夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

精神科医・和田秀樹さんが本当に実践する13の健康法、78歳の私は学び、微苦笑して・。

2022-09-28 16:55:29 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『 精神科医・和田秀樹さんが本当に実践する13の健康法

             「肉食、ワイン、若い世代と交流」 』、  
                 と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

しかしながら、私は体力の衰えを75歳の頃から実感させられたり、
物忘れも多くなり、やはり老化が増したのかしら、
と微苦笑したりしてきた・・。








このような心情を深めている私は、
今回の《・・和田秀樹さんが本当に実践する13の健康法・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン』の2022年9月22日号に掲載された記事で、
関連の【 介護ポストセブン 】に於いて、9月24日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 著書『80歳の壁』シリーズで高齢者の道筋を照らした
精神科医で老年医学の専門家の和田秀樹さん(62歳)。

執筆依頼が絶えず、目が回るような忙しさの中、
還暦を過ぎてなお第一線で活躍し続ける”異端の医師”が実践している健康法とは?

「80歳の壁を越える方法は、嫌なことをがまんせず、
好きなことをすること」

平均寿命が大きく延びた現代を楽しく元気に、
サバイブするための術を伝授する異色の医師は、そう語る。

ストレスをためずに、好き勝手に生きる──
確かに魅力的な人生であることは間違いない。

しかし、多くの人は仕事や家庭、固定観念に縛られ、
そう簡単には実践できないのが現実だ。



だが、和田さんは、いまや年を重ねるほどに、自由になれる時代だ、と指摘する。

「仕事や子育てなど、若いうちは、
多かれ少なかれ人生に対して“受け身”にならざるを得ない。

しかし、ずっと“子供が主役”と家庭のために生きてきた女性でも、
単身赴任で会社が決めた場所に住まなければならなかった男性でも、
 子供が巣立って定年を迎えたら、
その先の人生を自分の意思で決めるチャンスが増えます。

ぼく自身、子供2人が結婚してから、
夫婦がそれぞれ自立した生活を送るようになりました。

年齢を重ねるほど、それまで受け身だった人生を、
能動的に変えられます。



高齢の患者さんの中には
『年をとってしまったら、新しいことはできなくなる』
と思い込んでいる人も多いですが、むしろその逆です」

しかも、いまのシニア層は、昔と比較して圧倒的に若く、元気だ
と和田さんは続ける。

「たとえば現在の70代は、
戦後、日本人の栄養状態が改善された頃に生まれており、
それ以前の世代に比べて寿命が長く、体格もいい。

ぼくは、高齢者を長年診ていますが、
30年前の70代が背中が曲がり、よぼよぼしていたのに比べて、
いまの人たちは、背筋がシャンとして、10歳ほど若返った印象です。

教育水準も高く、知的でおしゃれやぜいたくも経験してきた世代でもある。
だからこれから先の人生についても、自分の頭を使って、
賢く選択できるはずです」

・・(略)・・



☆実際に和田秀樹さんが実践する健康法の一覧
行動|理由

◎スパイスヨーグルト
   スパイスの力で血管を拡張して心肥大を防ぐ。

◎卵
   卵が含有しているたんぱく質やコレステロールは、
   重要なエネルギー源。

◎ワイン
   ワインをよく飲むフランスやポルトガル、スペインは、
   健康寿命が長いという調査が。

◎肉食
   健康で長生きする人の共通点は「肉好き」。
   免疫機能を高め、意欲や筋力のもとになる男性ホルモンを
   増やす作用がある。

☆節制しすぎない
   栄養が余ることで生じる害よりも、
   足りないことで起きる害の方が、はるかに大きい。
   エネルギーが足りなければ、元気が出ないのは動物として
   当然のこと。

☆朝の運動習慣 
   「シックスパッド」、「振動マシン」、「スクワット」の3つ    を習慣づけている。

☆30分ウオーキング
   1日のうち、何度かに分散して30分歩くことで、
   下肢の筋肉を鍛える。

   目的を作るため、あえて食料の「買いだめ」をしないのもポイント。


☆降圧剤
   薬は極力避けているが、血圧は別。
   200mmHgあった血圧を、
   降圧剤によって和田さんにとっては"適正"の170まで下げた。


☆ストレスをためない
   ストレスやがまんは、免疫力を低下させて、
   がんリスクを上げる原因に。

☆アンチエイジング
   いまのシニア世代は、圧倒的に若い。
   それを保ち、さらにブラッシュアップするためには、
   サプリメントや前頭葉を鍛えること。

   心身ともにアンチエイジングを心がけている。


☆若い世代との交流
   意識して若い世代とつきあうことで、脳が刺激される。
   和田さんも一回り以上下の若手と積極的に交流を持っている。

☆バラエティー 豊かな仕事
   ルーティンワークや毎日決まった行動は、
   脳を衰えさせる"感情の劣化"につながる。

   和田さんは、医療から映画監督までさまざまな分野の仕事を
   並行して行ってきた。



☆肩書より名前
   どんなにいい肩書を持っていても、それは一過性のもの。
   偉くなるよりも、自分の名前で生きて周囲に受け入れられる方が
   幸せで健康な老後を過ごすことができる。

☆脳を若々しく保つこと
   アンチエイジングが必要なのは、外見だけではない。
   和田さんは、脳を若々しく保つことはさらに大事だと指摘する。
   「人間の脳は、年齢を重ねると前頭葉が萎縮し、
   意欲や好奇心が低下します。

   そうした“感情の劣化”が起きると、
   新規の発想や創造ができなくなり、
   新しい物事に取り組むことが苦手になります。

   すると体を動かさなくなったり、頭を働かせなくなったりして、
   見た目も中身もすべて衰えてしまいます」

   行きつけの店にしか行かなくなったり、
   似たような著者の本ばかり読むようになったら危険のサインだという。

   「感情の劣化を避けるには、前頭葉を使うことが大切です。
   何でもいいから自分のやりたいことを見つけて、
   なるべく普段とは違う体験をすることがおすすめ。

   ぼく自身、医師としての仕事に加え、
   執筆や映画監督、中学受験の指導など、
   日々まったく異なった仕事をこなしてきました。

   これは、子供の頃から注意欠陥多動性障害(ADHD)の傾向があって、
   じっと座って同じことをし続けるのが大の苦手だから仕方ない、
   という面もあるのですが、年を重ねてからは
   こうした仕事の仕方の方が、脳の活性化にいい。

   女性なら髪形や服装を変えて、
   おしゃれに気を配ることも脳を活性化します。

   コロナの制約はありますが、
   いろいろな人と会って話をすることも効果的です。
   特に自分より若い世代とつきあうと、
   脳への刺激が大きくなります」・・(略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、敬愛している精神科医・和田秀樹さんより、
《・・ 本当に実践する13の健康法・・》、
78歳の私は、遅ればせながら学び、多々教示されたりし、
やがて微苦笑してしまった。

食事に関して、スパイスヨーグルト、卵、ワインは月に一回程度であり、
牛肉、豚肉、鶏肉は大好きな私は、その日に応じて愛食している。

朝の運動習慣に関しては、「シックスパッド」、「振動マシン」、「スクワット」などは、未知の世界で、
日中は殆ど毎日のように、自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、
住宅街を歩いたりしている。



こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
コメント (2)
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