夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『サラリーマン川柳』、我が人生の友のひとり・・。

2010-05-20 21:00:15 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
たまたま先程、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていて、
微苦笑させられた・・。


《 1位は「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」 》

という見出しであり、
この詳細記事に関しては、無断ながら転載させて頂く。

《・・
第一生命保険は20日、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10作品を発表した。

1位は、歳出削減を狙って政府が導入した事業仕分けをテーマにした
「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」
だった。

今回は「ただいまは 犬に言うなよ オレに言え」(3位)、
「こどもでも 店長なのにと 妻なげく」(7位)など、
6作品が夫婦関係や家庭内の話題を皮肉ったものだった。

そのほか、日本経済の先行きに対する不安感からか、
「『先を読め!』 言った先輩 リストラに」(2位)、
「先を読め 読めるわけない 先がない」(6位)なども上位に入った。

今年2月に選ばれた入選100作品に対する人気投票に、約10万票が寄せられた。

(2010年5月20日18時53分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文に、あえて改行などを多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100520-OYT1T00903.htm?from=top
☆【YOMIURI ONLINE】 《 1位は「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」 》☆


私は苦笑しながら、やはりねぇ、と笑い出したのである・・。
今回の『第23回 サラリーマン川柳』に伴う入選100作品が公表された時、
私はこのサイトに、今年の2010年2月11日、
【私が微苦笑させられた『第23回 サラリーマン川柳』の入選作品は・・。】
と題して、私なりの思いを投稿している。

【・・
(略)
いつものように読売新聞の朝刊を読んで、何よりも興味を持ち熱心に読んだのは、
第31面に掲載されている第一生命の恒例となった『サラリーマン川柳』であった。

今回は『第23回 サラリーマン川柳』の入選作100作品のニュースで、

《 仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い 》

《 二人の子 婚活、就活 親カツカツ 》

と見出しされた句が掲載されて、私は微苦笑させられたのである。


この記事に関しては、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】に於いても、
ほぼ同一の記事が掲載されていたので、無断であるが転載させて頂く。

《・・
第一生命保険は10日、恒例のサラリーマン川柳の入選作100作品を発表した。
家族をテーマに、政治や経済を交えて世相を反映した秀作が多くそろった。

歳出削減で鳩山新政権が取り入れた事業仕分けは、家庭内でも浸透。
「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」
「逆らえず ウチのこづかい 仕分け人」
「仕分け人 口調が妻と そっくりだ!」
などの嘆きの句が多く寄せられた。

不況は就職戦線などにも影響し、
「二人の子 婚活、就活 親カツカツ」
と憂うものもあった。

婚活ブームを題材にした作品も多く、
「コンカツは ロースか?フィレ?かと 父は聞き」
と親の戸惑いを描いた句のほか、
「婚活で 肉食女 草原へ」
など女性の力強さを表現した作品も多かった。

応募総数は2万9215句。
100作品は3月12日までホームページなどで公表、投票を募り、5月中旬にベスト10を決める。

(2010年2月10日23時17分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文より、あえて改行を多くした。


この後、私は『第23回 サラリーマン川柳』の入選100作品を知りたくて、
第一生命保険のホームページを検索して、この入選100作品を読んだのである・・。


そして私は、この入選100作品をA4の紙に4枚ばかり印刷して、
主庭のテラスに下り立ち、煙草を喫ったりしながら、一時間ぐらい精読したのである。

苦笑させられたり、ある時は微笑んだりしたのであるが、
私は思わず、降参します、と詠まれた方の才気を感じた句を掲載する。

《・・

☆ 仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い   
                      詠み人・北の揺人


☆ 定年後 肩書き外れ 人離れ  
                   詠み人・天童ラフランス


☆ 70歳 オラの村では 青年部  
                    詠み人・長老A


☆ ママドラマ パパ現実に 泪ぐむ
                     詠み人・蚊注射


☆ 老夫婦 会話はずむが… かみ合わず
                       詠み人・読み人知らず


☆ ほめ上手 君なら他社で がんばれる
                        詠み人・紙風船


☆ 妙案は 会議室より 喫煙所  
                    詠み人・読み人知らず


☆ 不景気で 就活あきらめ 婚活へ  
                     詠み人・新卒女性


☆ 母の耳 内容次第で 遠くなり   
                     詠み人・介護予備軍


☆ おかえりと 笑顔で言われ 身構える
                      詠み人・窮鼠

・・》


私は民間の中小業のサラリーマンを35年ばかり勤め、
結婚生活も34年が過ぎ、つたないなりに人生の大波小波を体験し、
人生の哀歓も少しは知っているので、こよなく『サラリーマン川柳』に心を寄せることがある。

私は無念ながら川柳を詠む素養はないが、詠まれた方の句を拝読するのが好きで、
特に上記の句には、底知れる人生のひとこまを詠む文才のある方たちであり、
齢ばかり重ねた私は、降参します、と絶賛を深めたりしている。
・・】

このように投稿したりし、やはり私にとっては、
『サラリーマン川柳』は、まぎれなく我が人生の友のひとり、と確信している。



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『走り梅雨(はしりづゆ)』、私は思わず『城が島の雨』の歌を心の中で唄い・・。

2010-05-20 08:08:41 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが.
早朝、玄関庭の軒下で、ぼんやりと雨が降る情景を眺めたりしていた。

昨日はどんよりとした曇り空の中、散髪屋(理容店)に行った後、
スーパーで買物を済ませて帰宅すると、まもなく小雨が降りだした・・。
私はこれから別のスーパーで、
重量感のある米5キロ、ビールなどを買い求めに行く予定だったのであるが、
やむえず順延とした。

『昨日までは初夏のような暑さだったのに・・』
と私は家内に云ったりしていた。

この後、私は読書をして、小雨降りしきる午後を過ごしたりした。


今朝の7時過ぎに、ふたたび玄関庭の軒下に行き、
樹木の枝葉が雨で重そうになっているのを眺めたり、
空を眺めて、少しため息をしたりしている。

こうした情景を眺めていると、心の中で思わずひとつの歌を口ずさんでいる。


♪雨はふるふる
 城が島の磯(いそ)に
 利休鼠(りきゅうねずみ)の
 雨がふる

【『城が島の雨』 作詞・北原白秋、作曲・梁田貞 】


私は昼に歯科医院で歯の治療を受けるために、
駅前まで川沿いの遊歩道を歩いて、往復するのであるが、
過日の11日も確か雨の降る日だった、と思い馳せると、
昨今の私は行いが悪かったのかなぁ、と苦笑したりした。

そして、古人たちは、本格的な梅雨の前の一時時期、
小雨が降ったり止(や)んだり状況を『走り梅雨(はしりづゆ)』と称してきたので、
東京郊外もこの時節になったかしら、と私は思い返したりした。


♪雨は真珠か
 夜明けの霧か
 それともわたしの
 忍び泣き

【『城が島の雨』 作詞・北原白秋、作曲・梁田貞 】


このように心の中で唄ったりしているが、
私は外出の時の衣服、何を着て行こうかなぁ、と思ったりしている。


http://www.youtube.com/watch?v=K7uGnSNXXYw
☆【『城が島の雨』 作詞・北原白秋、作曲・梁田貞、唄・藤山一郎】☆



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