本日、津幡町旧市街中心部に於いて「どまんなかフェスタ2019」が行われた。
昨夜は激しい雨。
今朝は一面の雲。
降雨の心配は多々あったと察する。
主宰の「津幡町商工会」関係者にとって開催するか否かの決断は、
一種の賭けだったかもしれない。
やはり午前は篠突く雨になったが、
午後3時を回る頃には止み、多くの町民が会場に詰め掛けた。
僕が訪れた時は、ちょうどステージで「第12代ミスつばた白鳥姫認証式」の最中。
先代からタスキを渡されるところだった。
振袖姿も華やか。
観客達から拍手を浴びて微笑む様子が、実に微笑ましい。
これから、津幡町のPRを担っていただきたい。
さて、会場内には沢山の出店が揃い、いい匂いが漂う。
焼き鳥、たこ焼き、おこわ、スイーツ・・・。
皆、それぞれお目当ての味を楽しんでいたが、
やや肌寒くもあったので、名物「倶利迦羅そば(温)」を求める。
地元で採れた山ゴボウの葉や抹茶を使った麺は、
歯ごたえ潔く、緑の香りが鼻に抜け、爽やかな後味。
熱々の出汁をかけ、ネギと揚げ玉をトッピング。
一味を振って頂戴すると、体の芯から温まる。
旨かった!
今年の新機軸「スーパーカー展」で「ランボルギーニ・カウンタック」を眺め、
僕は「ミニボートピア津幡」へ向かう。
艇界で最も古い伝統と格式を持つ全日本選手権、
「第66回 ボートレースダービー」優勝戦発走が迫ってきたからだ。
6日間の激闘を勝ち抜いて舳先を進めたのは、以下の6人。
1号艇:毒島 誠(群馬)
2号艇:馬場貴也(滋賀)
3号艇:石野貴之(大阪)
4号艇:松田祐季(福井)
5号艇:前田将太(福岡)
6号艇:木下翔太(大阪)
優出インタビューで”ド本命“「毒島」はこう言った。
「運が良かったです。ツイてました」
前日の準優勝(準決勝)戦で、予選1位と2位が相次いで敗れ、
またも転がり込んできたポールポジション。
確かにツイているが、フロックではない。
低調モーターを立て直し、凄まじいターンでポイントを稼ぎ、
高いポジションに居続けたからこそ。
つまり、実力で手繰り寄せた幸運だと思う。
今節は「安定感」が際立っていた。
正攻法で勝ち上がってきた2号艇に一抹の不安を感じたものの、
僕は、自信をもって1号艇からの舟券を投票した。
果たして「毒島」はコンマ10のスタート。
隣がやや凹み、壁がやや頼りないスリット隊形ではあったが、
他艇に何もさせず、見事に逃げた!
激しい2着争いを尻目に一人旅。
ゴールまでに要した時間は、1分46秒7。
節間レコードを更新して、優勝した。
おめでとう!
ダービージャケットが良く似合う。
「カッコいいぞ!ブス!!」
これで年間賞金ランキング1位。
年末の楽しみが倍増してきた。