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相続税が高いと、子供が親の面倒を見なくなる

2016年10月31日 | 政治・経済
相続税が高いために、結局、子供が親の面倒を見なくなっている面があると思うのです。  昔の長子相続制ではありませんが、子供の一人が、土地や建物などの財産を、そのまま相続できるのであれば、「親を引き取り、その面倒を見る」ということは、あってもおかしくないことです。  ところが、「家がなくなるのであれば、親の面倒を見るに値しない」と考える人が出てくるわけです。家を売り払って税金を納め、残りの額を現金で得て、その一部を親が老人ホームに行く資金にします。「資金を出すので、黙って老人ホームに行きなさい。残りは、自分たちが家を建てたりする資金にする」と考えるようなことになるのです。  実は、日本人があまり親孝行をしなくなった理由として、この相続税の部分がかなり大きいと思います。 . . . 本文を読む
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