夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

吾妻高原の高湯温泉、初冬の秀麗のうつろう情景は・・。《下》【2012.12.16.~12.19.】

2012-12-20 13:14:18 | 
           最終章

私は滞在している中で、大浴場、露天風呂に定期便のように通ったりしたが、
部屋の中で、本を読んだり、或いは配布された新聞で、衆院選の結果状況のニュースを読んだりした。
もとより今回の衆院選は16日に投票日と公示され、
私は期日前に投票してきたので、結果には苦笑したりし、この思いは後日記載する。

こうした中で、私たち夫婦の指定された部屋は和室の10畳、
窓辺の近くの5畳ぐらいのスペースに椅子とテーブルが置かれている3点セットから、
そしてベランダに下り立ったりして、前方に広がる情景を朝、昼、夕に眺めたりしていた。

里山の樹林越しに、遠方の下方には福島市の大きな街並みが観え、遥か彼方には山なみが観え、
夕暮れ時から、福島市の大きな街並みの灯りが視(みえ)たりした。
             
そして私は早朝の朝焼けの移ろう光景に、圧倒的に魅せられた。
             
             
そして陽が出始め、快晴ではなかったが、天上の神々の姿が視えたと錯覚した程、見惚(みと)れた・・。
             
             

その後、昼下がりの曇り空の中で、たおやかな福島市の大きな街並みが視(みえ)たりした。
             

私はこの光景を見惚れた後、至福の時を過ごせた、と家内に言ったりした。
『今回の旅は、珍しく外出もせず館内で過ごしたりしてきましたが、
貴方が魅了された情景にめぐり逢えて良かったですねぇ』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

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吾妻高原の高湯温泉、初冬の秀麗のうつろう情景は・・。《上》【2012.12.16.~12.19.】

2012-12-20 10:18:23 | 
           序 章

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳となった身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして定年退職した2004〈平成16〉年の秋以降、年金生活をしてきた私たち夫婦は、
毎年11月初旬になると、12月の初冬の旅行はどうしょうかしら、と話し合ったりしてきた。

私たちは夫婦の共通趣味のひとつは国内旅行であるが、
特に12月はクリスマスに関しては、もとより孫もいないので、自宅で装飾しても張り合いがなく、
たまたま家内の誕生日が12月下旬となり、できれば観光ホテルで温泉に入り、ゆっくりとしたいわ、
と家内の要望もあり、殆ど毎年のこの12月に旅行をしてきた。

今年の12月も舞い降る雪の情景を観たい、そして温泉にゆったりと浸(つか)りたい、
と検討した結果、ある旅行会社が企画された団体温泉滞在型、
《~奥州三高湯の秘湯 良質な乳白色の硫黄泉 湯三昧「高湯温泉」・・》
このように明記された3泊4日の観光ホテル滞在に私たちは魅了され、
過ぎし12月16日から吾妻連峰の片隅みの高原地帯にある『高湯温泉』に初めて訪れた。


           第一章

今回の団体温泉滞在型に参加した私たち一行は総勢28名で、
東北新幹線の『福島』駅に下車したのは16日の午後2時40分過ぎであった。

そして観光ホテルのご厚意のマイクロバスの送迎車に乗車し、
殆ど吾妻連峰の山なみに一直線に向かう国道を走り、連峰の最初の山の中腹に高湯温泉の幾つかの観光ホテルが観え、
やがて登りきった山頂を切り拓いた標高800メートルの所に、宿泊する『花月ハイランドホテル』に着いた。
          

まもなくして私たち夫婦の指定された部屋に入室し、
ベランダからは里山の樹林越しに、遠方の下方には福島市の大きな街並みが観え、遥か彼方には山なみが観え、
『東京駅がたった2時間ばかりで、このような景観が望めるなんて・・』、
と私は家内に言ったりした。

周辺は4日前に雪が30センチぐらい降った、と送迎車のドライバーさんから教示されていたので、
雪が見られ、道路は除雪されていたが、道路のはずれは残り雪とアイスバーンで散策するには滑り易い状況であった。
          
               花月ハイランドホテルの駐車場

私たちは旅立つ前に積雪20センチぐらいの中、
中腹にある高湯温泉の幾つかの観光ホテルのはずれある共同浴場の『あったか湯』など立ち寄ったりすることを
想定していたが、余りにも少ない雪とアイスバーンの道路のはずれを歩くのは危険だなぁ、
と話し合い、館内滞在とした。
http://www.kagetsu.net/
☆ 『花月ハイランドホテル』公式ホームページ ☆    

          第二章

この後は私は、お風呂に行ってくる、と家内に言った後、長い廊下を歩いた・・。
               

私たち夫婦は、ここ数年『源泉かけ流し』の温泉地に注視して、旅を重ねることが多く、
今回の旅も、《平成22年6月1日  東北初!! 高湯温泉「源泉かけ流し宣言」》に魅了され、
旅行の予約をした。

もとより『源泉かけ流し』の温泉は、
《 温泉の浴槽への給湯・排水方法のひとつで、源泉から自然に湧出または機械的に汲み上げた温泉を
浴槽に加水・加温せずに供給し、浴槽から溢れ出た湯を循環させず排水すること》
このように、この世で贅沢極まりない温泉である、と無力な私でも確信している。
家内は日頃から、何かのプレゼントの品物よりも『源泉かけ流し』のある小旅行の方が遥かに嬉しいわ、
と私に言ったりしている。

当館の大浴場は乳白色の硫黄成分があり、入浴後は湯ざめなく心身心地よく、
特に露天風呂は大浴場より少し高めの42度ぐらいで、入浴後の30分過ぎた頃から何かしら汗ばむ程、
快感を増す不思議な湯質である。

大浴場、露天風呂を写真で絶賛したいところであるが、無念ながら紳士淑女のエチケットとして紹介できなく、
当館の公式ホームページを参考し、諸兄諸姉の感性ゆたかな想像力にゆだねる。
http://www.kagetsu.net/onsen.stm
☆ 『花月ハイランドホテル』公式ホームページ  温泉☆

私は滞在中、朝食前に大浴場で髪の毛、身体を洗い清め、身体を温めた後、
日中は幾たびか露天風呂に入ったりした。
                           《つづく》

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