ふぶきの部屋

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新潮45-鳴門真彦って誰?   2

2013-05-19 15:28:43 | 皇室報道

 湯浅長官の「東宮に二人目を秋篠宮には3人目を」発言について「むしろ重圧からの解放だろう。

  雅子妃が倒れたのを見て、宮内庁はついに皇太子夫妻に

  「皇位継承者たる男子を求める事を断念したのだ。

 雅子妃が倒れて初めて宮内庁は動いたという事になる。思いやりのない組織だ。

 帯状疱疹で入院する前の発言ですが?

  「秋篠宮家に3人目を」だけを取り上げて長官を散々責めたのは東宮家でした。

  「雅子様がお可哀想」頂点でした。 

 「断念」というのはこの場合、敗北の意ではなく、「放任」と解釈すべきでしょう。あの時点で長官はじめ

  両陛下は皇太子夫妻にこれ以上の出産を望まない。期待しないという事は実は悲しい事だとわからないのが

  東宮家のメンタリティですね。

 

 人格否定発言 → 「適応」が「男子を産む」ことへの隠喩である事を理解して読めば、

   皇太子の真意がよくわかる。

 「男子を産むという事を当然と思う」事に適応しろと圧力をかけられたのだと思えば、皇太子の「人格否定発言」が

   いかに的を得たものかわかる筈。

   皇太子の発言は非人間的な思想に対する反論だったのだ。

 「外務省でのやりがいのある公務を断念して皇室入りしてくれたのに、雅子のキャリアや人格を否定するような

   動きがあった事も事実です」と言ったんですよね。

  学歴、キャリアオンリーの価値観で育った雅子妃が生まれて初めてどうにもならない壁に直面した時に

  夫に言わせたこのセリフ。つまり「逃げ」の姿勢だったという事です。

  出産には学歴もキャリアも関係ないのは、全ての女性が知っていたから

   (野田聖子さんのように、高齢出産はリスクが高いなんて教わらなかったという人もまれにいるけど)

 

 人格否定発言への対応について。

    天皇・皇后「出来る事があれば協力したい」

         「東宮の独立性を尊重してきたから」

         「(宮内庁について)そのような組織ではない」

  秋篠宮の「せめて一言陛下に相談してから発言するべきだった」

  秋篠宮殿下の言葉は皇太子夫妻への批判であり、雅子妃の苦労に対して

  「突き放した言い方」だ。

 

 両陛下の「理由がわからない」

      秋篠宮の「公務は受け身」発言は異例であり、雅子妃がいかに「海外旅行したかった」に対して

     突き放した発言だ。

 皇室というものは「血」を受け継いで連綿と続いてきたわけで。それは日本人も同じです。全ての民族が

   今、あるのはこの「血」を受け継いできた為。それを否定するような皇太子の発言を理解する天皇・皇后、

   あるいは王・王妃はどの国にもいないでしょう。

 この時の人格否定発言の解釈は「やりがいのある公務」に対しての感想であり、皇族方の反応は当然。

   むしろ「今までの公務は全部やりがいのない公務だった」と言われているようで、皇族方も公務を依頼した

   国民も大層傷つきました。

   ゆえに、皇太子夫妻への公務が激減しているのではありませんか?

 最近の皇太子は、イギリスやオランダ行きを勝手に約束したり・・・スペインもその延長だったようで。

  習近平夫人とのオペラ鑑賞もそうだったように、自分で判断して行動している・・その事が国益に反している

  非常に危険な存在になりつつあります。

  罪を被るのは、泥をかぶるのは常に回りの人間である事を皇太子は知らないのでしょうね。

  他の皇族方はそれを知っているからこそ、自己判断をしないのです。

 

 雅子妃が人格を否定されたと感じているなら、

 その犯人は「皇位継承者たる男子を産む」事を絶対使命として

 要求する皇室の制度そのものである。

 そして、それに何の違和感も持たず、男子を期待するプレッシャーを与え続けた国民は共犯だ。

 「男系男子」を伝統とする皇室制度そのものが雅子妃にとって堪え難い屈辱である。

     そんな事もわからないで「お世継ぎを」と期待した国民は犯罪者だ。

     雅子妃が傷ついたのはこのような国民のせいなのだ。

 ついに国民を犯人よばわりですか・・・・・ この1文だけでも抗議に値するし、国民に対して謝罪しろと言いたいですね。

  誰も男子を産めなんて言った国民はいないっ

  紀子妃が悠仁親王を産んで下さって「これで雅子妃も楽になった。よかった」ってみんな思ったでしょう?

  それでも「人格否定」と受け取るなら、それはただ一つ。

  「自分が産んだ愛子内親王が皇位につけない事実」・・これが人格否定と受け取った根っこという事になりませんか?

  「娘が天皇になれないなら、なぜ私は苦労してこの子を産んだのだ?」って事でしょう?

 皇太子妃のお務めは確かに世継ぎを産む事が最優先ですが、産めなかったからといって責めたりしません。

  その為に「血のスペア」である皇族がいるのですから。

  そんな事もわからない東宮夫妻は・・・ことに皇太子は本当に皇族なのか?

 

 ネット世界では週刊誌報道を真に受けた「悪者たち」が読むに堪えない罵声を

  雅子妃に浴びせるようになった。

  「雅子妃叩き」のサイトが無数に生まれた・・・

 「仮病の税金泥棒」とか「ロイヤルニート」とか数々の皇太子夫妻への暴言が吐かれている。主にネットで。

   週刊誌報道は全部ウソなのに。国民は惑わされている。

 国民を「犯人」よばわりする方がよく言うよ・・・と。

 

 雅子妃の愛子内親王不登校事件における付添等一連の行動について

   → これらの行動はたしかに非常識に見えるが、雅子妃が背負う重荷を思えば

      枝葉の問題である。

「男子を産め」という屈辱的なプレッシャーを受け続ける雅子妃がどんな行いをしようと問題ではない。

 「男子を産め」プレッシャーで傷つき、皇位継承のない娘を産んでしまったトラウマを持たされた雅子妃が

  ストレスの発散の為に、国民に迷惑をかけてもいいと。そういう事ですね。

   一体どこの専制君主なんでしょうか? まんまチャン・ヒビン。

 

 皇太子妃が男子を産めなかったことによりトラウマは一生ついてまわる。

 「男子を産めなかった」事が今も心残りである。(おかげで全てが狂ってしまった)

 トラウマ解消の為には「愛子内親王に皇位を」そして女系天皇につなげ、小和田家の名前を皇統に

  記すという事なんでしょう。もし普通に男子が生まれていたら、今のような番狂わせはなかった筈。と、

  思っているのでしょう。

 正直、勝手に「トラウマでーー」と言ってろと言いたいです。もはや国民の誰一人、男子を産めと言わないし

  期待しないし、産めなかった事を喜びこそすれ、責めたりしないのに。被害妄想がすぎる。

  

 我々国民は雅子妃がどういう生涯を送るかが、皇室の存続にとって重大な問題である事に

   気づかなければならない。

 雅子妃が立后し、自己実現し、幸せな一生を送る事が皇室存続の唯一の道である。

 恐ろしい一文です。雅子妃が立后しなければ皇室に未来はないぞと脅しているのです。

  どこからそんな意識が芽生える?小和田関係者以外いないでしょう。

  

 男子を産むという人為的にどうにも出来ない事を課している以上、

   皇室は檻のない牢獄みたいなもの。

 いまだ「男系男子」のみに皇位継承を認めている日本の皇室は「檻のない牢獄」のようなものだ。

 これは両陛下始め、他の皇族方に対して失礼千万な言い草です。

   檻のない牢獄?なら出て行っていいのに。出て行って下さいよ。自由になって下さいませ。

   しかも男子を産まなかったからtt・・・・秩父宮妃も高松宮妃もみんな「檻のない牢獄」で過ごしたのですか?

  秋篠宮家の20年もそうだったと?

 「檻のない牢獄」と感じつ根拠があるとすれば

   毎日が敬語と謙譲語の生活

   ジャージで部屋に引きこもる事が許されないこと

   外食、海外旅行が自由きままに出来ないこと

   不特定多数の人と会話しなくてはいけないこと

   日々、勉強しなければならない事が多く、覚える事もおおい生活にうんざり

という事でしょうか?

 

 男子を産む事が出来なかった皇太子をスポイルして、皇位継承者を持つ秋篠宮が

  即位すれば早晩皇室は滅びるだろう。

 

 皇室は檻のない牢獄ではないとアピールする為に、男子が産めなくても大丈夫という前例の為に

  皇太子夫妻を大事にしないといけない。

近代以降で男子がいない継承の伝統から外れた天皇皇后になる皇太子夫妻を

優遇しなければならない。

 秋篠宮が即位すれば保守派が息を吹き返し、日本は戦前のような旧弊な国家になる。そうなれば皇室は

    滅ぶし日本も滅ぶだろう。自分を大事にし、正統な愛子内親王を即位させる事こそが、宗主国の望みであり

    日本存続の意義だ。

 正確には「皇太子をスキップして秋篠宮に皇位が渡れば皇室は滅びる」という事らしいです。雅子妃が不幸な妃

   として一生を送ればをれをみた国民は誰も悠仁親王と結婚しようとは思わないから。

  「男子が産めなくても大丈夫」な皇后は一杯いましたし、今さら雅子妃が産めなかったからと誰も責めないし。

  皇統はあくまで「男系男子」これを継続する事は皇太子夫妻の存在意義を脅かすといいたいわけですね。

   またも脅しの一文に恐怖を感じます。

 個人的には、皇太子夫妻が即位・立后する方が、皇室は滅びると思います。あんなめちゃくちゃな伯父伯母が

  権力を思いのままにふるまう所に誰が嫁ぎたいと思うのでしょうか?

 

 ネットでは「鳴門真彦」≒「徳仁雅子」のアナグラムだろうと言われています。その通りだと思います。

 鳴門真彦は「ジャーナリスト」と書いてありますが経歴が不明で、どこの誰だかわからないからです。

 つまり20年前の「皇后バッシング」の大内糺と同じ事が起こったとみるのが自然でしょう。

 当時と違って、今の国民は簡単に騙されたりしません。どんなに言葉を尽くして擁護しようとも

  皇太子夫妻いついての悪感情は抜けないと思います。

  そう信じたい。

 ネットでは「こんな駄文」で終わらせてしまっていますが、文章をよくよく読むと、国民と皇室に対して

脅しをかけているような印象があり、見過ごしていいものかと。

もし、両陛下がこのような「皇太子を即位させなければ皇室を滅ぼしてやる」などという脅しをかけられているので

あれば、国民の手で何とかしなくてはならないのでは?

もはやこれは雅子妃一人の問題でも東宮家だけの問題でもなく、政治問題です。

鳴門真彦なる人物(これが誰かをしっかり見極め)がペンを使って皇室を脅したという事実。皇統の存続を脅かしている

という事実を見逃すわけにはいかないのでは。

 この文章の中心にあるのは「皇統断絶」です。

要は雅子妃が男子を産めなかった為に、皇位継承者の祖父であるという地位を手に入れられなかった

小和田家の壮絶な恨み節であり、仕返しであり、なりふり構わない復讐であると言えます。

現在、皇太子夫妻に「退位」「廃位」を求めているのは、男子を産む事が出来なかったからではなく

 「無私」である筈の天皇・皇后の役割を二人は果たせそうにない

 国民に迷惑をかけている皇太子夫妻は天皇・皇后にふさわしくない

 嘘をつき、陰謀を巡らし、全てを思い通りに動かそうとする皇太子夫妻は天皇・皇后にふさわしくない

ただこれだけです。つまり「人間性がふさわしくない」と言っているのです。

そもそも「皇族」に生まれた徳仁皇太子ですら、今やすっかり小和田の虜。庶民以下に成り下がっています。

皇族に生まれ、世継ぎとして育った筈の彼が、その精神をいともあっさりと捨ててしまうとは。

いや・・・20年かけて洗脳され、捨てさせられたとでも言うのでしょうか?

たとえ彼が被害者であっても、もう遅い。今さら皇太子だけが批判を逃れる事は出来ないでしょう。

 

天皇陛下は近代皇室において、もっともリベラルで実は左派なんだと思います。

皇室の中にいて、心の中に潜む「リベラル」、現実との矛盾をついて脅しをかけているのが鳴門真彦なんです。

陛下がリベラルだったからこそ正田美智子嬢を妻に選んだというのは事実ですし。

心のどこかに「時代に即した公務」「やりがいのある公務」と思っていたのかもしれませんね。

昭和以前の天皇が悩む筈のない事で今上は激しく悩み、そして皇太子に「普通の人間として」生きる権利を

与えてしまった。

脅しの中には皇太子誕生にまつわるタブーもあったかもしれない。

元々は凡庸で感情表現の薄い・・・愛子内親王と似たような皇太子を「ご優秀なお兄様」と持ち上げてきたのは

今上でしょうし。あの当時は6歳下の礼宮が生まれるまで「皇統の危機」は救われたわけじゃなかった。

仕方なかったのだ・・・と言われればそれまでです。

悪意を持って近づく人さえいなければ、兄のフォローは弟がして全て丸く収まった筈なのに。

という事は、事の根源は今上であるとも。

そこを突かれたらひとたまりもありません。

「国民から絶大な信頼を受けてきた今上陛下。皇后陛下。この二人が実は長男について嘘をついていた・・・

などと言われたくはあるまい?国民の信頼を一夜にして失ってもいいのか?」

なーんで・・あくまで想像ですけど。

 

 とにもかくにも、これを載せた新潮社に、どのような形で抗議するのが一番効果的か。

まずはそこから考えないと。

これらの文章をメールで送るか?とも思うんですが・・・叩かれて終わりかもしれないし。

 

従軍慰安婦二人が来て沖縄や広島で演説。日本の中でもかなり左派で反日系が多い場所で

演説し、観客の涙を誘っています。

こうやってどんどん事実は捻じ曲げられていくし、当の日本人ですら嘘を信じてしまうという時代。

皇室も無関係ではありません。

従軍慰安婦二人が日本を潰す先兵でありうとするなら、鳴門真彦は内部に潜む工作員でしょう。

大変危険なのです。事実を変え、日本人の心の根源を潰そうとする・・・・

 

 

 

コメント (40)
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新潮45-鳴門真彦って誰?

2013-05-19 08:58:37 | 皇室報道

「皇太子殿下ご退位なさいませ」を載せた雑誌とはとても思えないのですが、

この方向転換をどうとらえたらよろしいのでしょうか?

まるでどなたかが書いたような回りくどい文章なので、わかりやすく意訳し、さらに意見を述べさせて頂きます。

 

 新潮45-鳴門真彦「雅子妃適応障害の核心」 

 雅子妃にとってそこまでの(皇室入りしてから皇后になるまでの)道は美智子皇后が

  たどったよりもはるかに険しい。

  ほとんどの国民は理解していない。

  雅子妃は美智子皇后が経験することのなかった重荷を背負っていることを。

  そして、その重荷をこれからも背負っていかなくてはならないことを。

 結婚してすぐ男子に恵まれた皇后に比べて、雅子妃の方がプレッシャーがきつい生活をしている。

     そんな事もわからない国民は好き勝手な事を言って(「皇后様は体調が悪いのにご公務に励んでいる」だの

    「お歳を召された皇后さまだって公務をされているのに」)と皇后の味方をしている。

    でも本当に「お可哀想」なのは雅子妃なのだ。なぜなら・・・・

 美智子皇后の受けたプレッシャーは「血筋」です。それは「男子を産む」プレッシャーよりも深くて抵抗できないもの。

  ご先祖様がどこの誰でどのような血筋でそのDNAを受け継いでいるかいなかこそが皇族の条件と言われた

   辛さがわからないのでしょうか?

 無論、雅子妃の重荷が「男子を産めない」と「血筋」と両方ある事には同情する。けれども、男子を産むプレッシャーは

   紀子妃出産で解決した筈。感謝こそすれ、恨む筋合いはない。

 

 その重荷こそが雅子妃の苦悩の核心であり「適応障害」という病名は核心を

   糊塗する表層にすぎない。

   重荷とは「皇位継承者たる男子を産めなかった皇太子妃」

 雅子妃の病気の核心は「男子を産めなかった事」であり、それ以上でもそれ以下でもない。

      「適応障害」≒うつ病なんて嘘嘘。

 昭憲皇太后が男子を産めなかった事で、明治天皇は側室を多く持ちました。

  それは義弟の嫁が男子を産むよりつらかった筈。しかも、生まれる男子は次々死亡し生き残ったのが

  大正天皇だけでした。昭憲皇太后は大正天皇を実の子のように慈しみお育てになった。

 「チャン・ヒビン」におけるイニョン王后は男子を産めない事で大変なプレッシャーを受け、側室・チャン氏に

  息子が生まれ、表面的には「王妃の子」とされても実際はなかなか世話を焼く事も許されず、いじわるされて

  結果的には早死にしてしまったけれど、誰をも恨むことなく、最後まで世子を慈しみ、またチェ氏が産んだ次男をも

  慈しみました。

  昭憲皇太后もイニョン王后もなぜそんな事が出来たのか。それは「王妃」「皇后」の役割を「世継ぎを産む事だけではない。

  自分は国家の母である」という意識によるものではなかったかと思います。

  皇后とは国家の母、国民の母であって世継ぎだけの母ではない。そして「世継ぎの教育者」である事が求められるのです。

  雅子妃が感じているという「重荷」は的外れです。

  何を被害者ぶっているというのか。弟一家に産児制限を課するような冷酷な心の持ち主が。

 

 マスコミその他がこの核心からそれた情報を発信したせいで国民は

  雅子妃の適応障害の隠喩であることが

   理解できず、彼女を押しつぶした重荷の実像が見えてない。

  昭和天皇と香淳皇后は子運にも多産系の夫妻だった

  、外れクジはいつか誰かが引く運命にあった。

 マスコミは雅子妃が「皇室に不適応」「皇室に向かない人」という情報を流したせいで、国民は

      雅子妃の本当の「苦しみと悩み」に気づかず、押しつぶした。

      「男子を授からない」という現象は、誰かが負う運命にあったのだ。

 国民は「男子を産んでほしい」と思う前に「立派な皇太子妃になって欲しい」と思っていました。

  結婚当初から「微熱」「体調」で公務をドタキャンしたり、静養し続けたり遊び続けたりするのではなく

  ちゃんとやるべき事をやって欲しいと思っていたのです。

  ご懐妊しない事についても、国民は温かく見守っていました。

  むしろ「皇室外交と出産とどちらを選ぶか悩んでいる」みたいな発言をして国民を驚かせたのは雅子妃の方。

 不妊治療だって、当時最高の医療チームを結成してもらい、一般の不妊女性に比べたら、どれほど恵まれた

  環境にいたか。それを侮辱を受け止めて利用しなかったのは雅子妃の方ではないですか?

  恨む先が違うのでは?

 

 94年2月9日の記者会見でご懐妊への期待についてプレッシャーを感じていないかという質問へ

  「とくにそういうことも」と妃が受け流したのは本心ではなかったはず。

記者の質問は国民の声を代弁したものだが、雅子妃には鉄の塊を

脳天に打ち付けられたように響いたことだろう。

 94年2月9日の会見で「懐妊」という問題について受け流したのは雅子妃の本音ではない。

      実は鉄の塊を脳天に打ち付けられたように屈辱を感じたのだった。

 94年2月と言えば結婚して半年たらず。そこで「鉄の塊」を打ち付けられたように響いたという事は

  すでに自分が不妊症である事をしっていたか、あるいは「何が何でも子供を産みたくない」と思っていたに

  他ならないと思います。

  つまり「子供を産みたくなかった」事が本音なんですね。

 

 男子を産む事を絶対使命とする天皇制とそれを当然のように期待する国民。

  日本全体が一人の女性に過剰な負担を負わせている状態だが、自分が同じ

  立場だったらと考える人間はほとんどいなかった。

 天皇制(男系男子)そのものを当たり前のように受け入れている国民はおかしいんじゃないか?

     「もし自分が男子を産めと言われたら」と考える頭もないのか?女性差別でしょう?

 一組の夫婦が結婚したら子供を授かりたいと思う事を当たり前と思ってはいけないようなニュアンス。

   伝統ある家が(皇室や伝統芸能)それを継承する事を当たり前と思ってはいけないニュアンス。

   これはいわゆる「反民族性」ではないか?

 気の毒と思うからこそ女性週刊誌は擁護を重ね、国民は愛子内親王が生まれた時に喜び

  悠仁親王が生まれた時に「これで雅子妃もプレッシャーから解放される」と安堵したではないですか。

  なぜに国民を恨むのか?

  皇太子妃の役割が「男子を産む事だけではない」というなら、それを証明してみせればよかったのです。

  「公務」という形で。皇后陛下は文学や歌を学び、紀子妃は手話を学び、それぞれの分野で大成しているのですが。

 「皇室外交」とは外国に行くだけでなく、国に来た公賓を迎えるのも仕事の筈。自分の家の玄関先にすら出てこない

  のに不平不満を言うのは間違っているのでは?

 

 愛子内親王誕生時の高松宮妃の言葉「一姫二太郎」のメッセージは

  「男子を産むまで、あと2度でも3度でも

   チャレンジを続けろと要求している。

 高松宮妃の言葉「一姫二太郎」は「次は男の子ね」という姑のような意味だ。

 違います。「最初は女の子でよろしいのよ。きっと二人目は男の子よ。気楽に考えて頑張りましょう」の意味でした。

   高松宮妃は皇族方の中で一番雅子妃に同情的だったのに逆恨みするとは。

 子供を持つ時、「出来れば男の子と女の子が欲しい」と思うも自然だと思うし、「最初は手がかからない女の子を育てると

   男の子が出来た時、大夫楽よ」とアドバイスするのも自然だと思いますが。

   雅子妃は格言の意味を知らないのですか?

 

 皇太子妃が受ける重圧を知らぬはずもない皇族が、苦悩と苦闘の末にやっと

  第一子を産んだばかりの

  雅子妃にこのような事を言う。これが皇室の非常な裏面なのだ。

 皇太子妃が重圧の末にやっと子供を産んだっていうのに、こんな非常識な事を言う。これぞ皇族・皇室なのだ。

 高松宮妃自身、お子様に恵まれず、そのプレッシャーたるやさぞお辛かったと思いますよ。

   それゆえ、8年目にして子供を産んだ雅子妃に大変喜ばれたし、自分のような思いはしなくて済むと安堵されたと

  思います。なんら非常ではありません。

  それとも、高松宮妃に「いいのいいのよ。私も子なしだからあなたも産まなくて。産むことないない」とでも

  言って欲しかったのでしょうか?

 

 

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