ふぶきの部屋

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ファン・ジニ・・・髪飾り

2008-05-26 14:53:51 | ドラマ・ワイドショー

 イ・ドンゴン氏が映画のプロモーションで来日中のようですね。

一度本物を見て見たい

 

 ファン・ジニ・・・髪かざり 

 

 ウノはチニとの結婚をチョン・チクに申し出るが、「両班のしきたりは

   変えられない。愛人にしろ」と言われる。

 チョン・チクはチニを拉致して殺そうとするが、ペンムに止められる。

   「今、無理やり引き裂いたら一緒傷になる」と説得される。

 チョン・チクはウノを都に行かせ、その間に宴を催し、水揚げを

   行おうとする。

 ソムソムはチャンイから髪飾りをプレゼントされ、それを結んで

   自殺する。

 チニを水揚げしようとしたウノの父親のところにウノが乗り込む

 

 まさに今回は「水揚げ」にまつわるあれやこれや・・・という感じでしたね。

  童妓達はそれぞれ不安を抱えつつも、それが運命と割り切ろうとして

  います。

  「世間の女達のお嫁入りっていうのは、今日からこの人の

  妻になるんだ、一生この人を信じて生きていくんだって

  幸せを感じる日だけど、妓生の水揚げはその逆。

  今日から数えきれない男の相手をするんだ。

  誰でも私をまたぐがいいと叫ぶ日なのよ」

厳しい台詞ですが、妓生の悲しさを表現するのに余りある台詞だと

思います

元々、チニ等は舞を舞ってみたくて妓生への道を歩んだのですが、その

」と対応する「」これをどう理解したらいいのか・・・・

「芸人」としての「妓生」にはプライドを持てても、一方では娼婦と同じ

扱いを受ける事に戸惑いを感じるでしょうね。

 

 そういう意味では、ウノだけがチニ達を「人間扱い」してくれる唯一の

  人なんでしょう。

  ウノの母がわざわざ夫のところに出向いて行って、

  「あなたが自らチニという娘の持って生まれた定めを

  分からせてやって下さい」

  というんですが・・・・これが散々夫の浮気に悩まされて来た女性の

  台詞とは思えません

  息子の為なら夫に「自らチニを水揚げしろ」と言うんですから・・・

  恐ろしい言葉です。結局、この母の偏愛が息子を追い詰めていくのですが。

 

 プヨンはピョクケスとの水上げがうまくいかなかったせいで、今度は

   全く意に染まない相手と一夜を共に・・・でも、それもまた妓生の運命。

   「いかなる時も気持ちを隠し、花のように笑うのだ」

   これが妓生の義務ですね。っていうか、そういう生き方しか許されないのが

   妓生なわけで

   可哀想だなと思います。

 

 ソムソムは母親に「自分の娘が中年の男に抱かれることを喜ぶ

母親がどこにいるの?」と言って怒りますが、母親からみると

「中年だろうが何だろうが、金持ちで権力のある旦那様がつけば

私達は安泰」と言うのです。

ソムソムはこの言葉に絶望。そしてチャンイがくれた髪飾りに

怒りをぶつけます

それでもチャンイは「何もしてやれないから・・・」というのですが、

その優しさがソムソムを追い詰め、自殺においやるのです

 

 クムチュンが台所でビビンバを食べながら

  「姉のように慕っていた人も、大切な親友も・・・」と泣くシーンは

  思わず涙・涙ですね。

  自らのプライドとのせめぎあい それに負けると死を選ぶしか

  ないのです。

  この現実は、チニとウノの「純愛」をも破壊していきます。

 

何だかどんどん逃げ場を失っていくようなチニとウノの恋。

二人が純粋であればある程、大人達の思惑はそれを許さないわけで。

運命とはいえ・・・悲しいなあと思います。

コメント
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