このゆびと~まれ!

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乱世の統率力、民を大事にした信長

2017年12月25日 | 歴史
信長が、岐阜城を出て、京都に向かったことがあった。岐阜と近江(滋賀県)との境にある山中というところを通過した時、一人の物乞いがいた。まるでサルのような姿になって、信長に手を差し出し、何かくれといった。   信長はその男にきいた。 「なぜ、こんな山の中でおまえは物乞いなどしているのだ?」   男は応えた。 「昔、この山中を通る落人の女性の着物を剥ぎ、持っていた金品を全部奪ったことがありま . . . 本文を読む
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