ヨコシマな備忘録

レディコミ・オカルト・サッカーあたりをうろうろしている
漫画家の横嶋やよいです! 

オールナイトニッポン45周年感謝祭レポ

2012年02月20日 04時04分00秒 | 音楽やライブ
前の日記はANN終わったらすぐにレポする勢いで書きましたが、
なんだか疲れててANN終わったら寝入ってしまい、
起きたら友人から遊びの誘いのメールが来てて、
中野のブロードウェイで一日中ブラブラ遊んでしまい、
結局こんな時間になりました…yellow4

記憶を辿りながら
「オールナイトニッポン45周年感謝祭
 ALL LIVE NIPPON このさい for LOVE ホールA」のレポ!
ラジオからの情報も織り交ぜてます。
記録装置が自分の脳みそだけなので、たぶんいろいろ漏れてたり
記憶間違いもあるかもしれませんので、その時はごめんなさい!


会場は地下鉄有楽町駅なら歩いて30秒もかからない
「東京国際フォーラム」。
5000人入るということで、やはりすごく人が多かったです。

着物を来た女の子とかきゃり~ぱみゅぱみゅ風の女の子とか、
メイド姿の女の子とかビジュアル系の男の子とかがいっぱいいて
すごく目の保養になりました~。
でもって、女の子のマジなヘッドバンキングも間近で見られました!yellow12
長い髪の毛をバッサバッサと振りまわしてて迫力がすごい!
首の頚椎痛めないのかな?と思うほどの力強さでびっくりでしたよ。

長いので折りたたみます~(PC用)

**************************



開演は18:30だけど、25分頃に会場が暗くなりました。
舞台上にはスクリーン(モニター?)が三つあって、
(中央が大画面・左右に中画面ひとつづつ)
その画面の中には「ナインティナイン」のふたりの姿が映し出されました!
ふたりは今現在のANNパーソナリティとして、始まった当時の思い出とか
大変だった事をを話してくれましたよ。

そのVTRが終わって「さぁ、オードリーがでてくる?」と思ったら…
出てきたのは前説(?)の「フォーリンラブ」のふたり!
VTRの中でも「イエス、フォーリンラブ」をもじって
「イエス、フォーティーファイブ!」とやってました。
観客全員で指でハートマークを作り「イエス、フォーティーファイブ!」
気持ちも一体化したところでライブ開始~!

先陣はJealkb!
ロンブー敦が芸人仲間と作ったバンドです。
5曲ほど歌を披露。
ラジオでも触れていたけど、合間には即興で作ったVTRを挟み
(ケンカコントみたいなヤツです)
芸人らしく楽しく盛り上げてくれました。
初めて敦、いやHADERUの歌を聴いたけど、上手いね~。
バンドも意外としっかりした音を出しててびっくりしました。

Jealkbの演奏が終わり、ステージは暗転。
ここでついにオードリーが登場!yellow18

まず、舞台下手からひょこひょこっと若林が登場してきました~!
Jealkbに負けないくらい声援をもらってましたよ。
服は三つ揃えの黒っぽいスーツに赤いネクタイ・同じ色のポケットチーフ。
いわゆる「漫才の戦闘服」です。
手にはB4くらいの大きすぎる進行表をもってました。
カバーが真っ白だったせいもあって、遠目からは
ちょっとしたアルバムに見えましたよ。

若林はしばらく一人でおしゃべり。
会場からは「あれ?春日は?」というざわつきが起こり始めたら、
観客席左サイド側の入口の扉がドーンと開き、
その近くの観客が「きゃ~!」!
春日はここにいました~!
こちらも声援がすごかったですよ。

観客は近くを通る春日に遠慮がちにしか触ってないのに、
「はっはっはっ、やめなさい、服を脱がすんじゃぁないよ!」と
春日らしいギャグでゆ~っくりゆ~っくり歩いて舞台に向かいましたよ。
春日の服は、例の青いふわふわなタンクトップに白ズボンです。
髪はサラサラ~yellow18
ハンドマイクを持つ手の小指はいつも立ってましたよ。

後のラジオで、このとき若林が「垣花(かきはなアナ)、いや春日さ~ん」と
ボケたのに、会場はウケなかったと言ってたけど…
ごめん、垣花アナのことがわからなかったよyellow22

春日が舞台に上がったら進行開始。
舞台の楽器セットを替える間にゲストたちに話を聞きます。
最初のゲストはさっきまで演奏していたJealkb。
Jealkbは「実年齢の10歳下の年齢」という設定でやってるそうで、
ボーカルのHADERUも「ロンブー敦の10歳下の弟」という設定だそうです。
でも若林はちょいちょい「敦さん」って呼んじゃってましたよ。
スクリーンにはANNを始めた当時の敦の写真などが映し出されたり、
ツイッター上で「ひとりANN」をやった話などをしてました。

セットチェンジの為にインタビューは舞台下手で行われてましたが、
インタビューを始めようとしたら上からすす~っとピンクのハート型の
ボードが降りてきて、みんなの背景に設置。
カメラなどが入っていたので、インタビューの撮影映えするように…かな?
しかしけっこう大きなボードだったので、
若林が「このボードのせいでスクリーンが見えづらくなった」と
ちょこっと苦情を言ったら、次の人からはボードが降りなくなってました。
スタッフが大慌てで修正してくれたようです。
大きすぎる進行表にも平謝りだったようで、何の気なしに言った若林は
ラジオで恐縮してましたよyellow22

次のアーチストはmiwa。
正直、アウェイな雰囲気ではあったけど、
ギター一本・自分の声だけでその雰囲気を変えました。
歌も上手いけど、ギターがものすごく上手いんだね~。

miwaとは因縁のライバル関係なだけに、若林はインタビューでも
ちょいちょいmiwaをいじってました。
以前miwaのANNにゲスト出演したときに消臭スプレーを
もらったことについて、また文句言ってましたよyellow22
もちろんmiwaは「そんなつもりじゃない~」って否定してたけど。

そんなmiwaと若林が「仲良くなろう」ということで、
お互いの似顔絵を披露。
miwaの描いた若林は「目がおたまじゃくし」のかわいい絵!yellow19
主線の色もピンクで描いてあって、非常に好意的に描いてくれました。
「オレの似顔絵はだいたい目がおたまじゃくし」と若林。
絵の下には「せとはー ひぐれてー」の文字。(ひらがな!yellow19
「歌ってください」とmiwaがムチャ振りしたら、
それを受けて若林が生歌を歌ってくれた~~!
CD音源とは別の、また音階の違った瀬戸の花嫁が聞けました~。
会場はそのオン…いや、味のある歌に大爆笑で拍手も起きてました。
若林は「そんな拍手はいらないんだよ!」と荒ぶってましたよyellow16

でもって若林が描いたmiwaの似顔絵は…
髪型は似ているものの、見開いた目が血走り・
歯も描いてある大きな口・しかもヨダレがたら~っと
流れている絵でした。
ちょっと悪意のある絵に、会場も「え~」とざわめき。
若林は「miwaちゃんも攻撃的な絵を描いてくると思ったから」と
しきりに言い訳してましたよ。
「でもヨダレはたれてた」と、やっぱり最後までmiwaちゃんイジリしてました。
因縁の関係はまだまだ続きそうです。

次のアーチストはSEAMO。
私は”シーモネーター”時代を全く知らないので、
海パン・股間にキラキラデコの天狗の面でのパフォーマンスに
度肝抜かれました…。
会場もちょっとビックリしている人が多かったみたいyellow22
しかし今思えば、これはまだHENTAIの序章でしたよ。
miwaのインタビュー中に、
観客席に天狗面をつけている人がチラホラいるのが話題になってたけど、
SEAMOのファンだったというのがここでわかりました。

続いてSEAMOインタビューかと思ったら、スクリーンに
ANN水曜担当のNESMITHが登場。
普段ANNを放送しているスタジオを案内してくれました。
スタッフたちもノリノリでchoo choo TRAIN回転したり、
楽しそうだった~。

現役パーソナリティーといえば…
開演前の注意事項を読み上げたのは、
AKB48のノースリーブスの3人でした。
(映像なしの声のみ)
これで現役パーソナリティーは全員出演!

順番でいけば、次はゴールデンボンバー。
しかし、次の紹介VTRの中で聞き覚えのある声が!
「オードリーのオールナイトニッポン!」

まさか…まさか!?
会場もちょっとざわつきます。

その「まさか」でオードリーが登場!!

進行じゃないですっ
漫才です~~!!!yellow25 yellow25 yellow25
まさかの漫才披露に会場も大歓声!
あああっ行ってよかったぁぁ~~~!!!yellow15

若林はさっきと変わらないスーツ姿でしたが、
春日はピンクベストにお着替え!!
髪もちょこっと8:2に撫で付けてありました。

春日はいつものようにゆ~っくり登場して、
「みなさん、本物のくり万太郎ですよ」と第一声が
ニッポン放送ギャグ。
これもアドリブだったけど、これに対して若林が
「さっき”くり万太郎さんてみんな知ってるかな?”って聞いただろ」と
アドリブツッコミ。
観客の気持ちをガッチリつかんでから本編へ。

内容は検索ちゃん祭で披露した「親父とバーで飲む」編。
・クリス松村いじり
・土下座した春日が”上がピンク・下が白”で寿司みたいツッコミ
・春日がAKB48の「ヘビーローテーション」完璧振り付け披露
・観客席にいた子供に向かって「バーーー!」
・春日のアドリブが多すぎて「あとで楽屋で怒るからな」と若林
などがアドリブで入ってました。

春日の髪はいつものようにガッチリ固めた8:2じゃなかったので、
若林にペチペチ叩かれるたびに形が崩れていって、
最後の方ではサラサラに!yellow18

「おまえ、髪サラサラになってるじゃねーか!」と言って
若林が春日の髪に触っていたところで、
ちょっとため息を漏らしちゃったことは事実です!yellow25
髪の毛サラサラでの漫才はなかなか見られないと思うので、
珍しいものが見られて嬉しかった~。

会場も大ウケで、本当に嬉しいサプライズ漫才でした。

この日、若林のご両親が来場していたとラジオで言ってたけど、
”節子=エロイ女”ネタをご本人が聞いていたのかぁ。
どう思ったかも知りたいところですよyellow22

オードリーの後はゴールデンボンバー。
いや~、もうやりたい放題という言葉がぴったりでした。
エアーバンドということなので、歌っている鬼龍院翔以外が
自由すぎるパフォーマンスをしてましたよ。
間奏中に”クリームの男体盛り””Tバックわんこ”とか…。
そんなのアリなんですか?とyellow22

”ドラムあたりに配置されている”ダルビッシュケンジが特にすごかった。
背も高くて足も長いし、顔もイケメンそうなのに…
Tバックの生ケツを大スクリーンに嬉々として晒してましたよyellow22

会場もものすごく盛り上がってて、みんな踊りまくってました。
ビジュアル系のライブには一度も行ったことないので、
観客の熱さにも圧倒された~。

そんな金爆のあとにSEAMOのインタビュー。
自分も天狗面でいろいろやってるけど、金爆のパフォーマンスには
カルチャーショックを受けたと言ってました。
そのシーモネーター時代のリスナーが今ニッポン放送の作家になってる
らしいですよ。

そのあと引き続いて金爆のインタビュー。
若林がダルビッシュに「きみ、すごいね~」を連発。
ラジオでも「あんなパフォーマンスしておきながら、
次の瞬間舞台の端でおびえてるとかおかしすぎる」と、
どうやらダル君を気に入った様子でしたyellow19

ダルくんとギターあたりに配置されてるキャンくんが
野球が得意ということで、同じく野球が好きな春日と
「ANNのホームラン王」対決。
サイン付カラーボールをプラバットで打って飛距離を争うコーナーです。
春日は西武ライオンズのユニを着込みました。

打つ順番をじゃんけんで決める時に、春日がお約束の「最初はトゥース!」。
当然他のふたりはフツーにグーだったので、もう一度仕切りなおし。
仕切りなおしのじゃんけんでは、ダルくんがトゥースをやってくれたのに
春日はフツーにグー。
「なんで普通にグーだしてんだよ」と若林にツッコまれてましたよ

一人3球の挑戦で、春日は1球目バントしたりスカったりしてました。
ホームラン王は2階席まで飛ばしたダルくん!
いいスイングしてた~。
サインボール欲しかったな~。

このあとは大トリのT.M.Revolutionの西川貴教登場!
さすがにというかやっぱりというか、会場はこの日一番の
盛り上がりを見せました。

さすがの歌声だった!
うまいねぇ、やっぱり…。
一度は生歌を聴きたいと思っていたけど、
まさかこんな機会に聴けるとは思わなかったよ。
曲が進むたびに服を脱いでいったので、
最後は太腿みせてくれるのかなと思っていたら、
太腿を見せてくれたのは別の人たちでした!yellow25

アンコールの「HOT LIMIT」の時に、
なんと金爆のメンバーがあの衣装で登場!!
あの衣装ってアレですよ、
当時の西川くんが海の真ん中で風に吹かれたり雨に打たれていた時に
着ていたあの衣装ですよ!
あの時の衝撃的な衣装を黒いガムテで再現していました。
なんとこれが初共演!
西川君のうしろでダンサーとして踊ってました。

金爆もやりたい放題だったけど、ダルくんのガムテはがしたり
パンツ下ろしたり、鬼龍院の腋毛抜いたりと、
西川くんもやりたい放題でしたよ。
歌はかっこいいし、パフォーマンスは大爆笑だし、
ものすごく贅沢な1曲になりました。

アンコールが終わったらオードリーが舞台に登場。
舞台にならぶのは肌色の多い男たち…。
(西川くんもノースリーブ・ふとももチラリでした)
「(それに比べ)おまえ、フツーだな」と若林にツッコまれる春日。
「わたしだって」と一応ベルトを緩めるが、MCということで
結局脱がない春日。
そんな春日に、横にいた西川くんが春日のベルトに手を伸ばし、
あっというまにズボンをおろして生ケツを晒した~!yellow25
(この時西川くんは春日のωや棒も見たそうです@ラジオ)

そしたらダルくんがスススッと春日の横に寄ってきて、
ダルくんも自らパンツを下ろしてダブル生ケツ晒し!
スクリーンにふたりの生ケツが大きく映って、場内も大爆笑。
ふたりともおケツがきれいだったので、
見た目は非常に良かったです~yellow18

そのうちダルくんが春日のケツを揉み始め、春日もまた
ダルくんのおケツをガシりはじめ…。
舞台の上はHENTAIばかりで、混沌としてましたよyellow22

カチャカチャと春日のベルトを外す西川くんの姿に、
大きなため息を漏らしちゃったのは事実です!yellow24

最後は出演者全員が舞台上に登場。
観客を背にして記念撮影!
ここでは西川くんや敦が進行の助けをしてくれました。
さすがだな~。

4時間近いライブはこれで終了しました。
あ~、贅沢な時間だった~。
すごく楽しかったです!

西川くん・敦・SEAMOは、そろって
「またANNをやりたい」と言ってましたよ。
やっぱりANNは芸能界の中では特別な番組なんだなぁ。

「オードリーはニッポン放送にかわいがられているから10年は大丈夫」
と敦に言ってもらえたのが嬉しかったな。

オードリーファンにとってもANNは本当に大事な番組です。
どうか長く長く続きますように!

あと、この日の漫才の音源もいつか流してくれますように!


そんなカンジ。




現地でもらったチラシの一部。
今週のスペシャルWEEKのお知らせです。
ここで気になる文字が…
「箱根コナキンズ新曲披露!」ですと!?yellow25
これは楽しみだ~~!



舞台セットイラスト

2011年09月03日 14時50分00秒 | 音楽やライブ
芸人交換日記舞台は全公演終了!
あとはDVDの発売を待つのみですが、待ちきれないという方に
雰囲気だけでも…ということで舞台セットのイラストを描きました。

DVD発売まで知りたくないという方もいらっしゃると思うので、
拍手ボタンを押すとイラストが置いてあるアドレスが
わかるようにしてあります。
それをコピペして直接飛んでください。

うろ覚えだし、舞台を見終わってからだいぶ経っているので
色に関しては自信がないです…。
DVDが出たら見比べてやってくださいね。

色を塗っていたらまた舞台を見たくなりました…。
DVD発売の11月が楽しみ~~!

芸人交換日記千秋楽感想

2011年08月08日 00時27分00秒 | 音楽やライブ
浦和レッズサポの知人が、
どうしても抜けられないお仕事が入ってしまったということで、
急遽チケットを譲っていただきました。
なんと千秋楽のチケットを…!
こんなプレミアムなチケットを… 
声を掛けてもらえて本当に嬉しかったです。
本当にありがとうございました!

ということで急遽千秋楽を観に行ってきました!

今回はかなりネタバレも入ります。
また長文なので折りたたみます。




初日との違い。
・セリフや状況説明が修正されていた
よりわかりやすく丁寧に修正されてました。
(例えば、BB福田の人となりや笑軍天下一大会の説明など)

・動きにメリハリがついた
特に若林。
初日はやはり多少硬かった動きが千秋楽ではとても自然でした。
圭くんのセリフのシーンでも細かなリアクションをとったり、
自分のセリフの時も大きなアクションで会場を笑わせてましたよ。

例えば、「笑軍天下一」で勝ち抜いていって2人の気分が
盛り上がっている時。
若林はラッパーのマイクパフォーマンスのような動きで
軽快なステップを踏みながらセリフをしゃべっていました。
(雰囲気としては「いいとも増刊号」でつよぽんと不思議なダンスを踊って
いた時のかんじです)
また圭くんがそれを受けて、若林と同じ動きでリアクション返し!
あれはアドリブなんだろうか?
この三日間・5公演で、2人の間に演技だけでない
”相方としての阿吽の呼吸”というものができたんだろうなと感じました。

そしてちょっと生々しかった甲本と久美のセ○クスシーンが、
久美の「オウ、イエス!」で爆笑シーンに。
伊勢さんが弾けた~yellow18

なんといっても2人の「天国漫才」の呼吸が格段に良くなってました!
ツッコミ方とか2人の距離感とか、ここ一ヶ月で合わせてものとは
思えないほどです。
公園でのネタあわせシーンでは、初日以上の
わちゃわちゃシーンが見られましたよ!
初日ではただ顔や体を寄せ合うわちゃわちゃだったけど、
千秋楽ではそれに加えてツッコミ・ツッコミ返し・
スカシツッコミなど、ちょっとしたミニコントになってましたよ。


そして涙の独白シーン。
本業:役者の2人はさすがです。

甲本は芸人を諦める悔しさと、相方に対する気持ちを声の限りに叫びます。
どんなに漫才を、相方を愛していたかを。

甲本の娘は、涙をこらえながら声を震わせながら独白します。
父がどんなに相方を想っていたのかを。
しかし夢を諦めなければいけなかった父の無念さを。

そして田中の独白…。
最初はブチ切れて観客を驚かせます。
元相方へ冷たい言葉を投げつけます。
しかし…
本当はずっとコンビを組んでいたかった事・甲本のお陰で
今の自分がいる事・そして売れてしまったことの怖さを
告白し始めます。

ぽたっぽたっと床に零れ落ちる大粒の涙。
「オマエと漫才したいよ…」
嗚咽する田中。

若林は、初日と同じように涙を流していました。
きっと他の3公演もちゃんと泣いたんだろうね。
これは本当にすごいことだと思います。
本業が役者でない若林がここまで出来るなんて!

売れてしまった恐怖、今の位置や地位をキープし続けないと
いけないシンドさを今の若林が言うのは…
リアリティがありすぎます。
長い間売れなくて、そしていきなり爆発的に売れて、
今も毎日のようにTVに出ているオードリー。
イエハーとエピソードがいろいろ重なるオードリーの若林だからこその
このリアリティ。
田中役を若林以上のリアリティをもって演じられる芸人は
そうそういないと思う。


引き離されたコンビは「天国」漫才で再会します。
ぴかぴかの笑顔で38マイクに向かいます。
この東京公演の最後の最後、千秋楽の漫才です!
初日と同じく、鼻すすりがBGMとなっていた会場に笑いが起きて、
見事な間のあとのオチで全てが終了しました。

全てが終わった後の挨拶。
カーテンコール3回目で観客席がオールスタンディングです。
ここまでは初日と同じ。
でも千秋楽は全部で5回、挨拶に出てきてくれました。
若林と圭くんは交互に観客席の左右を手で指して、
丁寧に挨拶してくれましたよ。
その仕草がすごくコミカルでかわいらしくて、
すっかりオードリーの若林に戻っていました。


2度目だから泣かないかなと思ったんだけど、
やっぱり泣いちゃいましたよ。
あ~いい舞台だったなぁ。

そうそう!
くじらとジョーも来てましたよ!
すぐ近くの席に座ってましたyellow22
終わるまで気付かなかったよ。
せっかくなので挨拶&握手をしてもらいました!

そしてついでに質問。
「(観た感想は)どうでしたか?」

応えてくれたのはくじら。
「え~? 良かったですよ」

ちょっと困ったような照れたような感じで答えてくれました。
ジョーは目が赤かったような気がします。
まぶたもなんとなく腫れている様な感じ。
絶対泣いてる!
間違いないでしょう。

家に帰ってネット巡回していたら、会場にカンニング竹山が
来ていたとの事。
竹山は芝居にも名前が出てきたし、本当に相方を亡くしているし…。
誰よりも複雑な気持ちで観ていただろうと思います。

でもって春日も来てたの!?
それは全然わからなかった…。
来週のANNでいろいろ話してくれるかな。

いやしかし千秋楽は雨男・若林の本領発揮な日でしたよ。
新大久保駅に降り立ったらゲリラ豪雨。
帰りは電車が落雷の影響で止まってて立ち往生。
別ルートで大回りしての帰宅となりました。
いや~、別の意味でもすごいです、若林。

DVDは会場で予約してきました!
ここで予約すると特製ファイルがつくんだもん!
11月が楽しみです。

東京千秋楽でこんななんですから、
大阪千秋楽はどれだけすごくなるんだろう。
行ける人はどうぞ楽しみにしてください!
きっと素晴らしい舞台になるでしょう。

ああ面白かった!
若林、圭くん、伊勢さん、お疲れ様でした!


***************

追記
8月15日の日記「芸人交換日記舞台裏@ANN」に
舞台のことで思い出した事を書いてます。
そちらも合わせてご覧下さい。

芸人交換日記初日感想。

2011年08月06日 06時22分00秒 | 音楽やライブ
結局朝までかかっちゃいましたyellow22

長いので折りたたみます。
微妙なネタバレもあります。

************************

グローブ座に着いたのが6時過ぎ。
エントランス近くで入場待ちしている人多数。
やっぱり女性が多い。
でも一人で来ている男性もぽつりぽつりと居ましたよ。
当日券目当ての人たちも抽選するために整列していました。
こちらもけっこうな人数がいましたよ。

開場。
もともとホールが狭いので、パンフレット売り場や
書籍売り場に人が並んで入口辺りがごった返してました。
なんとかパンフレットとポストカードをゲット。
販売員さんたちが売上を「正」の字で”アナログ”カウントしていました。
次の公演の為の売上資料になるんだろうか。
けっこうな勢いでパンフレットが売れてましたよ。

どっさり渡されたチラシの中には、
「芸人交換日記DVD化決定!」のチラシが!
東京公演は全部で5回あるけど、どの公演が収録されるのかなぁ。
あ、大阪もあるのか。
やっぱり要望が多かったんだろうねぇ。
とにかく嬉しいお知らせでした。

私が座った席はA席。
絶対S席じゃチケット取れないと思ったので、
最初からA席ねらいだったんだけど、当たった座席は思っていたより
ずっと遠かった…。
せっかくの舞台なので、細かい表情も見たいなと思って
オペラグラスを持っていきました!

舞台セットの前の段には田中の部屋・甲本の部屋で二分割。
甲本の部屋はいかにも同棲カップルの部屋らしい
かわいらしいベッドやテーブル、田中の部屋は地味な畳部屋で、
これまた地味な色の布団のベッドとちゃぶ台がありました。
2人の部屋のちょうど間に新聞受け用のポストがあって、
ここで日記を受け渡します。
日にちの経過は甲本部屋のTV画面で表示。
後の段にはTSUTAYAやBARにもなるカウンターと
公園のベンチ、のちに病室となるカーテンの仕切り。
漫才をやるときは公園ベンチの前に設置された38マイクで。
うしろのスクリーンでは、ノートが何冊目かが映されます。
こんなセットの中で2人のやりとりがあります。

テーマ曲は、フジファブリックの「若者のすべて」。
この曲を作ったボーカルの人も志半ば、夢の途中で
急逝してしまったんだよね…。
OP・ED共に流れてました。

ということでここから舞台感想。
ちなみに私は原作本は未読です。

***************************
「芸人交換日記」舞台
結成11年たってもいまだ売れてないお笑いコンビ「イエローハーツ」。
後輩たちがどんどん自分たちを追い越していくのを、ただ悔しがるだけだった。
それを打開するために始めた交換日記。
その交換日記を通じてケンカしたり・謝ったり・けなしたり・
秘密を告白したり・褒めあったり…。
田中と甲本が人間としても芸人としても葛藤していく様を描く物語。

***************************

観客はもちろん、演じている役者3人も泣きに泣いた舞台でした。
そう、あの能面芸で有名な若林もお芝居で号泣していたのです!
まさか若林の号泣が見られるなんて!!

ゲネプロなどの感想をネットなどで拾って読んでみたら、
みんながみんな「泣く」と書いてあったので、
「そんなに簡単に泣きたくない」と斜に構えていた私でしたが、
まんまと泣いてしまいましたよ。
くそう。

お芝居の最大の見せ場は演者3人のそれぞれの独白。
甲本の独白・甲本娘の独白、そして最後に田中の独白。
こんなの3連続で叩き込まれちゃ泣かざるをえないですよ!
しかも演じている人がみんな泣いてるんだもん!
若林なんかまさに号泣。
鼻水ダラダラ流してたよ。

その時のBGMは会場中からの鼻すすりの音でした。
グローブ座は観客席の音もキチンと響くもんなんだね~。


とにかく、田中圭くんの演技力がハンパじゃないんですよ。
すごい、あの人。
あんなほよよんとした顔なのに。
たぶん若林の2倍… いや2.5倍くらいのセリフをしゃべっていた。
早口で大声でテンポよく。
本当に”芸人らしい芸人”になってました。
またその甲本がかわいいんですよ。
後輩が売れていくことにゴロゴロ転がって嫉妬したり、
同棲している彼女(久美)にふにゃふにゃ甘えたり…。
本当に魅力的な人物になっていました。

この前のANNで若林が
「芸人の演技は人格の拡大だけど、俳優は0から生み出している」
っていってたけど、本当に芸人要素0だった人がここまで仕上げちゃうのは
さすがに”本業:役者”だなぁ~と感心しましたよ。

久美役の伊勢佳世さんは絵に描いたような”清楚”を体現していました。
娘役での独白シーンではさすがの演技力でしたよ。
甲本が芸人を辞めるときに、そっと背中を抱きしめて言った
「お疲れ様でした」が素晴らしかった。

でもって、若林です。

ハッキリ言っちゃうと、この芸人交換日記は
若林ありきの舞台だったと思います。
他の芸人じゃない、オードリーの若林じゃないとダメだった作品だと思う。
結成してからずっと売れてないコンビは多々いるんだろうけど、
そこから抜け出して爆発的に売れたオードリーの若林だからこそ、
最後の独白が生きてくるわけで…。
なによりオードリーは仲のいいコンビとしても有名だし、
「夢を諦めなかったコンビ」代表でもあるわけだから。

物語の始め、若林の声が硬いような気がしました。
硬いっていうかちょっと”棒”っていうのか。
圭くんがペラペラと流れるようにしゃべるのと対照的に、
まるで”字を読んでいる”感じの若林。
やっぱりいきなり役者として舞台に立つっていうのは難しいのかなと
ちょっと心配していましたが、しかしそれは”演出”でした。
あれは交換日記に対する抵抗感、心の閉じ方を表現してたのか。
気付けなくてごめんね若林。
ノートの冊数が進む(=漫才がうまくいきだす)ごとに
若林のしゃべりが流暢になってきます。
そしてこのしゃべりこそが、最後の田中の感情の開放の
前振りになっていたのです。

最後の田中の独白…。
自分のために夢を諦めてくれた甲本へ、自分の心中を吐露します。

「オマエと漫才をしたいよ」

心から搾り出すような声でした。

このセリフはかつて相方・春日にも言ったことのある言葉だけに、
ファンとしてはただただ滂沱…。
やっぱりここが一番鼻すすり音が大きかったです。
若林がここまで演じることが出来るとは…。
ファンながら驚きました。

最後の最後にはイエローハーツの漫才を披露!
劇中では最初のツカミしかやってなかったんですよ。
”天国”漫才です。
言葉の通り、天国での漫才。
田中の号泣独白の直後だったので、圭くんの鼻には鼻水がキラリ。
もらい泣きだろうな、きっと。
若林も鼻水キラリでW鼻水コンビです。
演技的には圭君にイニシアティブをとられていたけど、
ここはさすがに本業です。
若林が圭くんのトチリをみごとに回収しましたよ。

すごく幸せそうな笑顔で漫才をする2人。
本当にニッコニコの笑顔でネタをする2人ですよ。
すすり泣いていた観客席にまた笑いが戻ってきました。

漫才の終わりがこの舞台の終わり。
見事な〆方でした。

3人の挨拶が終わっても鳴り止まない拍手。
結局三回出てきてくれました。
その三回目には会場中がスタンディングオベーション。
一段と大きな拍手が3人に送られました。

壮絶なチケット争奪戦を潜り抜けただけでも嬉しかったのに、
この内容・この演技…。
本当に満足した舞台でした。

あ、2人はところどころ噛んじゃったところもあったけど、
大きなトチリなどはなかったですよ。

他の見所は
・最後のスーツ(漫才戦闘服)着替え 
 (ここ、すごくかっこいいです!)
・後姿でのわちゃわちゃサイレント漫才
・甲本と久美のセ○クスシーン
などなど。

そういやセリフの中で突然「亀頭」とかでてきてびっくりしちゃったよ。
部位の名前は生々しすぎます。
せめて ちんこ にしてください。
ちんこならANNで慣れてます!yellow18

観る前は「コンビ愛の舞台だし、きっと春日の存在がぷんぷん
におう舞台になるんだろうな」と思っていたけど、
思っていたより薄かったです。
それはひとえに甲本役の田中圭くんの力だと思います。
この舞台ではオードリーじゃなくてイエローハーツの
田中・甲本というコンビがちゃんと存在していたから。

…でも、お芝居が終了した直後に
「春日にこの舞台を見た感想をものすごく聞きたい」とは
思っちゃいましたけどね。
きっと若林も問い詰めたいだろうね。

大阪を含めると公演はあと7回か…。
その7回とも若林は号泣するのだろうか。
7回とも号泣したらすごいよなぁ…。
「この舞台で売れなかった頃の自分を葬る」って言ってたけど、
7回も号泣していたらかえって新しいトラウマを植えつけちゃうかも?
大丈夫なんですかねyellow22

とにかく、残り7公演を観に行く方!
期待していてください!
いい舞台ですよ!


*********************?

追記
友人のご厚意で千秋楽も見に行くことが出来ました。
そちらも合わせてご覧下さい!
初日との違いや初日より詳しいネタバレがあります。

とりあえずお土産

2011年08月05日 23時27分00秒 | 音楽やライブ
ただいまです!
レポは深夜くらいになりそうなので、とりあえず画像を。


東京グローブ座
円形の劇場です。
圭君はどうやら晴れ男だったみたい!yellow18
にわか雨もなくて良かった~。


会場の外にあったポスター。
撮影ポイントです。


パンフレットは黄色のノート風。(1200円)
いい写真が多いです!
ぶっちゃってる若林もいっぱいyellow19
周りの3枚はポストカード。(500円)
他にはポスター(全身・横顔)なども売ってましたよ。

入口で渡されるチラシの量がハンパない量でした。
いい紙をつかったチラシばっかりだったんで重い重い…。
袋系は売ってないので、エコバッグなんかがあったら便利かも。