ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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相棒

2010-01-17 17:29:51 | 宝塚コラム

 昨日、やたら外苑で降りる人が多いなと思いました。

やっぱりセンター試験がらみですか

受験生の方々、頑張って・・・・・我がジュニアも。

 

 相棒 

 

いやーー 初笑い寄席のような舞台で・・・こいつ春からめでたい。

って感じのお芝居でした

しつこく流れるテレビのテーマ曲。

そして開演アナウンスも右京さんで・・・「・・・ちょっとした事が気になるのが

私の悪いくせ」という台詞の真飛・右京さんがそっくりっ

 

今回の舞台はテレビの脚本家、興水さんの「Wの悲喜劇」をベースに

石田先生が新しく書き直したもの。

振り付けに「パパイヤ鈴木」が入っていて、婦警さん達の色っぽい

振り付けに一役買っている?

全面的にテレビ朝日の応援が入っているので、テーマ曲やらBGM等

使いたい放題・・・それで歌って踊る右京&神戸なんですから

これはおかしいっていうか笑うしかないっていうか

 

 しかし・・・本当に協賛がテレビ朝日だけだったのか?と

思わざるを得ないシーンが多数。

 婦警さん達が歌って踊る「結婚するなら警察が最高」

 歌詞の内容が「警官なら3代前まで犯罪歴の有無を調べるから

身元が安心。警察官の職種は色々・・」とあり、まるで警察官のカツ

あるいは「警察官募集」を真面目にアピールしているのではないかと。

 

 ラスト、臓器移植には色々な考え方があるが

  「皆様のご理解とご協力をお願いいたします」と出演者が頭を下げる。

 まるで臓器移植ネットワークの宣伝のような?

 

臓器移植アピール」「彩音退団のはなむけ」と考えると

桜乃彩音の役柄が「心臓移植で生き延びたピアニスト」という設定。

そもそもこれに無理あって・・・

そのピアニストの夫がカルト教団に洗脳されて妻を殺そうと企んでる

・・・話としてはめちゃくちゃでした。

しかも、多分テレビを見てない人への配慮なのか、前置きが長いっていうか

中々本筋に行かないのでちょっとイライラ

だって・・・小野田官房長やら米沢さんに伊丹さんに角田さん等

オールスター総出演ですよ。そこまでしなくても と思ってしまいました。

男役陣は一杯出番があったのですが、可哀想だったのが娘役。

彩音ちゃんと天咲以外はその他大勢。

「たまきさん」役の桜一花なんて1場と2場にちょろっと出てきて

あとはアンサンブル扱い

(いくら何でも実力派の娘役をここまであからさまに下げなくても・・・

腹が立ちました)

絵莉千晶も2場冒頭に教祖役で出てきたのみ。この扱いはひどすぎっ

出番的にいうと・・・右京さんより神戸君の方が目立っていたような

気もするし・・未涼亜希の扱いもなんだかなーー状態で。

 

客席から登場するシーンがかなり沢山あって、1階席の人は

まあ満足でしょうけど、2階の人はどうだったんだろうとか思いました。

 

出演者はそれぞれ役にはまっていた・・・というか、テレビのイメージを

壊すまいとモノマネ調の台詞回しばかりで、そこまで似せなくても

いいのになんて思いました。

(でも夏美さんの小野田官房長は一言発するだけで笑えました)

真飛が非常に熱いのはわかりますが、やっぱり組子がその熱さに

ついていけないのが残念。

特に、今回は壮一帆ががっちり真飛と組んでいるのに、あまり

チームワークがうまくいっているような気がせず、冷めているような

雰囲気がありましたよね。

 

これ・・・星組ならみんなアドリブをきかせて大笑いの舞台になったんじゃ

ないかしら?

 

 

コメント
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