つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

2016夏、競艇。

2016年08月28日 07時37分12秒 | 賭けたり競ったり
本来この記事は、今夜…8月28日の21時以降に投稿するはずだった。
「グランプリ当確!」という歓喜と共に。
…しかし、現在は午前7時台。
予定より一足早い掲載となってしまった。
桐生競艇場で行われているSGレース「ボートレースメモリアル」。
昨夜、地元・群馬支部から1人だけ準優勝戦へ舟を進めた「毒島 誠」が、
10Rで3着に終わり優勝戦進出ならず。
戴冠の願いは叶わなかった。
僕の「夏競艇」が終わった。


この夏も、随分沢山のレースを観た。
それなりに張った。
決して胸を張れる収支ではないが、楽しんだ。
取り分け、盆中日の8月15日に足を運んだ三国競艇場で、
偶然1人のレーサーの「ラストラン」に立ち会う事ができたのが感慨深い。

それは「第44回しぶき賞」の最終日、よく晴れ渡った青空の下の第7レース。
4コースに陣取った「水上浩充(みずかみ・ひろみつ)」選手が、
コンマ01のタッチスタートから、一気に捲り切って先頭でゴール!
33年と3ヶ月のレース人生に幕を下ろす最終戦で、
自らの手で引退の花道を創り上げたのである。
素直に凄いと思い、感激した。

生涯戦績は、通算1564勝、優勝34回。
当日、レスキュー艇に乗り観客に挨拶をする「水上選手」に拍手を送った。
お疲れ様でした。

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短期集中連載~2016夏、津幡町その4。

2016年08月27日 06時17分19秒 | 日記
この夏の町の様子を綴る「2016夏、津幡町」第4回。

きのうの投稿で冒頭に書いたとおり、
日本列島の夏は思いのほか暑く、近年は拍車がかかり相当に暑い。
しかも、湿度も高い。
過ごしづらい夏をしのぐため、日本人は昔から様々な工夫を凝らしてきた。
それらは、冷房装置(クーラー)が登場した現代にも受け継がれている。

典型が、建物の構造。
西洋建築に比べて壁が少なく、間仕切りが襖や障子…つまり「紙」。
風通しの良さを第一に考えた造作を見れば、
日本の家屋の成り立ちの基準が「夏」だと分かる。
他にも、畳の上に、肌触りが冷ややかな筵(むしろ)を敷いたり。
縁側には、日よけの簾(すだれ)をかけたり。
軒先には、風の到来を知り音の演出を兼ねた風鈴を吊るしたり…。
とにかく涼を取る事に余念がない。
屋内だけじゃなく、屋外でも同様だ。

打ち水。

1786年(天明6年)創業の造り酒屋「久世酒造」店頭にて撮影。
蒔いた水の気化熱効果で涼を得る。
水によって、邪を払い、汚れを清める。
ずっとずっと昔から、何百年も続けてきたであろう夏の営みである。

夏のスタミナ食、今昔。

「鰻」が夏のスタミナ食に定着したのは、江戸時代。
かの「平賀源内」が一役買っているというのは、有名な説だ。
真偽のほどはともかく、ビタミンAが豊富で、タンパク質や脂質、
ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、カルシウムや鉄を含む鰻は、
確かに夏場の滋養強壮に役立つ。
しかし、僕はこの夏殆ど口にしていない。
70年代半ばを境に価格の下落傾向が続いた「うなぎの蒲焼」だが、
2000年代初頭以降、上昇に転じ、高嶺の花になりつつある。
…個人的に、よく口にした夏メニューはカレーだ。

これからも安価で庶民的な値段をキープして欲しい。
頼むぜ!国民食!!

サマーカットしました。

以前の投稿にも掲載したが、愛犬「りくすけ」は、
今夏、生涯初のサマーカットで涼を取った。
実年齢はオッサンながら、サッパリ男前で若返った気がするのは、
飼い主の贔屓目だろうか?
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短期集中連載~2016夏、津幡町その3。

2016年08月26日 10時18分06秒 | 日記
この夏の町の様子を綴る「2016夏、津幡町」第3回。
今回は「人」に注目したスナップを幾つか紹介したい。

温暖湿潤気候に属する日本列島の夏は、思いのほか暑い。
近年はその傾向に拍車がかかった感があり、相当に暑い。
冷房設備が脆弱な校舎での授業は困難だろう。
…暑いから休む。
…過酷な時期を無理せずやり過ごす。
夏に、一旦、学校を休業するのは、理に適っている気もする。
長い夏休み期間中、街中では枷(かせ)から解き放たれ、
いきいきと遊ぶ子供達の姿を、よく目にした。

自販機に屯(たむろ)する子供達。

何かの行事の帰りだろうか。
一群の少年たちが「スガイ書店」横の自動販売機に駆け寄って来た。
「どれにする?」「○○が美味い!」などと、嬌声を挙げながら品定め。
慌ただしく小銭を投入して、よく冷えた飲み物を手にするや否や、
待ち切れずにキャップを開けて一気に呷る(あおる)。
見ているだけで、こちらの喉も鳴った。

つばた町民八朔まつり。

今年は7月30日(土)に開催された町の夏祭り。
そのメイン会場へ向かう浴衣姿の少女達。
夏のおめかしに包まれた肌は、小麦色。
皆、楽しそうだ。
また、お祭り会場ではこんなシーンにも遭遇。

公園の立ち木に登り、大きな声で母の名を呼ぶ少年。
おそらく、自分が成し遂げた「偉業」を自慢したいのだろう。
こうした行為を危ないと考える方もいるだろうが、
僕は、彼の小さな冒険に拍手を送った。
男の子は、これくらいするものだと思う。

土俵を覆う熱気。

つばた町民八朔祭りの翌日・7月31日。
津幡小学校グラウンドに隣接する常設相撲場では、
恒例の「全国選抜社会人相撲選手権大会」が開催。
続いて行われたのが「第46回津幡町こども会相撲大会」である。
8校区16チーム(99名)が参加。
熱帯夜の土俵上で熱戦が繰り広げられる。
我が子、我が地域を応援する歓声は、昼以上の盛り上がりだった。

夏の砂利道の二人連れ。

津幡川沿い、未舗装の道で見かけた若いカップル。
草叢を挟んで歩く様子が、初々しい。
暮れ始めた夏の日差しと、草いきれと、蝉時雨が二人を包んでいた。
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短期集中連載~2016夏、津幡町その2。

2016年08月21日 12時25分06秒 | 自然
この夏の町の様子を綴る「2016夏、津幡町」第2回。
まずは、この「空の画像」から。

「鱗雲」である。
秋によく出現する事から秋の季語になっている雲だ。
撮影したのは、ちょうど一週間前。
既に、秋の気配が忍び寄っているのだなと実感した。
俗に「うろこ雲が出たら3日のうちに雨」と言われるとおり、
翌日には空が泣き出し、涼しさが徐々に増していった。

そんな雨を心待ちにしているのが「稲」である。

控えめに花を咲かせ、実りを結ぶ。
そのスピードは、昔と比べて格段にアップした。
本格的な秋の訪れを前に、早稲品種「ゆめみづほ」の収穫が始まっている。

撮影したのは今朝。
手前の稲穂が広がる奥、すっかり刈り取られた田圃があるのが分るだろうか?
今年は平年よりも暑い日が続いた為、生育が早く、
来週からは、店頭に新米が並ぶ予定なのだそうだ。

さて、晩夏⇔初秋の話題が続いたが、盛夏の風景も記録しておきたい。

西瓜畑の鳥よけ網にしがみつく「蝉の抜け殻」。
大きさからして「ツクツクボウシ」だろう。
細い足場にしがみつく様子が、野生の力強さを感じさせてくれる。

次はコレ…とある民家のガレージ天井で保管している「タマネギ」。

散歩中、夏になると似た様子を頻繁に目にする。
軒下、車庫、玄関、物干し台、色んなところにタマネギがぶら下っている。
それぞれ、少ない量ではない。
一家で消費するにも大変と思えるほど。
実は、タマネギこそ、津幡町の隠れた特産品ではないかと睨んでいる。
何かいい名前とストーリーを考え、売り出すのも一つの手だ。
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短期集中連載~2016夏、津幡町その1。

2016年08月20日 12時17分50秒 | 賭けたり競ったり
気が付けば、8月ももう半ば。
立秋を過ぎてもなお暑さは残っているが、旧盆前と比べれば随分優しくなった。
季節は、ゆっくりと次へ渡すバトンを準備をしている。
…という事で、今回から数度に分け「2016夏、津幡町」と題し、
視点を変えつつ、この夏の町の様子を綴ってみようと思う。
最初は、やはりこの「快挙」だ。

今朝、愛犬を伴って町役場を訪れてみたところ、早速、垂れ幕が掲げられていた。
わが津幡町出身の女子レスラー「川井梨沙子」選手が、リオ五輪63キロ級で世界一に。
町にとっては、夏一番の…今年一番のビッグニュース。
何しろ「めでたい事」なのである。
【レスリング】金メダリスト・川井先生!9月、母校で授業!?
上記リンク記事のプラン(※川井選手による母校でのレスリング授業)や凱旋報告会など、
しばらくは、ゴールドメダル余波に洗われる機会も多いかもしれない。

町を歩けば、他にも祝賀メッセージが散見出来る。
舟券を買いに足を運んだ「ミニボートピア津幡」正面玄関にもこの通り。

これを見て、ふと思い出した。
拙ブログ2016年1月17日掲載「津幡町のアスリート。」にて、
「川井選手」と並び、津幡町出身のレーサー「高倉 孝太」選手について投稿した事を。
そして見つけた。
「高倉選手」が、今日、三国競艇場「はづき第一戦」初日の8レースで戦う事を。
出走表を眺めてみたが、番組的には厳しい。
エンジン勝率も平凡の域を出ない。
しかし、初日だ。しかも、地元は彼だけだ。
リオの追い風が、三国にも吹くかもしれない!(→完全な思い込み!)

少額だけど、張ってみました。
行け!「考ちゃん」!頼む!
コメント (2)
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