雪組の「カラマーゾフの兄弟」を見て思った事

　「うたごころ」の極美慎にやたらうっとりしてまい、何度も「キセキ」を聞いている私。あのプロモーションビデオはすごい。「夏祭り」も「キセキ」もそのまんまカラオケで使って下さい。「少女漫画」の世界を地でいく宝塚。

ケンケンパーの時の椅子に座っている横顔や告白してにっこり笑う笑顔がいいわ。

教室の椅子で思い切り後ろに反り返るシーンでは「体が柔らかいな」と思い、カラテの稽古シーンではきゃあ

黒板に一緒に落書きしたいよーー

スカステで雪組の「カラマーゾフの兄弟」の東京千秋楽を見ました。

無論DVDは持っているし、何度も見たお話だし、原作も一応読みました。

でも、今一つ理解できなかったんです。この話。

当時は多分「彩吹真央」一筋でイワンばっかり見てたから。

あれから時間が随分たってあらためて見ると水夏希時代の雪組はよかったなーーとつくづく思うけど、斎藤吉正はなんだってこんな難しい作品を描こうとしたのかなと不思議でしょうがありませんでした。

っていうか、私も学がなくて馬鹿だから「大審問官」の所を何とか理解しようと頑張ったけどなかなか無理だったって話です。

でも今回見て・・・ああ・・・こういう話だったのかーーと。

じゃあ、斉藤工や市原隼人がやってたドラマ版はもっとわけわからない作品だったって話よねーー

大月さゆちゃんのカテリーナと彩名音のスメルジャコフの解釈がもうちょっとうまく言ってたらわかりやすかったのかなと思います。

で、今回、言われなきあれこれを言われてそこでやっとイワンがラストに狂ってしまった理由がわかりました。

（続編では随分まともですけど）

一見、性善説をとっているのがアリョーシャで性悪説のイワンという感じですが、実際はアリョーシャは現実派で性善説はイワンの方だったんですね。

　父親が殺された

　あらゆる状況証拠からしてミーチャが疑われる

　実は犯人はスメルジャコフだった

　イワンが法廷で「犯人はスメルジャコフだ」と言った

　スメルジャコフは「ご主人様を亡くしたショック」で自殺

　回りはみな「スメルジャコフが濡れ衣を着せられて自殺」

　「もしかしたらイワンとミーチャが共謀して殺し、スメルジャコフに罪をなすりつけようとしているんじゃないか」と言い出す

　イワンは真実を言っているのは自分なのにどうして信じて貰えないのか、庶民というのはこんなにも扇動されやすく騙されやすくあっさり裏切るものだという事にショックを受ける

　カテリーナがミーチャに罪を着せる事でイワンを助けようとするが逆にイワンは自分の中に閉じこもる

　それを見たミーチャが罪を被る

宝塚版の「カラマーゾフの兄弟」はこんな話でした。

自殺という事実を突きつけて「嘘」を本当にしたスメルジャコフってすごいよね。

あ、ドストエフスキーがすごいって事か・・・・

最初に舞台で見た時はグルシェーニカとカテリーナが理解不能だったし、それは原作でもそうだし。ドストエフスキーの小説ってどこか気ちがいじみた人が出てくるじゃない？

トルストイなどはわかりやすいんですけどね。

あながち白羽ゆりと大月さゆの罪とはいえないでしょう。

わからないといいつつもドストエフスキーが続編を書いてくれたら読んでいたかも。

たしかアリョーシャが修道院を出て革命家になるんじゃなかったでしたっけ？

 

それはいいとして。

「嘘」が本当になる。命がけで「嘘」を本当にしようとする人達もいるんですよ。

従軍慰安婦問題も、南京大虐殺もみんな、命がけで「実は本当だ」と言い続けて来た結果なのです。

慰安婦のハルモニ達は、遠い昔、親に売られたり自らを売ったりした事でも、回りから「強制連行されたんだよ」と1000回も言い続けられたら「私って強制連行されたかもしれない」「いや、あれはきっと強制連行だったんだ」「私は強制連行された」と思い込んで、それが真実だと信じこんでしまう。

徴用工だった人も、72年も経ってから「あれは強制連行で」と言い出すわけないのに、言い出す・・そこまでして言うのだからきっとそれは本当なんだろうと日本人は思う。

それに付け込む彼らたち。

「何なんだ！お前達は」とイワンのように怒鳴りたいけどね。

 

韓国の路線バスに乗ってる慰安婦のお嬢さん。

回りはシカト。そうはいっても毎日、こんなものを突き付けられたら「はいはい。本当なんですね」「本当だわ」と思うかも。

怖すぎてみんな見ないふりをしているけど、いくらなんでもこれはやりすぎ。

それでも国内で批判の声を上げるわけにいかない。

それが今の韓国です。

いっそ、9月まで慰安婦のハルモニとこの像と徴用工の人形をバスに乗せてグルグルやれば？と思いますよ。そしたら世界中に笑われるから。

何事もやりすぎてしまっては効果もないのです。

だからって日本も大人の対応をしてはいけない。

「あんな不気味な人形を毎日見るソウルの皆さん、お気の毒」ぐらいのジョークは言ってあげないとね。

 

 

 

 

 

秋篠宮両殿下 タイ国王葬儀へ

　眞子さまの婚約会見が9月3日になったというのは本当なんでしょうか？

信じたくないな・・・という気持ちはわかります

そもそもどうやって暮らしていくんだ？と思うし。

でも小室氏のSPが解除されない以上、本当に結婚するんだろうと思います。

眞子さまがご自分の結婚があまりお祝いされていない事になんと思われているでしょう。

「私の結婚は私の自由。だからほっといて」ってところでしょうか？

お小さい頃からあまりにもご優秀であらせられたから、タガが外れた・・・って印象もなくはないけどね。

　皇太子一家２０日から那須へ

はい。ハシゴ静養でございます　バカの一つ覚えのように下田が終わったら那須。

御用邸へ入ったら付近のオルゴール館とか様々な場所を遊んであるいて、食べて飲んで。

涼しいし、静かだし・・・いいわーー　って感じですか？

　両陛下２２日から軽井沢へ

こちらも毎年の事で・・・また大日向開拓団の人達と懇談予定とか。

何だって満州ばかり贔屓するかな。樺太から引き上げて来た人はどうなるの？

満蒙開拓団は両陛下の中で「悲劇の中の悲劇」の一つなんでしょうけど、いい加減７０年以上経ったわけだし、一々思い出さなくてもいいんじゃないでしょうか？

でもちゃんと草津にも移動して皇后陛下のピアノのお稽古もあるんでしょうね。

両陛下も皇太子一家も夏は遊んでなんぼ・・・らしいです。

愛子内親王も高1になっても両親と一緒じゃないと行動出来ないようですし。部活もなければ塾もない。そりゃ退屈でしょうね。

両陛下も「退位」をすると言って。ここまでアクティブに動かれるとずーーっとお仕事して下さいと言いたいです。ハゼの研究はよろしいの？

昭和天皇は晩年まで那須の御用邸で研究を続けられていたというのに。

　秋篠宮両殿下　タイ国王葬儀へ

　10月２６日にタイ国王の葬儀に秋篠宮両殿下が参列

　9月25日から10月4日までは南米チリを訪問予定

　その前に殿下と眞子さまはハンガリーがあり、何気に忙しいです。

　まあタイといえば秋篠宮殿下なわけで、この葬儀参列は当然といえば当然。

　ただ、現国王と殿下が親しいと聞いた事はありません。

　皇太子も暑い所は嫌でしょうし、雅子妃がいかないから言い訳を考えないといけないし？

今や雅子妃以外は両陛下も秋篠宮一家もみーんな偽者・・・という都市伝説がネットを駆け巡り、自作自演かわかりませんけど、そうだそうだという人も多々あり。

ただ一人「偽者」が登場しない雅子妃って一体なんでしょうね

舅姑、夫に娘、義弟一家が偽者だったら気持ち悪くてしょうがないでしょう。

だから体調の波が出てくるの？

娘の偽者に関しては自己責任だし、そういう前科があるから言われてもしょうがない。

でもなぜ秋篠宮一家まで全員偽者になるんですか？

その先にあるのは一体なんでしょう？

それは「皇室廃止」という言葉しか見当たりません

「偽者が支配し、本物が消された（あるいは幽閉あるいは殺された）皇室なんて存在する意義がない」

という事です。

眞子さまの結婚も「ごり押し」だと思いたい人達が沢山いると思いますけど、まともな25歳の女性が今時ごり押しで結婚はしないと思います。

なぜ宮様達が眞子さまの怪しい婚約者を容認しているのか、それはご本人に聞かなきゃわからないでしょうけど、誕生日の記者会見まで偽者だと言われたら、もう何を言っても無駄です。

いいですか？

秋篠宮一家が全員偽者説を取る人は保守でも何でもありません。

保守同士の考え方の違いではありません。

なりすまし保守の反日、反皇室への誘導なのです。

毎日毎日ネットを見て「偽者だ！」「本物を取り返そう」という文字をずーーとみて、尚且つ

「宮内庁にメールしました」

「総理官邸にメールしました」

「秋篠宮一家の救出をメールしました」

なんて文字を見続けたら「もしかして本当に秋篠宮一家はもういないのかもしれない」と思ってしまいますよね。

「そっか。天皇も皇后も偽者。愛子内親王も皇太子も偽者。秋篠宮一家に関しては全員偽者。だったらそんなの皇室じゃないよね。皇室廃止！」に誘導していくわけ。

最初は「自分の思い通りにならない事に対して拒否反応」としての偽者説だと思っていましたが、今は違います。

明確にこれは日本の皇室を滅ぼそうという考えのもとに行われている事で、そんな彼らが「我こそは保守である」と言えば、「保守にも２種類あって、偽者説を取らない人と取る人がいるんだ」と勘違いする人が出てきます。

写真を多数見せられて「耳が違う」「目が違う」とあれこれ言われたら信じてしまうかもしれない。でも、はっと我に返って常識的に考えたら皇族が丸ごと偽者になるというのはありえない事なんですよ。

「じゃあ、和宮は本物？写真の明治天皇はどうなんだ？」と言われそうだし、「愛子内親王は確実に偽者じゃないか」と言われそうですよね。

正直、愛子内親王に関しては彼女が生まれた背景を見るにつけ、そういう事をやりかねない皇太子夫妻だと思いますよ。

愛子内親王が痩せたり太ったりしたのも私は薬のせいだと思っているし。

でも、一体、誰が、何の目的で、秋篠宮一家を丸ごとすり替えるんですか？

皇后陛下が５人も６人もいたら、皇居はハーレム状態で、そんな異常な家庭で育ったから秋篠宮も偽者に寛容なのか？とでもいうんでしょうか？

皇居に上がる度に黒田清子さんは「本物」あるいは「偽者」の母と接していると？

 

左翼程「日本が好き」というし「自分達こそ本当の保守」と言います。

それこそ偽者の保守が本物にすり替わってしまうという恐ろしい現象ですよ。

面と向かって「日本なんか嫌い」「皇室なんかいらない」という左翼と「日本を愛するからこそ偽者がいる皇室なんて許せない」という左翼。どちらが耳障りがいいですか？

日本は戦後、ずーーっと耳障りのいい「平和」「反省」という言葉で知るべき事を教えて貰えず、間違った歴史を刻み付けられてきました。

なかったことをあった事にされて必要のないお金を支払わされて、謝って・・・そして今、日本人のアイデンティティの根本である皇室に対する信用を貶められてしまっています。

無論、こうなった責任は皇室自体にある事は確かです。

民間から嫁いだ大スター、正田美智子さんが実は自虐史観によって天皇を洗脳してしまうなんて昭和３０年代に危惧した人は僅かでしょう。

そして24年前、戦後最大の冷夏に皇太子妃となった小和田雅子さんによって、皇室は変貌を遂げてしまい、今となっては金持ちの道楽一家に成り下がってしまいました。

いやいやこれぞ日本における「両班」というか、日本の皇室が李氏朝鮮のようになるなんて悲しい事ですよ。

で、皇室の良心であった秋篠宮家なのに眞子さまが怪しい小室圭氏と婚約する事で、さらに「裏切られた感」が募り、時機到来とばかり「偽者」説が闊歩しだしたのだと思います。

ブータンに行かれた眞子さまあたりから「眞子さまは本物じゃない」と言われ始めたのもわかりますよね。

それでも「偽者」を信じたい人は信じればいいと思うけど・・・・いや、そういう大人の対応がよくないんですよね。

違うものは違うと言わないといけませんよね。

 

ではどうして小室圭氏と？

それは・・・本当にわかりませんって。ご本人じゃないと。ダメンズな内親王でもしょうがない。偽者だから婚約するわけじゃないとは思うけどね。