夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

庭の手入れ、初秋の情景にふさわしいように、私は汗まみれ泥まみれで孤軍奮闘しても・・。

2011-09-08 16:33:43 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
朝の7時半過ぎに、ぼんやりと玄関の軒下に下り立つと、
雲ひとつない青空を眺めたりし、ときおり微風を受けると秋めいた風の匂いに微笑んだりした。

朝方、天気情報は朝の6時は20度、昼下がりは29度前後、そして夕暮れの6時は26度前後で、
さわやかな快晴の日中を迎えます、と報じていたので、
B型のお調子者の私は、庭の樹木の枝葉も伸び、草も生い茂ってきているので、
初秋の情景にふさわしいように、庭の手入れをしょう、と思い立った。

玄関庭は、夏に愛惜を告げるように紫紅色の花の高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)が20数輪に咲き、
塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花がひっそりと咲いている。

この時節の玄関庭は、平年と同様に、群生させた可憐なピンク色した花が咲く秋海棠〈シュウカイドウ〉、
純白色の玉すだれ〈タマスダレ〉が咲いて、晩夏から初秋の時節を彩〈いろど〉ってくれる。

そして紫式部〈ムラサキシキブ〉は、それぞれの枝に薄紫色に色合いを染め数多く付け、
花梨〈カリン〉の実はたわわに成っているが、色合いは黄緑色で、
数週間過ぎれば淡い黄色に染められるのが、平年の習〈なら〉わしとなる。
あとは雑木の樹木となっている。


9時半過ぎより、樹木の剪定を早々と済ませて、難問の草むしりをしたのであるが、
ドクダミの草が地面にへばりつくように繁っているので、労苦を要する。
或いは樹木のある地面も草が生えているので、
樹の下にもぐるように、はいつくばって草を取ったりすると、泥だらけになる。

陽射しの29度前後の中、孤軍奮闘していると、
やはり夏の名残りの暑さで汗まみれとなり、一時間ぐらい過ぎると、
玄関の軒下に簡易椅子を置いてに腰かけ、10分ばかり休憩する。

ときおり微風が吹き、身をゆだねると、秋めいた風は心地よく、微笑んだりした。
そして、冷茶を飲み、煙草を喫ったりし、
庭の草むしりの終えた場所を見つめたりし、残りはまだまだあり、
と実感させられながら、昼食抜きで奮戦した。


結果としては、2時過ぎに玄関庭は終了したが、
主庭の手入れを始めてまもなくして、体力の余力はなく、私は断念した。

若き40代のサラリーマン時代は、休日の時に炎天下の中でも、
7時間ぐらいは気力で、体力にまかせて庭の手入れをしたりしたが、
あの頃の自分の若さには適〈かな〉わない、と高齢者2年生の私は苦笑したりした。

そして、お風呂に入った後、3時半過ぎに、家内と共に玄関の軒下に下り立ち、
小綺麗になったわねぇ、と家内から私は云われが、
『手抜きで、簡略よ・・』
と苦笑し私は応〈こた〉えたが、体力を衰えを実感したりした。


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