夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

斉藤由貴(さいとう・ゆき)さんの発露された言葉に、思わず微苦笑させられて・・。

2010-05-11 08:38:14 | 映画・テレビ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昨夜、読売新聞の夕刊を読んでいたら、ひとつの記事を読み微苦笑させられたのである。

13面に『テレビ&ラジオ』で、
私は視聴していない【テレビ朝日系「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」】に
出演されている斉藤由貴(さいとう・ゆき)さんが、
読売新聞のインタビューに於いて、

《 恋愛 私にはほど遠い 》

と大きな掲げられて、齢を重ねた私は、思わず記事を精読し、
読み終えた後、この中で発露された言葉に、思わず微苦笑させられ後、
確かな大人の女性の思いである、
と感心させられたのである。


この記事とほぼ同一の記事が読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】に掲載され、
片山一弘・記者の綴られた記事であり、無断であるが転載させて頂く。


《・・
「中学卒業後30年目の同窓会」の場面に、
高校生の頃から歌やドラマに活躍してきたこの人の姿があると、
同年代の視聴者には、本当の同窓会のように見える。

40代の恋愛をサスペンス調に描く、テレビ朝日系のドラマ「同窓会」(木曜午後9時)で、
黒木瞳、高橋克典、三上博史らと共演中だ。
撮影前は、プライドがぶつかりあうような硬い空気の現場になるのでは、と不安だったという。

「だって、すごい方ばかりですから。10年前なら、本当にそうなったかも」

始まってみたら、意外なほど楽しくて、安心した。

「みんなホントに大人で、格好つけた部分もなく、気楽な、ほどけた感じ。
黒木さんが、全体をまとめる女親分です」



脚本は「白い巨塔」「14才の母」などをヒットさせた井上由美子。
井上作品への出演は初めてだ。

「現実の出来事としては、それはないのでは、というベタなセリフもあります。
でも、例えば昔の歌謡曲って、ちょっと聞くと恥ずかしいかもしれないけれど、
実は計算されていて、だからこそ人の心に残る。
そういうことも井上さんの中で咀嚼(そしゃく)した上での台本なのかな、と思います」

演じる西川陽子は、中学時代にはメガネの秀才だったが、
今は起業家の妻となり、ぜいたくな暮らしを楽しむ。
反面、夫が愛人に産ませた子を引き取って育てるという複雑な事情を抱えてもいる。

「彼女は間違いなく努力家。
すごく頑張って、いい学校に入り、自分を磨いて、いろんなものを手に入れた。
でも、それゆえに悩みを人に言えず、自分の殻を破れずにいる。
その孤独感にウソをつかず、きちんと体験するように演じたい」

陽子と自分に共通点は少ない、と言いながらも役への理解は深い。
「私には、ほど遠いもの」という恋愛についても同じだ。

「恋愛というのは、自分の社会的立場や、この年齢ならこうあるべきという概念から外れた行為。
自分の中の若い部分と葛藤(かっとう)し、じたばたする。
大人の恋愛というのは格好いいものではなくて、みっともないくらいのものなのかも知れません」

私生活では3児の母。
「子育てはとても楽しい」と相好を崩す反面、出産後はいつも、あまり長くは休まずに復帰してきた。

「仕事がしたかったんでしょうね。
便宜上『仕事』と言ってますけど、私にとってお芝居は、自分が自分でいられるために必要な場所。
普段は存在が希薄な人間なので、役を演じることで、ちょうどいい濃さになる。
両生類的なんです」

制作発表では、「私は学校が楽しくなかったので『同窓会恋愛』って、ちょっと謎です」
と話して周囲の苦笑を誘った。
率直で、豊かな言葉を紡ぐ人である。
(片山一弘)

(2010年5月10日 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tnews/20100510-OYT8T00643.htm?from=yolsp
☆【YOMIURI ONLINE】
【テレビ朝日系「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」】に出演されている斉藤由貴さん インタビュー記事☆


私は斉藤由貴さんに関しては、映画に出演されている作品は観賞した記憶もなく、
テレビ・ドラマも視聴したこともなく、
ラジオからこのお方の唄われた音楽を聴いた程度である。

しかし、何かの雑誌でこのお方を見たり、読んだりしているので、
何かしら私にとっては、遠い親戚の娘さんのような存在である、と身勝手に思っている・・。

偶然に今回のインタビュー記事を読んで、感心させられたのは、
《・・
「恋愛というのは、自分の社会的立場や、この年齢ならこうあるべきという概念から外れた行為。
自分の中の若い部分と葛藤(かっとう)し、じたばたする。
大人の恋愛というのは格好いいものではなくて、みっともないくらいのものなのかも知れません」
・・》
このお方なりに人生体験をされて、発露された言葉・・
まぎれなく正鵠な言葉を表現された、と感心させられ、真の大人の女性・・
と思いながら、
斉藤由貴さんは素敵な女性、と私は微笑んだりしたのである。




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