ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

DEAR DIAMOND

2015-04-12 17:30:00 | 宝塚コラム

 DEAR DIAMOND

悪いけどあまりいいショーとは言えなかったような?

藤井大介が悪いのか?と思ったけど、いやーー構成より

振付の問題じゃないかと思い。

パンフレットを見たら、あらゆるところに「若央りさ」の名前が。

私、この人の振付は好きじゃありません。

なぜかというと、この人の振付はシャープさがないからです。

何を表現しようとしているのかわからないし、アクロバットでもないし

芸術的でもない。メリハリがないというか、だらだらしているというか?

ロケットの振付でもそう思うんですよね。

今回、3場から延々と若央りさ担当で、期待してた「ドアボーイ」のシーンも

思い出にひたる暇もなく、あっさり終了。

多少面白かったのが9場のドラキュラシーン。

ここは御織ゆみ乃振付。まとまっていましたよね。

 

とにかく、せっかくのデュエットダンスなのに見せ場がないし

ラスト23場も完璧に音楽と振付があってなかった。

羽山せんせいーー 

ダンスとキスシーンが売りの二人なんですから。せめて

星エリザのフィナーレ、麻路&白城なみの色気あるシーンを

期待していたんですけどね。

 

それにっ

御神輿はいらないっ 雑な作りだけど重そうなあの御神輿を

女性達が持っているというだけで心配になる。

なんで「前田慶次」の時みたいなやぐらに車輪をつけてごろごろと

いかなかったのかあ。

さらに、さよならの柚希礼音が動き過ぎて、ファンは泣く暇もないじゃない。

余韻もなければしっとりするシーンもない。

ハンカチを出す暇すらない。

二階席に来てくれた時は「キャー」だけど・・・・(本当にキャーって言っちゃった)

それもよく考えると、そこまでトップが頑張らないといけないショーってなんだ?

みたいな?

柚希作詞のあの曲も、涙で聞くというより「宝塚の宣伝に徹してる」って感じだしね。

よくいえば「礼音君が退団するなんて受け入れられない事実なので

そういうショーは作りません」かもしれないけどね。

 

一番の不満は「エトワール・ド・宝塚」での「さそり」や

「パッショネイト宝塚」での回し蹴りダンスのような

「これぞ柚希礼音」というダンスがなかった事です。

これだけは許せないっ!!

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黒豹の如く

2015-04-12 17:10:00 | 宝塚コラム

いやーー久しぶりの宝塚でした

あれ?階段の踊り場にあった・・・・あのプレートはどこに?

4階の売店にサングリア?飲んでみたかったわーー

 黒豹の如く 

 脚本について

最初、何でさよなら公演に柴田先生?って思いました。

あまり接点を感じなかったし。

しつこいけど、さよならなら小池修一郎じゃないかと

とはいえ、柴田先生は歌劇団の重鎮であるし、柚希礼音が「やりたい」と

言って実現した「激情」の作者であるし。

妥当なのかなと思ったり。

柴田・謝コンビと言えば、真琴つばさの「黒い瞳」や

香寿たつきさよなら公演「ガラスの風景」を思い出します。

今回の作品はオープニングから一貫した雰囲気の統一などに

「ガラスの風景」っぽさを感じましたが。

ストーリーだけみると、どうって事のないお話なんですよね。

アントニオはスペイン海軍の大佐。

そのスペイン海軍は斜陽・・・ドイツとイタリアが勢力を伸ばし

アントニオはそっちへ勧誘されるけど断る。

っていうだけの話です。

そこに元婚約者のカテリーナが未亡人として登場し、再び二人の恋心が

燃え上がり、それに目をつけたアラルコンが利用し、奪おうとし

最終的にカテリーナを守りきったアントニオは強くていい男!的な話。

凰稀かなめのさよなら公演「グスタフ三世」がやたら場面をあっちこっちに

転換し、過去と現在がどう繋がるのかわからず、だらだらと見せられたのに

対し、こちらはさすが柴田先生。

きっちり見せてくれます。

 オープニングで黒豹を出す。

 先祖がそうでしたーーっていうだけで、本筋には関係ない話を持ってくる。

  だけど「かっこいいコスチューム礼音」を見る事が出来るからやったあ

 軍服&コート

 背広を着せてみる

 最後はお祭りのコスチューム

 柚希礼音おしゃれの見本市のようになってますが、とにかくそれだけの

  服を着せる為だけにストーリーを持って行った・・・・というようなお芝居。

 

現代演劇はストーリーがどう変わっていくか、どう進んでいくか・・・という部分を

楽しむものですが、今回の「黒豹の如く」はそうではなく、最後のピストルでバーン

という結末へ持って行く為に、時間稼ぎをした?

場面場面にどれだけ多くの人を配置し、少しでもセリフを与え・・ゆっくりゆっくり

伏線を引いていくという「一点豪華主義」的なお芝居ですよね。

ラストのアルヴィラの行動は、彼女が登場した時から予想されるものであり

(「アルジェの男」とか「霧のミラノ」とか)

わかっててそうしたのなら、どんでん返しの面白さを狙ったというよりは

アントニオとカテリーナの一時的な別れのシーンを描きたかっただけ

なんだろうなあと思います。

ゆえに、見る側からするとちょっと単調に見えるし、寝ちゃうかも。

まあ、そもそもストーリーがあってないようなものだし、英真元組長

と組ませたいとか、柚長と会話させたいとか、同期の十輝いりすと

絡むシーンが欲しいとか・・・・全てがそういう動機で作られているわけですから。

それでもここまでまとめた事にやっぱり並々ならぬ手腕を感じます。

・・・・こいつめーー

に代表されるセリフのように、男性じゃないと書けない、戦前戦後を生きた人間で

ないと書けないセリフが満載。

特に斜陽にあるスペイン海軍において、一体これからどうしたらいいかとか

軍人とはどういうものか・・・など、経験者で男性でなければ

書けないセリフだなあと感じました。

 

ただ、基本的にこの手の芝居は登場人物を絞って、じっくりとセリフを

味わうタイプのものだと思います。

それをやたら登場人物を増やして、何かあればすぐ歌わせる・・・としたので

散漫な印象になった事は確かでしょう。

 

謝先生の演出は、芝居全体を一つの空気で印象づける。

今回は波を表現したのでしょうか?ダンスと音楽の融合が素敵でした。

またラストも、単純に銀橋を渡るのではなく、セットをぐるっと後方に

動かして幕・・・というのが何とも後味がよかったなと思いました。

 

 出演者について

柚希礼音・・・アントニオ。非の打ち所のない役だったと思います。

        常々柚希の努力には頭が下がりますけど、今ここで

        さらにそれを感じます。

        ラブシーンのかっこよさは麻路さきの次くらいかも

        というか、時々似ているなーーと思うんですけどね。

        本当に退団が惜しまれます。

夢咲ねね・・・出番が少なくてちょっとかわいそうだなと思いましたけど

        カテリーナとしては満点を上げたいです。

        そもそもそんなに裏がある役柄ではないし、ぶりっこする必要もないし

        肩に力が入らずよかったのではないでしょうか。

        退団後、どんな活躍をするのか楽しみです。

紅ゆずる・・・またこんな役か・・・と思ってしまいました。アラルコン、テリー、マーキューシオ

        とにかく紅が演じる役は裏表がはっきりしてて、人を騙して最後はキレる。

        そんな性格ばかり。

        本人も飽きちゃっているだろうと思います。

        しかしながら、紅に他の役が出来るのか?と思うとそうでもなく。

        何をやってもひきだしが狭いなーーと感じます。

        今回はトップのさよならで、自分が目立つわけにはいかないという意識も

       あるのかもしれませんけど、ちょっと埋没しすぎ。

真風涼帆・・・いつの間にか「主役の腹心の部下」までご出世した真風。

        以前よりは堂々と舞台に立っているとは思います。

        だけど、こちらも紅と同じで引き出しが狭い

        宙組へ行って大丈夫なのか?

        ここまで歌劇団に期待されている人はそうそういないと思うので

        気をひきしめて頑張って欲しいです。

十輝いりす・・・悪役とみせかけて、ラストは味方に転じる。

         その切り替えが・・・あまり出来ていたかとは思わないんですけど

         でも、これが十輝いりすの限界でしょうし。

         今後は上級生として老け役で頑張って欲しい。

十碧れいや・・・ゴンザーロは印象的な役ですね。

         アルヴィラとのラブシーンまがいも多々あるし。

         だけどまだまだ早すぎるというか。演技力がついていかないというか。

        見た目がかっこいいのは認めるのですが、どこか幼い印象が抜けず。

        本当に若いのだから仕方ないんですけど、せめてもう少し頼りがいが欲しい。

妃海風・・・アルヴィラは絵に描いたような悪女です。

      でも顔が可愛いし、色気ないし。

壱城あずさ・天寿光希・礼真琴・・・3Mと呼ばれる「間合い」の役。

        でも「間合い」にはゴンザーロもフリオもいるんですけど。

        とりあえず3人三様の持ち味は出せていたのでOKとします。

        でも、勿体ない使い方するわねーーと。

 

歌劇団が推したい人、実力があっても上に上がれない人。

明暗くっきりの星組だなあと。

 

 

 

 

コメント (2)
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皇室ウイークリー

2015-04-12 08:25:38 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

4月3日・・・天皇陛下 → 通常業務

         両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

                 離任大使夫妻に会う

4月5日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

        皇后陛下 → 和波孝禧 70歳記念演奏会鑑賞

4月6日・・・両陛下 → パラオ訪問について説明を受ける

4月7日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

       天皇陛下 → 通常業務

                皇太子に公務代行勅書の伝達

4月8-9日・・・両陛下 → パラオ訪問

 

 

皇太子同妃両殿下

4月3日・・・皇太子殿下 → 神武天皇祭皇霊殿の儀

                  皇霊殿お神楽の儀

4月6日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

4月7日・・・皇太子殿下 → 勅書の伝達

                  赴任大使に会う

 重箱の隅をつつきたくはない。

  だけど、やっぱりパラオの晩さん会における陛下の服装はどうかなと。

  「パラオルール」に従うなら、青いシャツ姿がよかったのでは?

  日本では「クールビズ」といって夏場はノーネクタイでいいよーーというのがありますが

  サラリーマンはそれでもネクタイをしますし。

  しなくていいのは公務員さんくらいじゃない?あ、陛下は国家公務員のようなものか。

  それにしたってやっぱりラフすぎるし、慰霊の時の服も、上下でお揃いのなんとかーーに

  ならなかったんでしょうか?

  日本には素晴らしい夏用スーツの生地がありますのにね。

 皇后陛下、歩く時は一人じゃ無理なんですね。

   陛下が常に付き添っていないとダメな状態。

   でも腕を差し出し、二人で歩いている様子は

   「私が美智子を守る」状態に見えなくもないですよね。歳をとると過去に

   タイムスリップしていくんでしょう。

 見送り時の安倍ちゃんの視線が皇太子に?

  「なにやってんだ・・・この人は」的な目。自分達が「夫婦」で見送ってるのに

  隣の皇族がそうでない明確な理由が思いつかなかったろうなと。

 小町東宮大夫の定例会見

 皇太子夫妻と愛子内親王は両陛下のパラオ訪問をテレビで見守った。

 夫妻曰く

   「両陛下が戦争で亡くなった方々をお心を込めて慰霊なさる姿に深い感慨を覚え、

   改めて平和の尊さを心に刻んだ」

だそうです。

いやーー毎回、日本は北朝鮮化しているなと実感。

愛子内親王は中学校へ行っててテレビは夕方以降じゃないとみない筈。

それともずーーっと東宮御所にいたの?

わざとらしく、こういう事を発表させて「私達は両陛下の後継者だ」とアピールしているんですね。

古代から東宮や次世代の天皇が父や母の威光にすがるのはよくあることですがね。

 両陛下・・・・やっぱりアメリカの慰霊碑に拝礼したのね。

  「敵も味方もない。全ての犠牲者に祈る」これぞ平和国家の慰霊方法。ですか?

  うまく言葉で表せないですが、何となくすっきりしませんよねーー 

  少し前ならこんな風に疑問を持つ事はなかったと思います。

  だけど、今は世の中が左傾化していますし、陛下の言葉や行動が左翼の

  「いいわけ」に使われている事を思うと、もう少し慎重にして頂きたいと思いますし

   何よりも「陛下にとって一番大事なのは日本という国体である」事を示して

  頂きたかったです。アメリカも現地の人もーーじゃ・・・・心が狭いの?私。

 

 

コメント (9)
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