ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

華麗なる一族

2007-02-12 17:54:31 | ドラマ・ワイドショー

演歌の女王」打ち切りかもしれないってホントかな?

テレビ局は「元々10回でしたっ!」と言っているようですが・・・・

全く「女王」スタッフの面々、最高の視聴率の次に最低の視聴率だなんて

出来がいいんだか悪いんだか・・・

 

 華麗なる一族 

昨日は高須相子さんの本性がちょっとわかったような気がします。

その鉄面皮な姿とつめたい言動に「あなたは本当に人間なの?」と

思ってきた私でしたけど、そんな彼女に弟がいたなんてびっくり。

しかも結婚に失敗して、それを救ってくれたのが万俵さんだったというわけ。

利害関係で結ばれていたんじゃなくて、しっかり「愛情」もそこにあったんですね。

(昨日の相子さんのブラウスは素敵でした。私も着てみたいっ

そうはいっても「所詮お妾さんじゃない」って銀平さんの奥さんに言われた

相子さん

そりゃあぶちたくなるよねーー禁句ですもんねーーでもちょっといい気味と

思ったのは私だけじゃないはず。

そう、私は寧子さん派なんです

無力でじれったい、自分を持たないけど可哀想な正妻さんに同情します。

 

そうは言っても寧子さん、大介が大川を陥れたかもしれないという疑惑に

「そうじゃないんですよね」とへんてこに確認

あなたはやっぱり息子よりも夫の言い分を信じるのか・・・とがっかり。

だって・・鉄平さん、あんなに傷ついているのよーー奥さんもよーー

もうちょっと真実を見る目を養って欲しいな

 

昨日、父親を亡くして失意の妻を抱きしめる鉄平さんに萌えました。

やっぱり主役ってのはこういうフェロモンを出す人じゃないと務まりません。

色々言われているキムタクですけど、主役の面目躍如だったのでは

なんたってかっこいいしーー 優しいしーー す・て・き

 

ところで・・・扶左子さんね・・もしかしておじいさまの子供?

だったとしたら鉄平君はとんでもない人と恋をしていたというわけ?

いやーーあっちもこっちも・・とんだおじいさまですわっ

でも、大河ドラマというのはこういう血筋関係のどろどろが一杯なくちゃ

面白くありませんよね。

あの人とこの人をくっつけて、こっちとあっちが兄弟で・・とか

色々考えると面白いですねーー

きっと作者も面白く頭の中で考えていたに違いないです。

 

あーーまたも鉄平君ピンチ 来週も見逃せません。

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宝塚コラム・・・さよなら貴城けい3

2007-02-12 17:26:58 | 宝塚コラム

 さよなら貴城けい宝塚最後の貴公子3 

 

朝海ひかるのお披露目公演「春麗の淡き光に」「JOYFUL」を見た時の

衝撃は今も鮮明に覚えています。

何となく頼りなくて、トップの座を重荷に感じているような朝海に比べて

貴城は弾けていました。

「春麗の・・」の源頼光はまるで、これが貴城のお披露目ではないかと思う程

見せ場がたっぷりあって非常にかっこよかった。

ラストなどは貴城の台詞に大泣きさせられて・・思わずビデオを買って

しまったほど。

そして「JOYFU」の方も、持ち前の技術力に華やかさを加えて、歌って踊って

の大サービス。

しっかりと朝海をフォローしていました。

まさに朝海には貴城の助演が絶対に必要でしたし、朝海がトップとして

4年もの間、着実に実力を付けることが出来たのも、貴城のフォローあっての

事だったと思っています。

(華奢で女性的な顔立ちの朝海には骨太でしっかりした貴城がよく似合って

いたんですよね)

また、雪の中ではわりと堅苦しく見えたその技術もよその組に行くと、

まるで模範演技を見せられているような確かさで頼もしさを感じました。

(星組「1914愛」「タカラヅカ絢爛」では心なしか気持ちがゆったりしていた

ような気がします。その間、雪では水夏希が「スサノオ」で妖しい魅力を

振りまいていました・・・・)

日本物の立ち居振る舞い、軍服姿の素晴らしさは多分5組の中では天下一品

(「睡れる月」の彼女はもうサイコーとしかいいようがなく・・・

大野先生、彼女主役でもう一つお願いと何度思った事でしょうか)

現代っ子が多い生徒の中で、正統派のコスチュームを見せてくれるのが

貴城けいで、まさに「宝塚最後の貴公子」でした。

 

そんな彼女が「退団?もしくは組替え?」なんて噂を聞いたのは

いつだったでしょうか・・・

霧のミラノ」の頃だったでしょうか

「まさか」などと思って舞台を見ると、「霧のミラノ」のカールハインツは

ラスト、軍服を脱いで軍隊を辞めるシーンがあります。

その沈黙の「軍服ぬぎ」を見たとき、「これは噂は本当かも」ととっても

嫌な予感がしたのを覚えています。

なんと言っても宙組で2番手だった水夏希が組替えで入ってきて一応並びは

朝海・貴城・水になったのですが、貴城と水の微妙な扱いはちょっとハラハラ

させるものがありましたし、朝海&貴城、朝海&水はいいのですが、貴城&水

というコンビはどうにも違和感があり・・仮に雪トップに貴城がなっても

2番手に水は考えづらいな・・などと考えていた矢先の宙組トップ決定でした。

 

まさに青天の霹靂、この期に及んで貴城が落下傘トップの挙句に1作で辞める

などとは誰が考えたでしょうか。

色々裏事情があるというのは聞きました。

さもあろう・・・という噂も沢山聞きました。

でも、トップならきちんと自分の「時代」というものを残して辞めたい筈。

やっぱりかなり不本意な決断であったといわざるを得ません。

 

貴城けいは、非常にノーブルで技術力が確かで華やかな男役でした。

骨太で昔かたぎの役が似合う人でした。

それゆえに今の「可愛くてアイドル的なスター」路線の劇団には

向かなかったのかもしれません。

それならそれでいいと思います。

彼女が宝塚で培った力は必ず外の世界で生かされるはずですから。

 

今日は宙組の千秋楽ですね。

晴れてよかった。

そのあまりにも短いトップ生活は惜しんであまりありますが、きっと彼女が

いなくなってからその存在の重要さに劇団は気づくでしょう。

その頃、きっと彼女は新しい道で活躍していると・・・信じています。

 

 

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宝塚コラム・・・さよなら貴城けい2

2007-02-12 16:48:35 | 宝塚コラム

 さよなら貴城けい宝塚最後の貴公子2 

 

貴城けいは78期です

同期には瀬奈じゅん、檀れい、夢輝のあ、大空祐飛、音羽椋、千紘れいか、

眉月凰とわりと技術者集団の期の出身です。

貴城は入団当初から雪組で大事に育てられて来た御曹司ではありますけど、

総じて78期というのは一つ上の77期の活躍によって割を食うことが多く

また下には79期、81期という期待の期もり、紆余曲折が多い期でもありまして

その苦労は貴城も決して他人事ではなかったような気がします

才能に恵まれつつも中途で退団していった千紘や音羽や夢輝のような存在も

多く、何となく「気の毒な期だなあ」というのがありましたっけ。

 

私が彼女を最初に見たのは多分「エリザベート」雪組公演だと思うのですが

よく覚えておりません。

でも、新人公演卒業の安蘭けいのあとは貴城が主役を張るよ・・というような

話を聞いて「どの子なんだろう」と気にはしていたのです。

(当時は私、熱烈な星組の麻路ファンでしたので雪組にはあまり注意が

向かなかったんですよね)

おでこの広い、華やかな顔立ちをしていた彼女がやっと私の視界の中に

入ってくるのは「仮面のロマネスク」で、「ほら、もう花總の相手をしている」

と友達に指摘されて「どれどれ」と見たのが最初・・・そう花總演じるメルトゥイユ

夫人のつばめちゃんの役でした

 

それから宙組が発足して、麻路が退団して・・私の目は貴城の同期である

夢輝のあに移り、彼女が「イーハトーブ夢」を代表作にひっさげてトップ路線に

乗ったかに見えた途端のあっという間の退団劇に、大泣きするやら

落ち込んで立ち直れないやらで・・・そんなおりにも貴城は着実に雪組の中で

地歩を固めているのを見て、つくづく羨ましかったのを覚えています。

 

とはいうものの、高嶺ふぶき退団後の雪組は波乱万丈・・・轟悠トップ体制の

中で宙組発足による2番手以下総入れ替え、尚且つテコいれの為に

成瀬こうき朝海ひかるの組替え、新専科制度、絵麻緒ゆう1作退団など、

数々の生徒が入り乱れる状態の中、常に貴城は4番手以下の扱いを受け、

役にも中々恵まれなかったという記憶があります

轟体制の時代に覚えているのは、「再会」のよっぱらい(何だったんだろう・・あれは)

「ノバ・ボサ・ノバ」のボールソ(笑顔が素敵だったけどそれだけ)

凱旋門」東京公演のアンリ(これは絶品でした)

パッサージュ」できんきらきんの衣装を着て銀橋を歩いた時は

「ついにここまで来たのかなあ」とちょっと感慨深いものがありましたっけ。

 

貴城は同期にさきがけて「ささら笹舟」でバウ主演を張り、ベルリン公演にも

抜擢されて行ってましたので、78期の中では非常に恵まれた地位にいて

非常に期待されていたのがわかります。

(花の瀬奈じゅんなんか、一時的に水夏希より下に扱われていた時代が

あったし・・その水が雪に来て貴城が移動するなんて因果よね・・)

 

確かに華やかな顔立ちをしているし、技術的にも文句なしの貴城ではありました

けど、雪組の優等生さん達の中にあっては何となく堅苦しい印象があり、

あまり融通がきかなそうだなあ・・・というイメージがありました。

そんな彼女を見直すきっかけとなった作品が、朝海ひかる主演の

アンナ・カレーニナ」のカレーニン少佐。

無表情で冷たくもありながら妻をとても愛している役でしたが、正直主役の

朝海よりもいい出来で、その大人の雰囲気に脱帽したのを覚えています。

貴城は感情をあからさまに出す役柄よりも、抑えて耐えている役柄の方が

個性が出てとてもかっこいいらしく、「追憶のバルセロナ」のクリストフ、

春麗の淡き光に」の源頼光、「霧のミラノ」のカールハインツ、

ベルサイユのばら」のアンドレなどが素晴らしい出来だったと記憶しています。

まあ、どちらかという「助演」が上手な人という印象でしょうか。

 

その彼女が助演を超えて活躍したのは朝海ひかるの時代になってからでした。

 

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