5月15日は沖縄復帰の日で、今年は50周年なのです。
沖縄にとって太平洋戦争は恨みが募って忘れられないものだと思います。
憎しみがアメリカより日本に向かっているのが私的にはちょっと・・・と思いますけど、沖縄の人は今、日本全国に散らばっており県人会も充実して、みんなそれぞれ生きているんだと思います。
私の職場には普天間出身の人がいて、復帰前に上京したそうです。
「じゃあ、パスポート持って?」
「そうよーパスポート。でも東京にいる間に復帰したからね。私の同級生や友達はとにかく本土に行きたくて親を説得して上京したのよ~~でも東京にいくと戻って来ないとか言われてね」
今も故郷と密に連絡を取っているし、彼女の作るサーターアンダーギーはとってもおいしい。それに毎年手作りのゴーヤを貰ってチャンプルーを作ってます。
お礼に沖縄柄のマスクを作ってプレゼントしたりして。
私達にとって沖縄の象徴はフィンガー5かな。
彼らの存在で「沖縄」という地名を知り、歴史を知り・・・それから宝塚のおかげで琉球の歴史や文化に触れる機会もあって、それはありがたいと思っています。
首里城が焼けた時は私も本当に悲しくて、何だ令和は!って怒ったりしましたよ。だって燃える理由がないじゃないですか。
私ももっと沖縄の言葉を勉強したいなと思ったりしているんですが、実際に琉歌を詠んでいる紀子様はすごいし、佳子様のお印は沖縄の「ゆうな」ですよね。
言葉はなくても思いは感じるってこういう事かなと思います。
皇室に関して言うと、昭和天皇は沖縄の戦争に心を痛め、自ら沖縄へ行きたいとずっと思っていらした。それは叶わなかったけど。
平成の天皇皇后は、沖縄への心の砕き方が尋常ではなく、偏りを感じました。それは昭和天皇の思いを受け継ぐというより、「加害者意識」の強さからなせる事だったと思います。
そして今上は「テレビで復帰を見ました」世代。
沖縄に心を寄せるといっても、実際に沖縄へ行くわけでもなく、東京の会場へ行くわけでもなく・・・主催者からの「お願い」でリモート。
これはオランダ静養方式というか「そちらからのお願いという形にしないと出来ないので」っていう事ですか?
それとも「来てもらっても面倒なだけ」だったのかも。
天皇陛下のお言葉
沖縄復帰50周年に当たり、本日、沖縄と東京をオンラインでつなぎ、記念式典が開催されることを誠に喜ばしく思います。
先の大戦で悲惨な地上戦の舞台となり、戦後も約27年間にわたり日本国の施政下から外れた沖縄は、日米両国の友好と信頼に基づき、50年前の今日、本土への復帰を果たしました。
大戦で多くの尊い命が失われた沖縄において、人々は「ぬちどぅたから」(命こそ宝)の思いを深められたと伺っていますが、その後も苦難の道を歩んできた沖縄の人々の歴史に思いを致しつつ、この式典に臨むことに深い感慨を覚えます。
本土復帰の日、中学1年生であった私は、両親と一緒にニュースを見たことをよく覚えています。
そして、復帰から15年を経た昭和62(1987)年、国民体育大会夏季大会の折に初めて沖縄を訪れました。
その当時と比べても、沖縄は発展を遂げ、県民生活も向上したと伺います。
沖縄県民をはじめとする、多くの人々の長年にわたるたゆみない努力に深く敬意を表します。
一方で、沖縄には、今なおさまざまな課題が残されています。
今後、若い世代を含め、広く国民の沖縄に対する理解が更に深まることを希望するとともに、今後とも、これまでの人々の思いと努力が確実に受け継がれ、豊かな未来が沖縄に築かれることを心から願っています。
美しい海をはじめとする自然に恵まれ、豊かな歴史、伝統、文化を育んできた沖縄は、多くの魅力を有しています。沖縄の一層の発展と人々の幸せを祈り、式典に寄せる言葉といたします。
問題は赤い部分です。
「様々な課題」とはいわゆる「基地問題」の事です。
皇族が・・・というか、天皇が政治問題に口をはさんでいいのでしょうか?
あたりさわりがないように見えても、この言葉の真意は「普天間基地反対」に繋がっているわけで、つまり五輪の時と同じ、天皇は「反政府」主義者なのです。
きっとこの言葉をアドバイスしたのは小和田恒氏なんでしょうね。
どうして、単純に本土復帰50周年を寿ぐ事が出来ないのか?
一々、政治問題を感じさせる一文を入れたり、わざとらしく「ぬちどぅ宝」とか方言を使って見たり。
「ぬちどぅ宝」とは「命こそ宝」という意味で、無駄に命を散らすなよという意味。
琉球は戦をしない民、大国に挟まれた小さな国は文化芸能で外交を乗り切って来たという歴史があります。
なのに、太平洋戦争では4人に1人が亡くなってしまった。
日本軍は末期状態、沖縄に向かっていた大和も沈んで。
決して日本が見捨てたわけじゃないと思うけど、結果的に本当に多くの人が犠牲になった事は事実。
それを悼むだけでよかったんじゃないかと・・・・・
天皇の言葉には含みを持つ者が多く、心がこもっておらず、素直じゃないと思います。
皇后だけマスク・・・・笑える。
リモートでも感染するかも、夫から感染させられるかも・・・私だけは絶対にコロナにかからない決意がそこに見えます。