ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

カウボーイのように

2018-05-06 | アメリカ事情

 Pinterestから。

 

店を出て、車に戻って自分が車のキーと携帯電話を車内に残してロックしていたことに気づきました。 そこに通りがかった自転車に乗っているティーンエイジャーが私が腹いせにタイヤを蹴っているのを見て、言葉を選んで聞きました。「どうしたんですか?」と彼は尋ねました。私は自分の状況を説明しました。 「妻に電話をしても、携帯電話は、車の鍵と共に車の中なのです。そして私達はこの車しか持っていないんですよ。」と私は言いました。 すると少年は私に彼の携帯電話を渡しました。「奥さんに電話して、僕が彼女から鍵を貰いに行くと伝えてください。」 私は言いました。「でもそれは往復7マイルですよ。」「心配しないでください」1時間後、彼は鍵を持って戻ってきました。 彼にいくばくかのお礼を申し出ましたが、彼は拒否しました。 「僕には練習が必要だった、と言うことにしましょう。」そして、まるで映画のカウボーイのように、夕日に向かって去っていったのでした。

 

ケンタッキー州ニコラスヴィルにお住まいのクラレンス・W・スティヴンスさんのお話

コメント
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