ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

歌姫

2007-12-15 19:56:10 | ドラマ・ワイドショー

 佐世保の銃撃事件・・・犯人が自殺しちゃったんですね。

まるでアメリカの事件みたいに見えました。

これで真相は藪の中?被害を受けた人があまりに気の毒です・・・

 

 歌姫 

 

やっぱり鈴に比べると美和子さんは大人っていうか。

及川裕二という人物ではなく、四万十太郎としての彼がとても

この地で生き生きしているのを知っていたから身を引いたかな。

でも鈴はやっぱり美和子さんの娘「さくら」の存在を無視できず

ぐずぐず・・・

鯖子さんはそんな鈴を勇気づけてくれるんですけど。

 

でもまた太郎が海に落っこちるって・・「冬ソナ」で

いうところの「二度目の事故」ですか

しかも気づいた時には特攻隊の頃の彼に戻ってる

このまま土佐清水の事を忘れたまま去っていくのかーーー

そんなの困ります・・・そりゃ、美和子さんは好きだけど鈴の気持ちも

大事にしたいじゃないかーー

やっぱり最終回まで見ます

 

(クロワッサンの松君・・あれで終わりか?)

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アデュー春野寿美礼

2007-12-15 17:36:34 | 宝塚コラム

 あ・・・ダメだ・・・また「うつ」が出てきてしまって。

今日は午前中から涙が止まらないんです

そうなると宝塚を見てても悲しい想像しか出来なくて

「○○さんが路線から外されたのはきっと私のせい。私がファンに

なったから。○○ちゃんが辞めたのもきっと私がファンに

なったからだもん」

とぐずぐず涙模様 

ご贔屓の不幸を自分の人生に置き換えて

「私も運が悪い人生だし・・・ついてないし・・・一生理解してもらえない」

とぐずぐず・・・・ヅカ版クリスマスソングのCDを聴いては

泣いてます

 

 アデュー春野寿美礼 

 

買ったプログラムの後ろに載ってた春野の写真はどれも寂しそうな

顔に見えてちょっと切なくなりました。

退団が決まってからあまり笑わなくなったような気がします。

春野が真顔になると怒ってるみたいでちょっと怖いんですけど、今の

彼女にはそういう他者を寄せ付けないオーラみたいなものが

漂っていて、彼女は本当に宝塚を愛し、そして去るのが嫌なんだなあ

と思いました。

 

取り立ててファンではなかったのですが、とにかく下級生の頃から

名前と顔は知っていました

真矢みき・愛華みれ時代の花組ってほとんど生でみていないの

ですが、「春野寿美礼」という名前は常に頭の中にインプットされて

いて綺麗な男役だなあ・・・早く真ん中に出てこないかな・・・と

やたら多かった上級生に腹を立てていたものです

だって雪組では安蘭けいがめちゃくちゃ早い抜擢を受けていたから

それに比べると花組って本当に上が詰まってるって感じで)

 

でも、この人くらいトップになる前となった後でイメージが違った

人っていなかったような・・・・

(単に新人公演時代を知らないので思い込みが激しかっただけかも

しれませんけどね)

 

 トップになる前

ものすごくかっこよくて情熱的な演技をする実力派。歌が上手なのは

知っていましたけど、それ以上に演技力がある人だと思っていました。

いつも笑顔で明るくて回りに気を使う人・・じゃないかなあと。

で、もうちょっと背が高いかと思ってました。

カフェ・ブレイク」でしたっけ?

泣きはらしたような目をして必死に笑おうとするんだけど、全然

出来ない姿を見て「ああ・・チャーリーを本当に心配してるんだ」と

思ったもんです。あの当時は代役公演に関してもあれこれ言われて

いたし、辛いだろうな・・可哀想だな・・頑張って・・・と、心底思って

いました。

 

 トップになった後

意外と小柄・・・? トーク等を見る限り瀬奈じゅんの方が気遣いを

する人で春野は持ち上げられてなんぼの人。

かなりナルシスト・・・「エリザベート」のトートは本当にナルシーでした。

相手役の好みもうるさいタイプ?

歌唱力は磨きがかかってすごいなーと思う反面、何で妙な節回しが

つくんだろう・・場面によって歌の感情は違う筈なのにいつも朗々と

歌い上げてしまう人。

演技力は・・・これまた台詞回しにへんてこな節がついて「?」と

思う事が多く、それゆえに何を演じても代わり映えしない人でした。

 

石井徹也氏の本によれば新人公演時代の春野は

王道を行く男役」と評されていました。超駄作の

ENDLESS LOVE

の時は「オサ大明神」とまでいわれて。

当時の上級生に比べて春野・瀬奈・水・彩吹の並びは個性的で

面白いとまで言われていたんですよ。

 

確かに「王道」を行ったと思います。

愛華みれの後にVISAガールに就任後、

実質的に上級生2人をすっとばしてトップに就任。

お披露目は「エリザベート」そして「ファントム」も上演。

小池・正塚・荻田・植田(景)と作品にも恵まれ、5年間も

花組のトップとして君臨してきたのですから。

(しかも組替えなし・・・今時珍しいっ!!)

 

浮き沈みの激しい今時の宝塚の中でこんなに大事にされて

悠々とトップ生活を送ることが出来た人はそうそういません。

多少残念なのは二番手以下が組替えで離れてしまい、ちょっと

自分ひとりで頑張らないといけない状態が続いた事でしょうか。

 

しかしながら、演技者として「王道」を行ったかと言えば・・・

二番手の頃には全然気づかなかった台詞回しや節のついた歌い方が

妙に耳についたり、忙しくてじっくり演技に向き合う事が出来なかったのか

下級生の頃に比べると役作りが大雑把になったような。

回りもトップである春野寿美礼に「春野寿美礼様」以上の事は

求めなかったせいもあるんでしょうが、中々役柄的に意表をついたり

冒険したりする事がなかったのが残念です。

 

彼女の代表作は何かと問われれば、大多数の人がきっと

不滅の棘」と答えるでしょうね

でも私はやっぱり「カナリヤ」のラブロー神父を上げたいです。

ああいうコミカルで面白い春野をトップ時代に見る事が出来なかった

のは残念です 

 

そうはいっても、プログラムの寂しそうな春野の顔を見ていたら

やっぱりこちらも寂しい・・・

大劇場のさよならのあいさつの時もにこりともせず、かといって

泣きもせず、恐ろしいくらい真顔で。

どんなに宝塚を愛して来たのだろうと思うとやっぱり辛いです。

 

でも、あの歌唱力があればどこへ行っても必ず通用する筈。

今度はきっと活躍の幅も広がる事と思います。

どんな子供もいつかは親元を離れて自立していくもの。

彼女もその時期が来たまでのこと・・・・と、今はそう思いたいです。

 

 

コメント (4)
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