源流点には細い水がちょろちょろと流れていた
国道211号線沿いに立つ案内板
振り返って来し方道をたどると開けているのが分かる
源流点に近づくにつれ川幅が狭くなる
遊歩道の行き止まりの奥に源流の基がある
源流から流れてきた下に出来た水溜まり
遠賀川の下流では大河になる ( 直方市 )
河川敷が公園になっている ( 直方市 )
北部九州最大の川である遠賀川 ( 全長61キロ ) 、
その源流は嘉麻市の馬見山 ( 978m ) の山中にあります。
そこから湧き出た水は、穂波川や彦山川など多くの川と一緒になりながら、響灘へと注ぎます。
遠賀川は、とくに筑豊地方に古来より稲作文化を形成し、
近代になってからは、石炭産業を支えたことから、
人々の間では 「 母なる川 」 と呼ばれてきました。
嘉麻市をはじめ、飯塚市、直方市、中間市、北九州市など6市13町1村を流れ。
流域面積は1026平方キロメートル。
およそ67万人がその流れの恩恵を受けています。
多くのまちに、人に豊穣をもたらす川の源流があることは、嘉麻市の大きな誇りです。
また、遠賀川は九州で唯一の鮭が遡上する川としても知られています。