ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

皇太子記者会見全文  3

2014-06-15 11:05:00 | 皇室報道

 皇太子妃のスイスの思い出についてどんな事を話し合っているか

雅子については、妹がジュネーブで生まれていますので、2歳半の時にジュネーブに

しばらくいたことがあるようですし、その当時の話もいろいろ聞きます。

また、アメリカの高校に通っていた時の同級生がチューリヒに住んでおり、その関係もあって、

大学時代、夏休みにチューリヒを訪れ、チューリヒをはじめ、スイスのさまざまな場所を訪れたということを

聞いています。

いずれにしても、スイスの雄大な景色ですとか、スイスでのさまざまな楽しい思い出などを

本人から聞くことがあります。

  重箱の隅をつつくようで心苦しいのですが、普通の夫婦の会話なら

 「雅子は2歳頃、スイスで暮らしていた事がありました。本人はあまり覚えていないようですが。

 でも大学の夏休みにチューリヒを訪れた事などは楽しかった思い出としてよく話してくれます」

となるのに。

 「本人から聞く事が・・・・あります」とはあまりにも他人行儀な

 この時点でほとんど会話がない、この原稿は自分が書いたのではないと言っているようなもの。

 

 今回の訪問先についても話しているか

今回の訪問先についても、例えば、インターラーケンやチューリヒなどは雅子も訪れたことが

あるようですので、そういった二人とも訪れたことのある場所については、

いろいろと本人からも話を聞くことがあります

 いきなり文章が重複だらけ。

 「はい。話しています。特にインターラーケンやチューリヒなどについては」と言えば済むのに。

 「二人とも訪れたことのある場所については」

 「聞くことがあります」

 日本人じゃないみたいな言い方ですよね。

 

 陛下から受け継ぐ施設訪問についてどのような形にしていく予定か

これは、今まで両陛下がなさってきたことですので両陛下が今までどのようになさってこられたかと

いうことをいろいろと両陛下からも伺っていきたいと思いますし、

また、その上で、私なりにどのようにやっていくかということも、

いろいろと考えていければと思っております。

実際にそうした施設に行ってみて、さまざまなことを私自身発見することも、

見いだすこともあると思いますし、またその機会にさまざまなことを学べるのではないかと思います。そ

ういった点でも非常に楽しみにしております。

雅子が同行するかどうかについては、やはり本人の体調のこともありますので、

今からは何とも申し上げられませんが、ただ本人もそのようなことに大変関心を持っておりますので、

そういうことができれば良いとは思っております。

 皇太子は小さい頃から両陛下の施設訪問を見てきた筈なんです。

  それを考えると、今さら「どのようになさってこられたか」なんて事を聞かなくてもわかる筈。

  何で今さら・・・と思うんですが。

 「両陛下が」「両陛下が」「両陛下からも」と三人称をがんがん使って文章を作る。

  どこか英語的で他人行儀ですよね。

 

 

先ほどの質問について付け加えたいと思いますが、

雅子本人からもスイスに行った時の写真を見せてもらったことがあり、

マッターホルンの近くの非常にきれいな湖で撮った写真があり、

ツェルマットの辺りの景観などもとてもきれいだったというような話を聞いております。

 ここでわざわざ付け加えた事の意義がわかならいのですが、さっきの「事はあります」では

  全然答えになってないと誰かから指摘されたのでしょうか?

  急に具体的な「写真を見せて貰った」なんて話になるんですが、「ことがあり」というので

  せいぜいこの20年中1度くらいだったんだろうと。

 こんな事、付け加えなくてもいいのに、それでも付け加えたという所に悲しさが。

  結果的に「スイスといえば観光とスキー」と印象付けただけじゃない?と。

 

多分、皇太子殿下はスイスに修学旅行に行かれるんですね。

「日本の皇太子がわざわざ行ってあげるんだぞ。えっへん。偉いんだぞ」と言いつつ。

何もやらかなさければいいのですが。

 

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皇太子記者会見全文  2

2014-06-15 10:45:00 | 皇室報道

 雅子妃が同行しない理由

   両殿下の気持ち

  一家の私的な海外訪問について「色々考えていく必要がある」と言った。

  その事に関して今後の見通しはどうなっているのか。

 

今回のスイス訪問については、訪問中の諸行事やスイス国内の移動を含む日程を勘案し、

また、お医者様とも相談した結果、私一人で訪問することとなりました。

今回、スイス政府からご招待を頂いたことを雅子も大変ありがたく思っており、

お伺いできないことを、私はもとより、幼少の頃から何度かスイスを訪れたことのある雅子

残念に思っております。

 わざわざ「幼少の頃から何度かスイスを訪れたことのある」と入れた理由。恨み節以外の

  なにものでもないと思われますが。

 

 これまでも申し上げたとおり、雅子は、病気の治療を続ける中で、体調をその都度整えながら、

可能な範囲で国内での行事への出席や訪問、また、海外訪問などを行ってきました。

雅子は、少しずつ快方に向かっておりますが、すぐに活動の幅が広がるわけではなく、

お医者様からもご助言を頂いているように、体調を整えながら、まずは、できることから

少しずつ時間を掛けて行っていってほしいと考えております。

 失笑が漏れたのでは・・・・?

  だって、今さら「すぐに活動の幅が広がるわけでなく」って。もう11年目だけど?

  彼らにとって10年の長い歳月は「すぐに」の範囲なんでしょうか?

 私達から見ると、いきなり海外訪問した事こそ「活動の幅」を広げ過ぎなんでは?と思うのですが。

  オランダは行けたけどスイスがダメな理由は。具体的に欲しいし、少しずつって・・・だから10年も

  そんな調子なんだって誰か言ってやってほしい。

 10年前とほぼ同じように「少しずつ」「出来ることから」と言い続けてもマスコミは怒らないし

  国民も何も言わない。それをいい事にして「出来レース」会見を行っているのですね。

  これが皇族のやる事なのかと思うと情けないの一言です。

 逆に「何だったらお出来になるんですか」と聞いてやればよかったのに。

 

 また、愛子は、この春から学習院女子中等科に進学いたしました。

愛子は、元気に通学しておりますが、これまでと全く異なる新しい環境で通学しており、

その環境に徐々に慣れつつあるところであります。

こうした中で、雅子も、新しい中等科生活を始めた愛子をいろいろな面で支えており、

その中で気を使うことも多いので、お医者様からも、今

はあまり無理をしないようにとの助言を頂いております。

 したがって、現時点において、雅子、さらには愛子と一緒に海外訪問を行う見通しについて

お答えすることは難しいと思います。

 両陛下には、雅子の体調をお気遣いいただき、そして、愛子の成長を温かくお見守りいただいていることに心より

感謝を申し上げております。

また、国民の皆様に温かく心を寄せていただいておりますことに心より感謝しております。

 かなり異様。

 普通、子供が中学生になったら「楽になったわ」と考えるのが親。

 現に愛子内親王は「元気に通学して」いるわけだし。保護者会も減り、運動会も行かなくていいし

 進路相談はまだ先だし?一体何を「気をつかう」というのでしょうか?

 っていうか、そういう事は紀子妃も久子妃も・・・3人のお子様を育ててきた皇后様もやって

  きたわけで。環境は雅子妃よりハードだったと思います。

  なのにたった一人の娘にそこまで振り回されている・・・と暴露する両親は一体どんな子育てを

  しているんでしょうか?

 「あまり無理をしないで」と言った「お医者さま」とは誰の事なんでしょうか?

  どうせマスコミはそこは追及しないんでしょうけど、大野医師だったとして、何を理由に

  「無理」をするなと言ったのか。何が「無理」なのか、聞くべき時にきているのでは?

 とってつけたような「両陛下」「国民」への感謝。まるで脅しみたいに聞こえるのですが。

 

 将来の皇室を担う立場をしての将来への展望

以前にも申しましたけれども、過去の天皇が歩んでこられた道と、天皇は日本国、

そして国民統合の象徴であるとの日本国憲法の規定に思いを致し、

国民の幸せを願い、国民と苦楽を共にしながら、象徴とはどうあるべきか、

その望ましい在り方を求め続けるということが大切であると思います。

 同時に、これまで行われてきた公務を踏まえつつ、将来にわたり生じる日本社会の変化に応じて、

公務に対する社会の要請に応えていくことが、重要であると思います。

 天皇、皇后両陛下には、これまで、毎年、こどもの日、敬老の日及び障害者週間の前後には、

関連施設をご訪問になり、入所者に心を寄せられ、また、多くの関係者をねぎらってこられました。

来年からは、このうち、こどもの日及び敬老の日については、施設訪問を受け継がせていただくことに

なっていますが、こうした施設訪問に限らず、天皇、皇后両陛下は、国民の幸せを願い、

国民と苦楽を共にしながら、公務を行っておられます。このような両陛下のお気持ちを体して、

私たちも心を込めて公務を行っていきたいと考えております。

 また出た・・・・「日本国憲法」どうもこの言葉が好きなようですね。陛下と皇太子は。

  わざわざ火種を作らなくてもいいんじゃないかと思うんですが。

 日々、ほとんど公務がない方が「社会の要請」にこたえていかれるとは。

  社会の要請・・・それは「来ないで欲しい」じゃないのかしら?

 施設訪問。皇太子が全部受け継ぐんですか?

 

 我が国社会は、少子高齢化、地方の活性化、環境・エネルギー問題や防災対策をはじめ

さまざまな課題に直面しております。

私としては、高齢者や障害者の方々、子どもたちを取り巻く環境や日本が直面してきた災害の歴史や

それに対する対応などをはじめとして日本社会が抱える諸課題やそれに応じた社会の変化を知り、

国民の皆さんが日々どのような苦労をし、また、それを克服するためにどのように取り組んでいるかを

理解するように心掛けております。

その際、そうした多くの方々の苦労を心にとどめるとともに、課題を抱えながらも前向きに努力されている方々を

少しでも励ますことができればと思っております。

 同時に、世界各国との相互理解を深めていくことも大切だと思いますので、

文化交流や国際親善の面でもお役に立てればと思っております。

その意味でも今回のスイスへの親善訪問は大変に重要であると思います。

スイスとの間では、150年の長きにわたり、さまざまな分野でさまざまなレベルで交流が行われていますが、

今回の訪問により更に交流が進むようにお手伝いができればと思っております。

また、先ほど述べましたとおり、我が国とスイスの間には共通点も多く、

スイスでは多くの分野で民間のイニシアチブを含め特色ある制度や仕組みが生み出されています。

今回も緊急ヘリ部隊の拠点や水害対策施設を視察しますが、それ以外にも多くの方々とお会いし、

スイスの皆様から学ばせていただきたいと思います。

一昨年に訪問したタイ国で、プミポン国王陛下にお会いした際に、

「私は、今でもさまざまなことを学んでいる」と国王陛下がおっしゃったことが忘れられません。

今後とも、常に学ぶ姿勢を忘れずに、世の中のためにできることを心掛けてやっていきたいと思います。

 「私としては」「理解するように心掛けております」「心にとどめる」

  非情に他人事的な?憲法との兼ね合いを見ると具体的にああするこうすると言えないから

  あえて「理解する」「心にとどめる」程度にしているんだといわんばかりですね。

 唐突に出てきたプミポン国王の言葉。

  何で?どうして?ここでプミポン国王?

  「父である陛下」はそういう事はおっしゃらないの?って聞きたくなるような。

  あなたの父はプミポン国王なのか?と聞きたくなりますね。

  あらかじめ書かれた原稿なのに、脈路のない言葉を使う・・・・という部分が理解に苦しみます。

 

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皇太子記者会見全文  1

2014-06-15 10:15:00 | 皇室報道

13日。皇太子はスイス訪問を前に記者会見を開きました。

全文は以下の通り。

 

 公式訪問するにあたっての抱負

この度、スイス国からのご招待を頂き、「日本・スイス国交樹立150周年」名誉総裁として

同国を訪問できますことを大変うれしく思っております。

ご招待いただいたブルカルテール大統領をはじめとするスイス国政府に感謝いたします。

私にとりましては、スイス国への訪問は、イギリス留学中以来のことですので、

およそ30年ぶりになります。

 今年2月には、スイス側の名誉総裁であるブルカルテール大統領の訪日の機会に、

在京スイス大使館で、両国の国交樹立150周年の開幕をお祝いいたしました。

本年の記念事業は、これまでのところ、両国で順調に行われてきているようですが、

私自身、今回、スイスで行われる記念事業に出席することを楽しみにしております。

 皇太子の日本語のおかしさが際立つようになりました。

 ここで「私自身」と入れる意味がさっぱりわかりません。

 「私自身」以外にだれかいるのか、あるいは誰もいないので強調しているのか。

  どちらにせよ上から目線である事は間違いないようです。

 要約すると

 「今回のスイス訪問は日本・スイス国交樹立150周年の名誉総裁である私が

 行くわけで、非常に楽しみにしているんです。この「私」が行くんですから」

 って感じでしょうか。

 

 スイスについては、子どもの頃に、「アルプスの少女ハイジ」の物語にもあるように、

雪を戴(いただ)いた山々が美しく、チョコレートや時計を作り、

スキーが盛んな所という印象を持っていました。

山については、小学生の時から写真集を見たり、マッターホルンなどのスイスの山々に

大叔父である秩父宮殿下が登頂されたことを両親である両陛下から伺ったり、

また、中学1年生の時に国語の授業で、日本の登山家である今井通子さんなどが

アイガーの北壁を登った話を読んだことなどによってより身近なものとなりました。

スキーについては、昭和47年の冬季札幌オリンピック大会で、

スイスのマリー=テレース・ナディッヒ選手が女子アルペン競技で二つの金メダルを

取ったことを今でも鮮明に覚えています。

ついでに言えば、音楽に関して、小学生の時に、エルネスト・アンセルメ指揮、

スイス・ロマンド管弦楽団によるベートーベンの田園交響曲のレコードをよく聴いていたことを

懐かしく思い出します。

 留学中の思い出としては、訪問したのは、いずれも冬でしたが、

グリンデルワルトから眺めた迫力あるアイガーの北壁やユングフラウの姿、

首都ベルン旧市街の魅力ある街並みや美しく水をたたえたレマン湖、

そして、リヒテンシュタインやルクセンブルクの王室の方々とご一緒に

スキーを楽しんだことなどが楽しい思い出として残っています。

今回の訪問では、首都ベルンをはじめ、150年前に、スイスから日本に派遣された

使節の団長として、日スイス修好通商条約に調印したエメ・アンベールの出身地である

ヌーシャテル、美しい山岳を有するユングフラウ地域の玄関口であるインターラーケン、

我が国との姉妹都市交流を進めるブリエンツ、スイスの主要都市の一つである

チューリヒを訪問する予定です。スイスは、伝統的にカントンと呼ばれる各州が特色の

ある自治を行うなど、地方色の豊かな国ですので、

各地の文化や伝統に接するのを楽しみにしています。

 まるでまるで・・・・修学旅行に行く人の抱負のようですね。

  過去の訪問もスキーだの山登りだのとすっかり観光客気分だったようですし

  高校生が学校の発表の為に書いた文章のようです。

 「アルプスの少女ハイジ」って・・・・・

  せめて「妹が小さい頃によく見ていたアニメ「アルプスの少女ハイジ」を一緒に見ながら

  山々の美しさに憧れたりしました」くらい言えなかったのか。

  「アルプスの少女ハイジ」にはチョコレートも時計も出てこないけど、文脈からはさも

  そういうシーンがありそうに見えます。

  ハイジといえばチーズと黒パンだよねーー

 リヒテンシュタインとルクセンブルクの王室の方々とスキーを楽しんだ・・・・というのは

  自慢でしょうか?

  せめて「〇〇殿下がご案内下さって・・・」くらいは言えないものか。

 本当におかしいと思うのは

   「両親である両陛下」とか「日本の登山家である今井通子さん」と、枕詞を入れる部分。

   別に「両親である」なんて入れなくても両陛下が皇太子の親である事はみな知っているし

   「日本の」と入れなくても名前をきけば日本人だってわかるし。

   この文章を書いた人の真意がわからないんです。

   どなたかわかります?

 

 スイスの国としての成り立ちは、欧州でも他に例を見ないものであり、

こうした歴史を背景に、スイスは、多くの分野で特色ある制度や仕組みを発展させてきました。

また、スイスと我が国は、地理的、歴史的、文化的な背景が異なり、

内陸国と島国といった違いがある一方で、我が国とスイスは、共に山岳をはじめ豊

かな自然に恵まれていること、教育に力を入れてきたこと、産業・技術立国を目指してきたこと、

特に、両国は、古くからの伝統を守りつつ、革新的なものを生み出してきたことなどの

共通点を有しております。

このような中で、両国は、150年にわたる交流を基礎として、

友好を更に深め、文化、学術、経済、科学技術、登山やスキーといったスポーツなど

幅広い分野で協力を深めてきました。

今回の「日本・スイス国交樹立150周年」を契機に

両国の関係が更に深まることを希望しております。

 また、スイスは、内陸国でありながら、古くから我が国をはじめアジアなど海外と

積極的に交流するとともに、国連をはじめさまざまな国際的組織の拠点ともなっております。

「赤十字」に代表される国際人道主義の精神を生み出したスイスからは、

東日本大震災直後の救助隊派遣をはじめ、官民から心温まる支援を頂きました。

改めて心より感謝の意を表します。世界に開かれた視点や国際人道主義の精神を

持つスイスと交流を深めることは大変意義あることと思います。

 そうだよ スイスといえば真っ先に「赤十字」でしょうがっ

  「赤十字を通して昭憲皇太后と大変ゆかりのあるスイスを訪問し、その足跡と意義について

  学ぶ事が出来ればと思っております」

  といえば、一言で「抱負」になったんですよね。

 

 このような背景の下、今回のスイス訪問で、特に関心を払いたいと考えている点について

お話ししたいと思います。

まず、スイス訪問を通じて、両国関係の基礎となった150年に及ぶ両国の交流の歴史を

振り返りたいと考えます。

両国の修好通商条約を締結したエメ・アンベールは、日本滞在中に多数の絵や写真などを収集し、

帰国後、邦訳「幕末日本図絵」を刊行し、私自身、歴史を研究している者としても

当時の日本を伝える貴重な資料をヌーシャテルで見るのを楽しみにしております。

 「見学」するのを楽しみにしているそうで。

  一体、何をしにスイスまで行くんだろう・・・・と思わざるを得ません。

  多分、ご本人はわかっていないでしょうけど、「私自身」と言える事で意味が本当に大きく違って

  来るわけですよ。

 

我が国からは、1873年に岩倉具視を大使とする使節団がスイスを訪れました。

岩倉使節団は、時計や紡績などの高度な技術を見聞したほか、

国情を具(つぶさ)に観察し、「教育がよく普及し、国民が礼儀正しく学問があり、

仕事に熱心なことでは、スイスが一番だという」とした上で、「国中が互いに仲が良く、

他国の人への応接が親切」であることなど好印象を得て帰国しております。

こうした古くからの交流に思いをはせながら、今回の訪問を通じ、

更に両国の親善に努めたいと思います。

 岩倉具視の感想まで必要とは思いませんが。

  当時の日本は明治の始めで、学ぶことが多かった筈。先進国のスイスに関して

  引用した部分は、日本が取り入れるべき部分であるという意味だと思うのですが

  皇太子が話すと「上から目線」にしか聞こえないんですよ。

  好印象を得て帰国・・・・なんて部分が非常に頭にくる部分。

 どうしても岩倉の感想を入れたいのなら

「国中が・・・と記しており、当時の日本人にとってスイスのありようが非常に憧れであったと思われます」

程度でよかったような気がします。

 

 第二に、今回の訪問では、インターラーケンでの日本現代美術展のオープニング行事に

出席しますが、さまざまな協力事業を通じ、両国の交流の機運が高まることを期待します。

また、今回の訪問先の多くが、日本の姉妹都市であるほか、

登山鉄道や高山植物園を含めさまざまな姉妹交流が行われております。

「日本スイス青少年交流プログラム」のスイス側参加者とも交流しますが

両国間の地方や草の根の交流のお役に立てれば幸いです。

 第三に、スイスでは、個人や民間のイニシアチブが大切にされるとともに、

コミュニティーの連帯感が強く、相互扶助の仕組みが根付いていると聞いております。

防災や減災を含め我が国も参考にできることが多いのではないかと思います。

ベルンでは、山岳救助を含め医療チームを即時に派遣するための緊急ヘリ部隊の拠点を視察し

、ブリエンツでは、水害対策施設を視察しますが、私が関心を持っております「防災と水」の視

点からも、スイスの経験はいろいろと参考になると思います。

 今回、私は、話の冒頭にも申し上げましたが、30年ぶりにスイスを訪れることとなります。

当時見た、スイスの雄大な自然や美しい歴史的な街並みは大変強い印象を残しました。

また、お会いしたスイスの方々は、大変親切で親しみやすく、

今回スイスの方々と再びお会いするのを楽しみにしております。

私の訪問により、両国の親善や交流が深まることを心から願っております。

 「私が関心を持っております」と言わなくてもわかるけど、そのわりには「色々参考になる」とか

  曖昧。具体的に何をどう見るのかという点が欠けているのです。

  結果的に思い出は「自然」しかないわけで。

  だったら謙虚に「当時訪れた時には気づかなかったもの」を発見できる旅とかいえば

  かっこよかったのにね。

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皇室ウイークリー

2014-06-15 09:30:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

6月6日・・・両陛下 → 皇太子スイス訪問主席随行員と会う

               東宮職部課長と昼食

               勤労奉仕団に会釈

               地方行啓について説明を受ける

        天皇陛下 → 通常業務

6月8日・・・両陛下 → 桂宮邸に弔問

6月9日・・・両陛下 → 重度心身障碍児を守る会創立50周年記念大会

               世界作業療法士連盟について説明を受ける

               赤坂東邸に弔問

6月10日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

        天皇陛下 → 通常業務

 

皇太子同妃両殿下

6月6日・・・皇太子殿下 → 水に関する国連事務総長特使と会う

6月8日・・・両殿下 → 桂宮邸に弔問

6月9日・・・皇太子殿下 → 赤坂東邸に弔問

 

秋篠宮家

6月5日・・・秋篠宮殿下 → 愛媛県訪問(愛瓢会総会出席の為)

  ・ 昼食会

  ・ 作品展示視察・懇談会

  ・ 砥部焼伝統産業会館視察

  ・ (株)いうら視察

  ・ 愛媛大学植物工場研究センター視察

  ・ 愛媛大学ミュージアム視察

6月6日・・・紀子妃殿下・眞子内親王 → 仁親王例祭(宮邸・豊岡墓地)

6月8日・・・両殿下・眞子内親王・佳子内親王・悠仁親王 → 桂宮邸に弔問

6月9日・・・両殿下・眞子内親王 → 赤坂東邸に弔問

6月10日・・・紀子妃殿下 → 平成26年度特別研究員-RPD研究交流会について

                 説明を受ける

6月11日・・・両殿下 → 第99回国際キワニス・アジア太平洋地域合同年次総会東京・千葉大会

                について説明を受ける

6月12日・・・両殿下 → ザンビア・タンザニア日本大使と会う

 皇太子は接見を「喪中」の為にキャンセル。ゆえにお仕事ないのよ・・・

  国連事務総長特使と会うなんて、ちょっと怪しい。怪しすぎると思います。

 秋篠宮家は6日に三笠宮家の法事に出て、8日9日と今度は桂宮邸を弔問。

 両陛下、以前にも東宮職の部課長と昼食をとっていませんでしたか?

  色々話す事がおありなのね。

 桂宮の葬儀の日。皇太子はスイスに出発。果たして雅子妃が葬儀に出るか否かが

  注目されます。今までは宮邸で行われる儀には出ずに豊島岡墓地のみ出席して来ました。

  なんで宮邸はダメなのかわかりませんけど、要するにマスコミが大々的に入る場所には

  出てくるという・・・何とも中途半端で迷惑な話です。

 

 大祓の儀に女性皇族の参列 

 6月30日と12月31日に行われる「大祓の儀」に参列する皇族の範囲を

  「親王のみ」から女性も含めた「皇族」に拡大。

 今までは親王限定であった・・・けれど、故高松宮の代わりに宮妃が参列した事もあり

 一般的には男性限定ではないのでという理由のようです。

 こんな風に柔軟に対応できるなら、皇太子の問題だって出来そうなものですね。

 とりあえず、眞子・佳子内親王、紀子妃の参列が予想されるわけですね。

  秋篠宮家の存在感が増しそうな気がします。

 

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