている
橋桁や桁受けにも頑丈な石が使われている
アスファルトでなく石が敷き詰められた通路
正面の城壁には西南戦争の砲弾の跡が残っている
所在地 / 鹿児島市城山町5-1 お堀
架橋 / 宝暦9年
石工 / 不明
長さ / 16.00m 幅 / 8.00m
拱矢 / 2.00m 径間 / 2.40m
本御門橋は、鹿児島市の中心街に位置する 「 鶴丸城 」 の正門に架かる橋で、
その長さは16mで、お堀の長さに合わせて六つの径間で区切られている。
幅は長さの半分の8mと計ったような長方形になっている。
この鶴丸城はご存知のとおり、西南戦争のときの薩軍の本拠地を設置した場所で、
この橋を渡って大将の西郷隆盛も兵を率いて出陣して行ったのである。
本御門橋へのアクセス
本御門橋へは、鹿児島中央駅前から市電の鹿児島駅方面行きに乗車し、
鹿児島市役所前で下車し、山手(左側)に向かって約200mほど行くと
城壁が見えてくる。
駐車は、近くに有料駐車場がある。