新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

4年通った神楽坂に行った。古い店がビルに建て替えられ落ちついた町が一変していた。急坂は変わらねど。

2013-08-31 10:06:42 | 日記
   


     ○柚子坊の糞のあまたの置き土産


     ●水面揺れ蜻蛉の影を消しにけり


     ○秋の蚊の肢踏ん張りて腕刺す


     ●秋彼岸手向けの水は墓誌なぞる


     ○昼は蝉夜くつわむし鳴く大樹


     ●秋の初風いつもの駅に吹きて来し


     ○手花火の静かに終えて妻消える