ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

人の命を救う人

2018-08-10 | アメリカ事情

 PHOTOGRAPHEE.EU/SHUTTERSTOCK

 

 

それほど知ってはいない人が、必死に必要としていれば、あなたはご自分の臓器を寄付しますか? 1人の若いベビーシッターは、彼女が3週間だけ知っていた幼児の命を救うために、再考せず、躊躇なく、それをしました。 キアステン・マイルズは2016年の夏にタリアという赤ちゃんのベビーシッターを始めました。そして彼女はその赤ちゃんが肝臓移植を必要とすることを知りました。キアステンは、タリアの臓器提供者になりたがり、その決心は、疑問の余地さえなかったのです。一通りのマッチするかどうかのテストを経て、その結果彼女が完全に提供者としてタリアにマッチすることを知りました。 2017年1月、両者は手術を受け、どちらも完全な回復が見込まれています。 タリアの両親はキアステンが彼らの小さな娘を救うために、その完璧なタイミングで彼らの人生にやってきてくれたのだと信じて以来、いつもキアステンにこう言ってきています。「私は残りの人生の毎日、あなたに感謝を伝え、それでもあなたに対する感謝の念は尽きません。」


https://www.rd.com/true-stories/inspiring/heartwarming-true-stories/



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以前ある青年がオフィス仲間だった。彼は、たいへんに行動的で、スペインで牛と走ったり、メキシコで闘牛をしたり、とにかくいろいろなことにチャンレンジする一方、思いやりにもたけ、人々に笑顔をもたらすような明るい性格の持ち主。ある日オフィスは、いつも朗らかな彼が、実は全く見ず知らずの若い少女に、腎臓の一つを寄付したことがあるというのを知った。


この同僚についての記事を地方紙が掲載したからである。彼は、ある日ニュースで腎臓の必要な少女がいることを知り、躊躇することなく、早速様々な適正テストを受け、マッチと知ると、準備期間を経て、速やかに一つの腎臓を寄付した、と新聞には書かれていた。彼はおのずからは、一言もそのようなことは言ってはいなかった。


彼は勤務をしながら、夜間クラスを取り、カウンセリング修士号を得て、卒業、新しく開校した中学で、カウンセラーとして就任することになった。親しみやすく、あたたかな笑顔の彼がカウンセラーとして、忙しく活躍している姿は、すぐに想像ができる。その中学校は、稀有な人を雇用し、また生徒達は、素晴らしいカウンセラーを得て、なんと幸運なことだろうか。心が広く、言葉で励まし、行動で人への思いやりを示す彼のカウンセラーとしての成功を心から願う。

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