ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

価値を知る

2021-01-12 | 私の好きなこと

Photo: Justcollecting.com

例えば、「春の寓話」と名付けられた、この200年前の金、エナメル、真珠のミュージカル時計は、ササビーズの予想価格の5倍の25万4千500ドルで、魅了された入札者に渡った。

 

 

 

人生の終点に間近くなった父親は息子に言った。 「これはお前の祖父が私にくれた時計だ。ほぼ200年前のものだよ。お前にあげるがその前に、街の宝石店に行きなさい。私がそれを売りたいと彼らに言い、彼らがどれだけの値で買い取るかを見て来なさい。」

息子は宝石店に行き、父親のところに戻って言った。 「とても古いので、彼らは150ドルで買い取ると言いました。」

父親は言った。 「質屋に行ってみなさい。」

息子は質屋に行き、父親のところに戻って言った。 「質屋は、これがとてもすり減っているようなので、10ドル支払うと言いました。」

父親は息子に博物館に行って時計を見せるように頼んだ。

彼は博物館に行き、戻ってきて、父親に言った。 「博物館長は、この非常に珍しい作品を貴重なアンティーク・コレクションに含めるために50万ドルを提供したいと言いました。」

父親は言った。 「私は、適切な場所(人々)がお前を適切な方法で評価することをお前に知って欲しかったのだ。自分が間違った場所にいることに気づかず、自分が十分に評価されていないと思っても怒ってはならないよ。お前の価値を知っているのはお前に感謝している人々だよ。そういう場所を作るよう努力し、誰も自分の価値を見ないような場所にはとどまらないことだ。」

 

Photo: Stevegilliland.com

極めて貴重とタグが付けられるあなたでありますように。

 

 

 

 

コメント (8)
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