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消費税増税はなぜ問題なのか?(第4回)

2016年08月05日 | 政治・経済
日本人には、長年にわたって、「貯蓄は美徳である」という考え方が形成されていて、「消費は、浪費・散財につながり、破滅へと至る」という気持ちが残っているのです。これは、貧しかった時代の名残であり、江戸時代以前のものの考え方です。  そのように、日本人の底流には、「勤倹・貯蓄・労働」型の思想が流れていて、「一生懸命に働いてお金を貯めるのはよいことだが、お金を使うことは一家を潰す元である」という考え方があるわけです。 欧米型の社会は、かなり消費型経済であり、消費によって景気がよくなることを知っているのですが、日本人はまだ消費を恐れています。 . . . 本文を読む
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