ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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物事の本質

2014-06-11 07:00:00 | つれづれ日記

普段は皇室に関心の薄いマスコミが連日に渡って、桂宮の薨去、それに続く

喪の行事を報道。

これはやはり、男系男子の数が減ってしまったという事と、三笠宮家の3親王全員が

亡くなられたという、衝撃なんでしょうか。

 9日ーお舟入り

一般に、納棺にあたる行事。両陛下・皇太子・常陸宮夫妻・秋篠宮夫妻・眞子内親王・

高円宮妃などが参列。

高円宮絢子女王はカナダから駆けつけた。

雅子妃は「体調不良」の為欠席(BY 読売)

 雅子妃の欠席について何か語ると、すぐに「不敬」「人権侵害」「心の病の人に対して冷たい」

  「中傷である」とマスコミ始め、擁護派、左側の人達が騒ぐけれど

  それは表面的にしかとらえていないからですよ。

 考えても見て頂きたい。皇子を3人亡くされ、失意のどん底にいる100歳近い

  三笠宮両殿下。心臓の手術や骨折などで何度も入院と退院を繰り替えし、尚且つ

  車いすでの移動。

  喪主なんだからあたり前と言われるかもしれないけれど、両殿下のお気持ちを考えれば

  すぐに弔問に駆けつけお慰めし、翌日の「お舟入り」の儀にもきちんと出席するのが

  「筋」だろうと思います。

  普通は、こういう「喪」の行事には出席されない両陛下が、二度に渡り弔問された事に

  深い思いがあった筈。

  マスコミだってその悲しみや傷の深さを思えばこそ、こんなにも連日報道しているのだと

  思います。

 雅子妃は8日には弔問したのに、翌日は「体調不良」で欠席。

  体調不良なら仕方ないと思うべきでしょうか?

  彼女、まだ50歳でちゃんと歩けるし食べる事も出来る。熱がわるわけでも

  怪我をしているわけでもない

  女性だから毎日体調の波があるのは当たり前。だけどやっぱり、それでも出るべき時は

  出る。それが社会人であり、一族の長になる人の妻ではないかと思うのです。

  「体調不良」ととってつけたように読売だけがそう報じたけど、小町大夫はどういう風に

  会見し、どんな状態だから欠席なのか・・・・多分、理由は「プライバシー」だから言わない

  んでしょう。それをしつこく聞いたら「人権侵害」「不敬」だというのでしょう。

  だったら敢えて情に訴えますが

  8日。弔問した時に心に響くものがなかったのでしょうか?

  66歳という年齢のうち、恐らく3文の1を病で過ごし車いすの生活になっても

  出来うる限り公務を続けた殿下のお姿に何も感じるものはなかったのでしょうか。

  息子を失った両殿下のお姿に何も感じなかったのでしょうか?

  むしろ、それを感じたからこそ「体調不良になった」とでもおっしゃりたいのか

 今まで、仁殿下の時もマスコミが入る墓所の儀にしか出席しない・・・という事を

  当たり前にやってきて許されてきたから、今さらと思っているかもしれないけど

  本来は自分の体調の事より両殿下の気持ちを思いつつ、亡き殿下の分まで

  しっかりと皇室の中で生きてまいりますと誓うべき立場の方ではありませんか?

  東宮御所から赤坂東邸まではほんの少しの距離。

  人間としての情があるなら、親として子としての感情があるなら、ここはどうでも出席

  しなくてはならなかったのでは?

 実際に8日に愛子内親王は弔問に来なかったし、9日のお舟入りには雅子妃が欠席。

  これは紛れもない「事実」ですよね。

  そして「体調不良」と報道したのは読売だけで、本当は何の理由で欠席したのかは

  どこも報じていません。

  内親王がなぜ弔問しなかったかもしかりです。

  「雅子妃には雅子妃の考えがあるのだから庶民は口を出すべきではない」

  いうのは屁理屈だし、公人としての立場の方が言うべきことではありません。

 でも、物事の本質というか根本的な問題は雅子妃の態度ではないのかもしれません。

  最初に「適応障害」という勝手につけた病名を認めてしまった事、「体調不良」「体調の波」

  といえば何でも許されてきた環境こそが悪いのです。

  ではその環境を作り出し、許してきたのは一体どなたですか?  

長崎原爆の語り部・森口貢氏への暴言について。

コメントが多いという事は関心も高いのだろうと思います。

彼が日教組の運動家であった事は知っていました。

非常に反日的な思想を持っていた事も。

だからこそ、そんな教育の結果が自分に跳ね返ってきたのだと感じて

皮肉な」と書いたのです。

 

だけど、この問題の本質は反日的な思想を持つ男性の説明だから

暴言を吐いた・・・というものではありません。

最初に叱りつけた森口氏に対してだったから許されるというものでもありません。

一番の問題は

目上の人に対して生意気な事を言ってはいけない」という普通の道徳がなされていない

という事です。

「歳をとっていれば偉いのか」と言われると思うんですが、「その通りです」と答えます。

思想がどうのではなく、長く生きてるという事が尊いのです。

その人の人格がどうであれです。

なぜなら、先人がいなければ私達は存在しないからです。

そういう思いの先に皇室への敬愛があるのではないかと思うのですが。

私達は、目上と呼ばれる年上の方へは、どんな事があっても最低限の礼儀をわきまえなくては

なりません。

説明されたらちゃんと聞き、意見があればその後で言う。

今回の「暴言」は森口氏の生きざまとか関係ありません。

失礼な態度でした。

 

確かに、「平和教育」ってなんだ?って思わないわけじゃありません。

私達が小さい頃は本当に左巻きの教育をされてきて、そのお陰で私達は

オリンピックなどで国旗と国歌を見る度に何だか嫌な気分になり・・・それくらい

「日本は悪い」と言い聞かされてきたんですよね

それは東北も同じですよ。

戊辰戦争で「賊軍」と教わってしまったから・・・何となく自虐史観が身についちゃった感じ。

本当の被爆者でない森口氏が語り部をやって悪いという事はないとは思うんですが

その時に

 日本が引き起こした戦争によって原爆を落とされたのだから悪いのは日本だ

という思想の元で語るのはやめて頂きたい。

正直に「アメリカの原子爆弾の威力によってこのような結果になった。人類というのは

どこまでも暴走する生き物なのかもしれない。

でも、この犠牲が後々に少しでも「兵器開発」の抑止力になれば、亡くなった方々も

本望だろう」くらいに抑えておいて頂きたい。

「日本が戦争をしかけたから」「日本軍の鬼畜のような所業のせいで」「日本人が・・・」と

聞かされる側の身にもなって話をしてほしい。

彼らの語る「日本」といつも目にする「日本」の姿にギャップがありすぎて、受け入れられないのです。

 

何度も書きますが、今回の「暴言事件」は森口氏の思想とは関係なく、中学生が礼儀知らず

であった事、そしてその「礼儀」をその場で教えられなかった教師の罪でもあります。

しかしなながら、森口氏が行ってきた日教組の反日教育、左巻き教育が結果的に

礼儀知らずの教師と生徒を生み出した事も事実なわけで。

だから、因果応報で皮肉な結果だった・・・・という事で、これ以上彼への個人攻撃は

やめて頂きたいと思います。

 

コメント (17)
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